見出し画像

弊社オリジナル「防災マニュアル<ポケット版>」制作秘話

弊社では、オリジナル「防災マニュアル」のポケット版を制作しています。

元々グループウェア内には「防災マニュアル」があり、有事の際の行動が細かく公開されています。しかし、いざという時、とっさに社員の身の安全を守るためのツールが欲しい、いつでも手元にあり持ち歩ける方が良い、との意見が多数あり、ポケット版の制作を開始しました。
制作面で意識したことなどを紹介します。


BCP(事業継続計画)の策定は必要不可欠

BCPとは企業が自然災害等の不測の事態が発生しても、事業の継続・早期復旧ができるよう段取りを決めておくことを指します。

今回は、自然災害の中でも、「地震・水害等」のリスクを想定したものを選択しました。

コンテンツ:情報はシンプルに

「緊急時には何が知りたくなるだろう?」というところから、逆算してコンテンツを考えました。

自分の身の安全を守るためにまず取るべき行動は何か?
・風水害時の行動フロー
・災害時の行動フロー

初期行動の次は、避難すること
・災害時のチェックリスト
・各拠点で指定されている緊急避難場所
・各自治体・会社より公開されている災害時の情報収集サイトへのリンク
・社内の消火器・防災セットのありか
・パーソナルデータ

弊社で決まっているマニュアルにとどまらず、身の安全を守る事を想定した内容を考え盛り込んだことが、今回のポケットマニュアルの特徴です。

デザイン:緊急時にも見つけやすく

全社員が持ち歩いているカードホルダーの中に…
ちらり

コンテンツが決まればいよいよデザインです。
緊急時にすぐに全員が確認できるように、写真のようなカードホルダーにぴったりおさまる名刺サイズで制作しました。

小さくても読みやすいよう余白をとる、文字の大小、色等に配慮し、情報を端的に書くことを意識し、工夫を重ねたことが、このマニュアルの分かりやすさの理由です。

加えて特に特徴的だなと思ったのがその色。
当社のコーポレートカラーは青なので、様々な資料が青色な事が多いのですが今回は黄色。
注意喚起を想起する黄色で、目立つようにして緊急時にも見つけやすく、思い出しやすいようにと、思いを込めてこの色に決定したそう。

確かにカードホルダーの中に入れていてもすぐに目につきます。
緊急時に見るモノですが、少し和んで落ち着ける様にと添えられたイラストが、気持ちを落ち着かせてくれます

まとめ

弊社オリジナルで制作した防災マニュアルについてご紹介しました。

近年あらゆる自然災害が各地で発生し、いつどこで被災するか分かりません。社員の身の安全を守る備えのうちの1つとして、意識・活用していければと思います。

また、「防災マニュアル<ポケット版>」にご興味をお持ちいただけましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。