見出し画像

リタイヤオヤジ 鉄道・バス・時々富士山・我が家の猫 撮影記

オーバー還暦の私は、退職してやっと自由な時間を得る事が出来ました。

そこで、趣味である鉄道、バスなどの撮影を心おきなくして、余生を楽しむ事にしましたが、収入が仕事現役時代から比べると当然、激減!

時間はあるが、お金がない学生生活に戻ったように感じです。

ないものねだりをしても仕方ありません。

という訳で、私の住んでいる静岡県、富士山の南麓か付近で撮影を楽しむ事にしました。

拙い文章、写真ではありますが、私の撮影を綴って見ました。

宜しければお読み頂き、楽しんで頂ければ幸いです。


2024初夏 貨物列車撮影  富士駅東側踏切 早朝


6月の夏至の頃、一年で一番日が長い時期、撮影したくなるのが深夜から早朝に走る貨物列車です。

30年ぐらい前でしたら、寝台夜行列車が撮影のターゲットとなったのでしょうが、私の住む富士山南麓で見られる夜行列車は、東京と四国の高松、山陰の出雲を結ぶサンライズだけになってしまい、寂しくなってしまいました。

そこで、撮影のターゲットにしたのが、貨物列車!

東海道本線では、深夜から早朝までの時間は、日本の物流の大幹線ですから貨物列車がひっきりなしに走ります。

長距離を走るか貨物列車には、今は無きブルートレインの名残を感じ、どこか郷愁を感じるものです。

中でもEF65と言う、その昔、ブルートレイン、寝台特急を牽引していた機関車が、2024年のダイヤ改正でも奇跡的に残り、富士山南麓でも走ります。
もしかしたら、今年が最後の夏になるかも知れません。

と言う訳で今年の初夏は、富士駅周辺で、富士駅周辺で撮影する事にしました。

貨物列車の時刻表

貨物列車の撮影するにあたって欲しい物の一つが貨物列車の時刻表です。

しかし、一般の書店に行っても、貨物列車の運行が表示されている時刻表は販売されていません。(特定の書店等で、JR貨物が発行する貨物列車時刻表は、販売されています)

そこで活用したいのがインターネットで貨物列車の時刻表が公開されているサイトです。

まず、有名なのが『貨物チャンネル』です。

https://kamo.apreed.com/



貨物チャンネルのPC版は、時刻表を見る事が出来ませんが、携帯電話版では、貨物列車が通る駅、すべての駅の貨物列車の時刻が公開されています。

但し、アクセスした時間から1時間前と、アクセスした時間の2時間後までの時刻が公開され、その列車がどんな機関車が牽引するかが表示され、列車を見た人が、機関車のナンバーも入れてくれている場合もあるので、非常に便利です。

もう一つ、東海道・山陽・九州に限りますが

東海道・山陽・鹿児島本線系統 貨物列車在線表示・駅別時刻表

貨物チャンネル同様の情報を得る事が出来ます。

貨物チャンネルと、大きく違う点は、24時間、時刻表が公開されているという事です。

これらのサイトを使い、自分の撮影したい列車、機関車を検索することが出来るのです。

本当に便利な世の中になったものです。

富士駅東側踏切

では、撮影ポイントですが、私は早朝の撮影は、富士駅の東側、東京寄の踏切で撮影しています。

ここで撮影する理由は

1  早朝から朝8時ぐらいまで、順光で撮影できる
2 富士駅は、貨物駅もあるため、駅構内が広く、架線柱が、この広い駅構内を跨いでいるため、架線柱を気にせず、またポイントが多い為、タイガーロープが無いため、足回りもスッキリ撮影出来る。

