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レトルト食品で生き抜いた学生時代🍝


これ、ずっと下書きに入れていたけど、一年越しに書き納める事ができた。



最近高校時代の友人と会うようになって、よく思い出話で盛り上がる。自分が忘れていた出来事もあり、そんなこともあったなーと振り返ることが増えた。

高校、専門時代は朝起きることができなくていつも遅刻していたし、授業中も寝ていたし、ほぼ毎日バイトでくたくたになっていた。

中学3年の夏に父が亡くなってから、母が仕事に出てほぼ家にいなかったので、お弁当やご飯は自分で作ったり、バイト代で買って食べていた。
よく思い出すのはレトルト食品🍛🍝
それからバイト先の廃棄のおにぎり🍙
時々は一人暮らしの祖母のもとに食べに行っていた。
忙しくて家にいなかった母のご飯は、たまーに作る煮物くらいしか思い出せない。

今思うと栄養が足りてなかったんだと思う。
そして、冬でもしっかり湯船に浸かるということもなかった。
偏った栄養バランスと冷え。体にも心にも良くないことばかり。
あの時、自分自身を頑張れないダメなやつ、私は人より努力しないといけないと思っていた。
でも今思うと、あの状況では毎日生きるだけで精一杯だったんだろうな。


でも、あの頃の大人たちからは「頼って良いんだよ」なんて言われなかった。「もっと頑張りなさい」とばかり言われた。頑張ってるのに、辛いのに。
頑張らなければと思うほど、「辛い」なんて簡単に言えなかった。特に高校時代は。
「頼ってね」と言われても実際に頼るわけじゃ無いけど、そういう声をかけてもらうだけで救われることもある。
実際、今は色々な人に「周りをもっと頼りな」と言ってもらえて、すごくありがたい。

この辛さや悔しさは忘れたくない。
あの時の大人のようにならないために、忘れたくないと思う。


とりあえず、昔の自分よ本当にお疲れ様。


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