村上が作ったコント&解説 ～その4～

この記事はYouTubeのしずる公式チャンネルに上がっている村上作のコントを、最後に解説を添えて置いてくものです。

今回紹介するのは『遭難』というコント。

それでは、ご覧ください。(定点カメラで見辛い部分がありますが、ご容赦ください)

【解説】

これ、ずっとやってみたかった設定でした。コントの中の人間が自分がいる世界を疑うというもの。こういうメタというか、こんがらがったネタをやる際、ネタばらしのタイミングでお客さんが何が起きたかのか一瞬考える「これは？」という間があって「そういうことか」とザワザワと気付いていく反応がとても気持ちがいいんです。この時もそれをライブでビンビンに感じて舞台上で堪らなく思っていました。このライブを見に来ていたうちの母親には後日「あれはどういうこと？お母さんよくわかんなかったんだけど？」と言われましたが(笑)。そんな変なこのコントを何故14分に広げられたのか、メタでありながらどういうルールを設けたかなどは別のマガジン『コント台本&解説』で後日詳しく語りたいと思います。こんなドリフと対極にあるようなネタでコントの王様、志村けんさんのくだりができたのも何だか今になっては何だか感慨深いです。ちなみに、このコントを単独ライブでやる前、後輩のやさしいズのタイに「オープニングV明けにこれやろうと思ってんだよね」と言ったら「いかちぃーっすね」と言われました。何故いかちくしたか、そこら辺もまた『コント台本&解説』で書きますね。