以上理由から、富士駅、東側の踏切で撮影しています。

しかし、この撮影ポイントの弱点もあります。

1 富士駅から遠い
 富士駅から約1km程離れているので、徒歩約20分ほどかかると言う事で   す。
 
富士駅北口、南口、どちらからも線路沿を歩けば到着出来ますが、暑い日中は、日陰になる南口から歩くのが良いかと思います。

北口から歩くと、貨物駅の横を歩くので、コンテナの積み下ろしや、コンテナをまじかで見られ、貨物ファンには、歩いていても楽しいですね。

また、途中、富士急静岡バスの駐車場があり、バスに興味のある方には、楽しいです。

南口から、撮影ポイントに向かう道は、本当に線路脇なので、留置されてる貨車、入れ替え作業をまじかで見られ楽しいです。

おまけに、天気がよければ富士山も見られ、富士山と貨物列車を絡めて撮影したくなります。

2  近くにコンビニなどが無い

この季節、熱中症対策で水分補給は重要ですが、この撮影ポイント近くには飲み物を購入出来るコンビニがありません。
撮影ポイントを北側に行くと徒歩10分ほどのところにコンビニはありますが、炎天下の中、コンビニに行くのはきついです。
多めの水分、長時間の撮影では、食料などを事前に購入しておくことをお勧めします。

3 駐車場がない

撮影ポイントの近くにはコインパーキングなど、駐車場がありません。
踏切が横切る通りは、車の通行が多く、路上駐車は絶対にしないで下さい。
早朝でも、パトカーの巡回を多く見ます。
駐車場は、富士駅周辺に24時間営業のコインパーキングがあります。
私が、ここで撮影する際は、夏至の頃は4:30頃日の出ですから、4時ぐらいにコインパーキングに車を停め、撮影ポイントに4:20ぐらいに到着出来るようにしています。

では、実際に撮影した列車をご案内しましょう。

4 沼津方面には、タイガーロープがある。


富士駅方面は、貨物駅があるためポイントも多いために、タイガーロープもなく足回りもスッキリと撮影が出来ますが、沼津方面はタイガーロープがありスッキリとした撮影が出来ません。
電車などは、後追い撮影で問題ないかと思いますが、貨物列車などは、機関車の撮影は厳しくなります。

それでは、私が撮影した列車の画像のいくつかをご覧ください。

4:28  2068レ EF66 100番台牽引


早朝撮影の1本目にやって来るのが2068レです。

夏至の頃は、日の出時刻頃にやって来る列車です。

この2068レは、今となってはEF65に次ぎ、車両数を減らした絶滅危惧種、EF66 100番台の機関車が牽引する列車です。

EF66 100 番台、ヘッドライトが丸い初期車両は、すでに引退し、富士山南麓でも、EF66 100番台は一日数本しか運用がありません。

このEF66 100番台の撮影をしたくて、私は、この撮影ポイントに 4:20には到着しています。

つい数年前には、富士駅構内で、入れ替え作業をする機関車も見られたのですが・・・!

東海道本線の貨物機、EF210も、やがてこのような状況になりますから「またEF210か!」などと言わず、現役最盛期にしっかり撮影しておきたいものです。

2068レは、大阪ターミナル発東京ターミナル行の貨物列車

昔の急行銀河のような貨物列車ですね。

動画 【踏切音】注意


日の出前の撮影も、夜行列車の雰囲気があり、なかなか良いですよ!

