見出し画像

020.本100冊と、絵100枚についての一考察。

ちょーひさびさにノート更新。

というのも、ふと疑問に思ったことがあったから。

ある人たちが「一年百冊読書するぞ宣言!」をしていた。それをノートでコンテンツ化するというのだから。なんとも商魂逞しいというか、なんというか笑。

それを見て私が思ったことは、「そんな宣言でもしないと、みんな本って100冊読まないの?」ってこと。


100冊って1ヶ月換算するとたったの8冊。週に2冊。


…めっちゃ少なくない?


一日で2冊くらい読むことあるよね?
週末(土日)なら5冊くらい読んじゃうこともあるよね?

細かく管理するのが得意じゃないから数えたことあんましないけど、私的には年間100冊の読書量って、かなり少ない年だと思う。(しかもKindleプライムで読んだ本は途中で消しちゃうから正確な数字がカウントできない。それともAmazonに履歴が残ってるんかな?)

あ、そっか。
「すげー難しい学術書的なやつを100冊読む」というイメージなのかも。
Kindle換算でいうと5000ページ越えの本ね。たしかにああいう本だと読了に1週間くらいかかることもある。(「サピエンス全史」はともかく、「シンニホン」は、つらかった。。笑)


あるいはあれか。
件の宣言した人々は、みんな売れっ子の人たちだから「異常に忙しくて」本を読む暇がないってことか。ゆえに年間100冊でさえ宣言しないと読めないのか。
なるほど。


とはいえ、私も去年の読書はわりと少なかった方だと思う。アメリカ大統領戦を追いかけるのが面白すぎてもっぱらYouTubeで情報収集してたのと(プライム会員になっちゃった)、ひたすら絵を描いてたから。3月から描き始めてまだ1年経ってないけど、100枚以上は描いたなーと。で、ちゃんと数えてみたらビックリした。209枚だった笑。

まだ描き始めて一年たってないわけだから、ほぼ2日に1枚以上のスピードで描きあげてることになる。描くときは同時に数枚仕上げるスタイルだけど、一つの絵は一日で仕上がるわけでもないし、乾かして数回手を加えるから、数日はかかる。描き過ぎて仕舞うところなくなって、最近描く枚数をガマンしてるくらいで笑。それにしても早すぎ笑。

これでももちろん仕事はしてるよ笑。今年度はすでにコンペ5件もやった。てか、コンペばっかりだけど。。

そう考えると、絵を描くスピードと本を読むスピードは変わらない気がする。

私の場合、何でそんなに本を読むの早いかというと、早く読まないと内容を忘れちゃうからなんだよね。だから大抵、一気に読む。だいたい一日、遅くても2日。数日、ましてや数週間もあけると前の内容を忘れちゃうから。

あれ。てことは、せっかく読んだ本の内容も忘れてるってことか。まずい笑。
最近時々Kindleに言われる。「あなたこの本を●年●月●日に買ってます」って。しかも最近はつまらない本は途中で読むのをさっさと辞めちゃう。「通読する価値観」というのはとうの昔に捨てた。


それにしても、みんな一体全体、なにがそんなに忙しいのかな?

私からすると、全てのプロジェクトは「初期段階のブレスト」にお金と時間を割いて、チームの暗黙知(=阿吽の呼吸)を高めれば、スムーズかつ完成度高くプロジェクトは遂行される。(なので、はじめて組む人とはどうしても時間がかかる。)
二回目以降はかなり早い。でもなかにははじめてでも最高のパフォーマンス発揮できることもある。それは大抵、初期の密度に拠る気がする。そして、ありがたいことに建築学科出身の人達というのは学生時代からの暗黙知が高いから、一年生でも相当、阿吽の呼吸が持てる。すごい世界だ、本当に。

もちろんこの商売(建築家)は、時には「むたくそ忙しい時期(ほぼ音信不通になる)」もある。

現場がはじまると定例会の拘束時間はハンパないこともある。その理由は、意思決定しないと現場止まるから、それだけ。現場がスムーズにいくように「マイルストン決めてそれまでに意思決定する」。それさえ守れば無駄な会議はことごとく回避できる(と、思ってる)。

だから「常態的に忙しいこと」なんてないと思ってる。

だいたいさ、みんな施主とか上司とかに「いい顔しすぎ」なのではないだろうか?ゆえに忙しいって可能性をちゃんと疑ってみた方がいいと思うんだよね。

こちとらホステスじゃないんだから、「年間いつでも相手して」欲しけりゃ、「もっと金だしなーっ」って話なの笑。

だから施主の「わがままな呼び出し」には、基本的に応じない。逆に「ここぞ」というときには、サプライズも兼ねて飛んいく。そういう演出というかメリハリをつければ、施主から文句を言われる事は基本的にない。というより、その信頼関係を初期段階で築ければ、大抵はうまくいく。逆に、気まぐれに呼び出したりする上司とか施主って、やっぱりどこか変なんだよね。だからまともに相手なんてしなくていいんだよ、ここだけの話。


本を百冊の話から相当脱線しちゃったけど。なにが言いたいかといえば、さいこうの仲間と仕事して、パフォーマンスあげれば、いくらでと自由な時間を手に入れられる人生が送れるってことです。

それもこれもAC(アフターコロナな世界、つまりコロナが出現してからの世界)以降の時代から実現できてることだよね。

大変な人もたくさんいるとは思うけれど、この時代を前向きに捉えて生きていきたいなと思っている次第。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?