全ペア制覇達成(間近)「ミュージカル ガールフレンド」に通い続けた日々…パート2

【ネタバレ】【シアタークリエ】【配信も円盤もないって本気ですか】【BLじゃないよ純愛だよ】【浮気じゃないよ純愛だよ】
【個人の感想、ただの芝居おたくの戯言】 

正規ペア3組目のウィルが、凄すぎた「ピュアさ」

 井澤さんは、テニミュ→年末のるひま以来。こんな目を引く人だったっけか。上手前方通路、ウィルの立ち位置ド正面だから?いや、もうね、ただただウィルの解像度が高い。表情が、セリフが、すべて完全に作りこまれたもの。心から楽しんで、真正面に「ウィル」を咀嚼してぶつけてくる。芝居に対して真っ直ぐな、井澤巧麻って俳優。初見はホントずっと見てた。くるくる変わる表情も、魅力だなって。あんなに大きくてスタイル良くてイケメンなのに、ただただかわいいピュアな人。たまに情緒がおかしい。妄想?宇宙??マイク曰く「面白い」って言われるようなとこを、めちゃくちゃデフォルメしてくる、、、失笑がこぼれるシアタークリエの空気、忘れない笑
 …そんな彼に愛されるイケメンは木原マイク、、、納得でしかない。前半のマイクは、ただただ「未練」っていう哀愁を背負ってる。だれ?イケメンに哀愁混ぜたらキケンよ??・・・よくやった褒めてつかわす。彼のガールフレンドへの「思い」を歌うとこ、可哀そうになって、ウィルが急激に急速に、必然的に惹かれていくのがわかって、、、せつない。
好きな人が、好きな人のことで悩むのってさ、恋愛を加速させるスパイスじゃね?マジで助けてあげたい、笑わせてあげたい、一緒にいたい、、、あぁもうハマってる。気づいたら、、、っていう青春だな。胸が痛い。

 後半。マイクへの思いを吐露する井澤ウィル。間に気持ちがちゃんと見える。セリフがひとつひとつ「意味が伝わってくる」
すべての心情をちゃんと「こういう意味で言ってるよ」っていう、めちゃくちゃ丁寧な仕事をしてる。さすが今回の最年長。
例を出すと「(本当は言いたくない)○○(でも言わなくちゃ)○○(やっぱり嫌だ)○○(これは彼のために)○○」・・・ここだけ彼の一人芝居見てるみたいで、ホントに空気感が違うし目を離せなかった。ちな「○○」はすべて同じセリフなのよ、こわいよ。(最上級の誉め言葉)俳優ってより、エスパーかよって笑

 これが「3組、まったく違うペア。そして上演時間も異なる」という理由かな。同じシーンでも、数分単位で長さが違う。テンポも、間も、会話を中心に進んでいくミュージカルだから。その時の感情で、どんどん変化する。タイミングずれても、キャスト同士はもちろん、バンドの皆さんも合わせてくれる。毎回あたらしいのは、毎回ちゃんと目の前の相手に向かっていく、6人6様の「感情の吐露」が丁寧だから。

 はい、浮気じゃなくてシャッフル公演も全ペア観るしかない、という決断の理由。あぁ半月前のおまえへ。何が3回観れば満足っしょ?だよ。とんでもなかったよ、想像の斜め45度あたりからの衝撃。

 次から各ペアについて書こうかな。うん。そろそろ今日のマチネに行ってくるよ。最後のペアですわ。あぁ、、、終わってしまうのね、、、シャッフル最後、、、えぇーーー信じられん。終わる前からロス始まってるんだが。・・・そのくらい楽しいな、恋愛って楽しいな、演劇って、音楽って楽しいな。(遠い目・・・)

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