動画踏切音注意


4:32 5091レ EF210


前記した通り、下り貨物列車の撮影は、沼津寄りにタイガーロープが張られているため、後追い撮影となります。


4:36 1055レ EF210


1055レは、色々なコンテナを搭載した、楽しい列車ですね。

動画踏切音注意


4:45  70レ EF210牽引


2024/6/6 に撮影した70レは、EF210のトップナンバーが来てくれました。

トップナンバーは、やっぱり撮影出来ると嬉しいですね。

動画踏切音注意


列車待ちの間にまるよマルヨ機関車の撮影


富士駅には1泊する機関車、いわゆるマルヨの機関車が1両います。

数年前までEF66の運用で、EF66 27もマルヨしていました。

今となっては懐かしい思い出で、現在はEF210の運用となっています。

こんなマルヨ機関車を手軽に撮影出来るのも、この撮影ポイントの魅力の一つですね。

三脚を使って、バルブ撮影したいところですが、朝は数分おきに貨物列車が通過しますので、私は手持ちで撮影しています。

今度、夜にバルブ撮影したいと思っています。



5:10  サンライズエクスプレス


今では、日本で唯一の定期寝台特急となったサンライズエクスプレス

撮影の後、通過する列車のシェードが上げられ、寝台でくつろぐ乗客を眺めるのも好きです。

動画踏切音注意


5:15 727M 313系編成2両+211系2両編成


727Mは、東海道本線の始発電車

という訳で、4両編成という短い編成。

その昔は、313系の2両編成、御殿場行という、多分、東海道本線で、最も短い編成の列車が、上り電車でありましたね。

211系も、もうすぐ引退。

この727Mも、いつまで211系が運用に就くか分かりません。

貨物列車も楽しいですが、211系もしっかり抑えておきたい夏ですね。


5:27  5086レ EF65牽引



朝の撮影のメインディッシュは、間違いなくEF65PF牽引の 5086レでしょう。

昔は、当たり前に見られたPFも、富士駅を通過する定期運用では朝の一往復のみ。

寂しくなったものです。

JR貨物色から国鉄色に戻り、往年のブルートレイン牽引機を撮影できるのも長くないでしょう。

この姿を見ると、後ろのコンテナ車をブルーの客車に、脳内変換してしまう私です。

動画踏切音注意


5:29 3071レ EF210


EF65PF牽引の5086レが通過した後、5:29 から5:43分までの間、立て続けに4本の下り貨物列車が通過します。

ここでは、下り貨物列車は画像のように後追いとなりますが、私は後追い撮影、結構好きです。

特に、機関車の後ろの車両にコンテナが載っていないと、機関車の顔も見れて・・・!

ちなみに、この3071レは、EF65PFが代走で牽引する事もあります。

この4本の貨物列車の最後の 5:43 5087レは、EF65PFの牽引です。

5087レは、富士駅を通過する火曜日の朝は、運休となります。

また、3071レがEF65PF牽引の場合、5087レの牽引がEF210の代走になったり、3071レ、5087レ、両方EF65PFの牽引になる場合もあります。

3071レ、5087レ、両方ともEF65PFの牽引でしたら、思わずガッツポーズですね。


5:36  720M   313系 3両編成


この720Mが、東海道本線、上り普通電車の始発となります。

ちょうど、1071レが 5:36 に通過しますので、うまく行けば、 画像のようにすれ違いが撮影出来たりします。

動画踏切音注意


6:06  5082レ EF210  



この5082レは通過した後、しばらく貨物列車はやって来ません。

しかし、気を抜いていると、遅れ運用の貨物列車がいきなりやって来たりしますから気が抜けません。

EF210 300番台の運用も増え、静岡でも当たり前に見る事が出来るようになりました。

5:59  1424M  211系 3+3 6両編成 熱海行


これからの時間、普通列車ばかりの単調な時間となってしまいますが、その中でも、注目すべき列車を紹介しましょう。

5:59発、熱海行 1424Mは、どんどん廃車が進む211系(6/25現在)で、しかも、211系が2編成連結されています。

しっかり撮影しておきたい列車ですね。

動画踏切音注意


6:18  421M   313系2両編成+315系4両編成


静岡地区に新たに導入された315系、その数をどんどん増やしていますね。

315系、単独運用は、導入時のお披露目運用でありましたが、現在は無いようです。

静岡寄りに313系2両編成、熱海寄りに315系4両編成で運用しています。

これが315系のスタンダード運用のようです。

315系単独運用、315系X2編成の8両編成

315系+211系なんて編成も見てみたいものです。

動画踏切音注意















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?