私がハングル検定を受ける理由【合格は目標じゃない】
6月に行われるハングル検定準2級を受けることにしたけど、私は決して合格は目指さないと決めた。なぜなら
試験に合格するための勉強はしたくないからだ。
試験に合格するために単語や文法を一生懸命覚えてしまうと、試験が終わった後に覚えたことを忘れてしまったり、実用出来なかったりする。
昔、留学カウンセラーをやっていたときにこんな人に多く出会った。
「TOEIC900点代なんですけど、英語は話せないんです…」
TOEICはちょっと試験自体が特殊っていうのもあるけど、このように「試験に受かるための」勉強をすると、試験で高得点は取れても実用出来なかったりする。
私はこのようになりたくないのだ。
だからハングル検定を受ける目的は、
自分の韓国語レベルを確認すること
語彙を増やすこと
この2つを目標にしようと思う。
ハン検準2級に出てくる単語や文法を覚えるのではなく、身につける。
ただ暗記するのではなく、しっかり身につけるための勉強をやっていこうと思う。
多分、準2級のテキストや過去問をくり返しやっていろいろ暗記すればきっと高得点は取れるのだと思う。でも私が韓国語を勉強している目的は、試験で高得点を取るためではなく、実用的な韓国語を身につけるためだ。
だからたとえハン検準2級に不合格だったとしても、勉強する過程で語彙が増えればそれでOKだし、試験勉強をすることで今の勉強法では学びきれない新しい、難解な韓国語を少しでも身につけられたらそれでいい。
目的と手段は間違えてはいけない。
自分がどうなりたいのかを常に意識しながら、ハン検に向けて新たに韓国語の勉強をやっていこうと思う。
「試験に合格しなきゃ!」って必死に勉強するのではなくて、「この過程こそが大事なんだ」ってことを忘れずに、これからも楽しんで韓国語の勉強をやっていきたい。
どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