混雑時にレジをいくつかえるべきか、Chat GPTに聞いてみた
混雑時にレジに並ぶと、昼時間などの制約もあってあせります。このとき、店側はいくつレジをあけるべきなのでしょうか。Chat GPTに聞いていました。
いくつレジを開けるべきなのか。これを待ち行列理論といいます。すでに解決法が数学的にあきらかになっているのです。
■まずはモデル化が必要
意外に皆にしられていないのはAIの活用のポイント「モデル化」です。乱暴な言い方をすれば、モデル化、数式化できれば、AIが問題の解決法を示してくれます。
このような考え方をオペレーションズリサーチといいます。これはもともと、軍事戦略を数式化して相手に打ち勝つ方法を算出する手法です。
この考え方が欠落しているので、文書を書いてキャッチコピーだとか、美人の絵を描くだのが横行してAIの応用的発展を妨げています。
■待ち行列理論の応用範囲
待ち行列理論は、混雑時のレジ数、だけではなく、渋滞の解消、サーバの負荷解消などにも役立っているのです。
■コンビニのレジを想定してプロンプトを与えてみました。
通常コンビニはレジが1つあけられています、このようなモデルをM/M/1モデルといいます。プロンプトを与えてみましょう。条件は以下の通りです。
このような条件下で以下のような結果になります
混雑していなければ、待ち時間は0.44分ということでストレスにならないし、ならんでからレジを抜けるまで1.1分です
しかし、お昼時などの混雑時ですと
待つ確率は133%、長蛇の列ができると予測します。
■混雑時に窓口を2つに
上記と同じ条件で窓口を2つにすると
長い列はできずに顧客は列に並んでから会計を終えるまで2分以内ですませることができるのです。
このようなことが事前に計算できていれば人員配分が計画的に行えます。
ディズニーなどが混雑時に入場制限を行う理由がここにあります。
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