思い出
敢えて読まれなさそうなタイトルにして、衝動的に書きたいことを書いて後悔したい。
日曜日の昼下がり、起きてすぐに洗濯機を回した私は、ベランダから見える、自宅から徒歩2分のサイゼリヤの看板を目にとどめ、そこで食事をしようと決めた。
食事、だ。
しかしながらサイゼリヤのワインの飲みやすさは異常。私はワインは詳しくないし、どちらかというと苦手なのだが、とりあえず昼からアルコールを摂取することへの背徳感でデキャンタ500mlを頼んでしまった。
お酒自体は一人で飲もうが大勢で飲もうがおいしいものはおいしいし、体が温かくなって気分もいいのだが、私の場合は一人で飲むことのデメリットがある。
酔っていると悲しくて辛い思い出がよみがえってしまうのだ。
人間は「忘れる」という脳の機能によって、痛みなどの辛い記憶を忘れられるから、女性においては出産などかなりの痛みを伴うものに何度か臨めるのだという。
しかしながらなぜ、私の場合は酒をのんで楽しい気分になっているときに余計なことを思い出してしまうのか。
理由はわからないが、せっかくいい気分なのにこれは全くもってもったいないことだと思う。
おそらく、アルコールで脳みそをあほにしてぼーっとしていると、ぼーっとするということは生物的には危ないので(サバンナだったらしぬんじゃないかな)、脳みその記憶が急に「こんなことあったよね!!」と思い出させ、現実に引き戻す効果があるんじゃないかなと勝手に思っている。
迷惑な話だが、そうだと思うと納得せざるを得ない。佐田は自然に放たれたら動きが鈍すぎて途端にしんでしまうだろう。今住んでいる足立区ですら生命が危うい。
だけど、脳に問いたい。お前、もうちょっと思い出をチョイスするセンスがないのかと。
逆に辛くて動けなくなりますけれどもと、一度自分の記憶を思い出すときの選択について、大脳皮質らへんとカンファレンスを行いたい。
さて、うっかり気分が悪くなってしまう佐田の記憶とはどんなものがあるのだろうか?代表的なものを紹介しよう。
29年生きてきてさすがに恥部すぎるところがあるが、書き始めた以上、思い出すのが厳しい記憶を、コンテンツにしたい気持ちはある。しかし、無料でインターネットの海に投げ出すのは、さすがにドMか痴女すぎるのでちょっと値段をつけさせてもらう。
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①願書出すときに同級生に面と向かって容姿を非難されたこと
こちらはnoteにも以前書きました。すぐ読めます。
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