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WEB広告の基本「プル型広告」「プッシュ型広告」

今回はWEB広告について、基本をおさらいするイメージで紹介します。

テーマは「プル型」「プッシュ型」の広告です。

「プル型の広告」「プッシュ型の広告」とは何か?!まずは言葉の意味から説明します。


プル型広告とは?

PULL=引く
つまりユーザーが自らの意思で探して、自分の元に引きつけた広告です。

例えば、弊社が扱う雑誌やフリーマガジンは、自ら購入・入手という行動を起こして伝わる広告のためPULL型広告の一種と言われます。

【プル型広告のメリット】
・見込みの高い人に絞って広告が打てる
・届ける人を絞るため、トータルコストが抑えられる
・宣伝色が少ない

【プル型広告のデメリット】
・興味のない人に届けることは難しい
・届ける人一人あたりにかけるコストは高くなる
・新規の顧客は獲得しにくい

プッシュ型広告とは?

Push=押す
つまりユーザーの意思とは関係なく、ユーザーに直接届ける広告です。TVCMやチラシ、野立て看板などはプッシュ型にあたります。

【プッシュ型広告のメリット】
・不特定多数の人に広告を打つことができる
・一人あたりの配信コストは安い
・情報を知らない人にも届くので新規顧客の獲得に強い

【プッシュ型広告のデメリット】
・無駄打ちも多く出る
・トータルコストとしては高くなりがち
・あまりに多く見ると不快に思われることも

WEB広告におけるプル型・プッシュ型広告

では、Web広告においてはいかがでしょうか?

【プル型】

・検索連動型広告(リスティング広告)
告知商品に関連したキーワードを検索した場合に表示させる広告
・リターゲティング広告
一度サイトに訪れた人にバナーを表示させる広告
・ポータルサイト
一つのジャンルの情報が集まったページ

【プッシュ型】

・ディスプレイ広告
新規・リピーターに限らず、より多くの人にバナーを表示させる広告(エリアや特性による絞りこみは可能)
・動画広告
→YouTubeやアプリなど、何かを活用する前に流れる動画広告が多い。TVCMに近い

大雑把な分類ですが、大体上記のようになります。

結局どちらが良い?

「こちらの方がいい!」や「これをやれば間違いない!」というものはありません。

まとめ

ユーザーの行動心理として「AISAS」という言葉がよく使われます。

  1. Attention(注意)

  2. Interest(関心)

  3. Search(検索)

  4. Action(行動)

  5. Share(情報共有)

この中で言うとプッシュ型広告は「注意」を引く広告です。
一方プル型は「関心」を引いたり「検索」の際に活用される広告です。

プル型の方がより「行動」に近く、成果が上げやすいので広告の量は多くなりがちです。しかし、まずは「注意」を引かないと「関心」「検索」までも行きません。

・自分たちの取り扱う商品はメジャーなものか、否か
・業界の中の立ち位置は?
・自分たちのHPは新規が多いか、リピーターが多いか
・顧客単価は?

など、様々な角度から自分たちの商品を見つめて、それぞれにあった広告を選択してください。WEB広告の良いところは、少額からも始められるところです。色々と試してみてください。