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何でも最初はしんどいものだ
42年も生きていると、いろんなことへの対処法が分かってくる。
私は昔から仕事を含めていろんなことが続かず、その割に好奇心が旺盛なので、いろんなことに挑戦しては辞めて…をくり返してきた。
いろんなことに挑戦してきたおかげで得られたものもたくさんあるけど、いろんなことを途中であきらめたせいで得られなかったものもたくさんある。
人生も折り返し地点付近になり、「さすがにこのままのらりくらいと自分に都合のいいように言い訳しながら生きていくのはちょっとなぁ…」と自分で思うようになり、最近は目標達成のためにいろいろ努力している。
私が今までいろんなことを途中で辞めてきた理由は、単純にしんどかったからだ。
情けない話、私はしんどいことから逃げ続けてきたのだ。
最近は「好きなことで生きていく」とか、「嫌なことからは逃げてもいい」なんて言葉をよく聞くようになったけど、こういう言葉を表面的な部分だけ受け取ってその通りに行動してしまうのは危険だ。
「好きなことで生きていく」というのは、「好きなことだけをやって生きていく」のではなく、
好きなことをやるためにしんどいことやめんどくさいことも積極的にやり、そういう人が避けがちなこととしっかり向き合って一つ一つこなしていった結果、好きなことで生きていけるようになる。
という意味なのだと思う。
また、「嫌なことからは逃げてもいい」というのは、嫌だったら何でも逃げてもいいというのではなく、
その嫌なことをやり続けることで得られるものがたいしてないとき、その嫌なことをやり続けることで自分の目標や夢に一歩でも近づけるわけではないとき、やり続けると体を壊してしまう危険性があるときは逃げてもいい。
と解釈するのが正しいように思う。
今までいろんなことから逃げてきた私がいえるのは、
逃げるとその一瞬は楽になるけど、また同じような苦痛は再びやってくる
ということだ。
結局のところ、問題は自分の力でしっかり対処・解決しない限り、いつまでも追ってくるものだ。
42歳になって私もようやく「このままではダメだな…」と気付き始めたので、最近はしんどいときや逃げたくなったときはこのように考えるようにしている。
何でも最初はしんどいものだ。
仕事にせよ勉強にせよ、最初はゼロからのスタートになるのでしんどいのは当たり前だ。
例えば私は韓国語の勉強をしているんだけど、韓国ドラマを韓国語字幕で観始めたときは、分からない韓国語が多すぎて1話を観るのにものすごく時間がかかっていた。(そしてわからない言葉を調べるのがものすごく大変だった)
でもそれを何ヶ月も続けていると、少しずつ分かる言葉が増えてきて、最初に比べるとだいぶ楽に観れるようになった。
また、仕事に関しても最初はものすごくしんどいと思っていた仕事が、最近はそこまで負担を感じなくなった。
勉強にしても仕事にしても、継続することで必ずレベルアップしていくので、最初はしんどくても少しずつ楽になっていくのだ。
だから最近はしんどいなと思っても、「ま、しょうがないな」くらいに軽く受け流せるようになった。
いろんなことから逃げていると、「逃げクセ」が知らない間についてしまう。私も逃げクセがついていたのだと思う。
逃げをくり返すことで逃げクセがつくのであれば、継続を続けることで「努力を続けるクセ」もつけられるに違いない。
だから成功している人がいろんな分野に進出してあれこれ成功させているのは、「努力を続けるクセ」が染み込んでいるからなのかもしれない。
私も人生で一度くらいは大きな目標を達成してみたい。
きっと自分なら出来るはずだ。そう私は私を信じてあげたい。
どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