体にいい食べものと、体に悪い食べもの
食事制限を始めてから、自分の体にとっていい食べものと、悪い食べものを調べている。
体にいい食べもの、体に悪い食べものはネットや本を調べればいろいろ情報は出てくるけど、書かれている内容はさまざまで、時にはある食べものが体にいいと書かれていたり、悪いと書かれていたりで両極端な場合も少なくない。
「じゃあ体にとっていい食べ物って何なの!?」って思った私は、自分の体に聞いてみることにした。自分の体のことは自分の体に聞いた方が早い。
いくら権威のある専門家が「これは体にいい食べものです!」と明言していたとしても、自分の体が受け付けないものは自分にとっては悪い食べものだし、100人の専門家が全員いいと言っていたとしても、自分がダメだと思えばそればダメなのだ。
食事制限を始めて1ヶ月、少しずつ自分にとっていい食べものと悪い食べものが分かってきたので、一旦まとめておこうと思う。
体にいい食べもの①野菜
野菜とはいってもいろいろ種類があるけど、どんな野菜も食べて調子が悪くなったりすることはなかったので、大体は体にとっていい食べものなんだと思う。
野菜には体を冷やす野菜と体を温める野菜があり、私は体を温める野菜の方が合ってる気がする。
食事制限前は毎日のように食べていた大好きなトマトは、食事制限後全く食べなくなった。(※トマトは体を冷やす食べもの)
別に意識して食べていないのではなく、自然とそうなった。今は特別食べたいとも思わない。嫌いになったわけではないけれど。
食事制限をしている今、よく食べている野菜は、
・白菜
・ほうれん草
・キャベツ
・ピーマン
・ブロッコリー
・オクラ
・にんじん
の7つ。
どんな料理にも使いやすいし、飽きずに食べられるので冷蔵庫に常備している。
体にいい食べもの②果物
食事制限をするにあたり、一番最初にやり始めたのは糖質制限だった。
糖質制限の観点からすると、果物は糖質が高いのであまり積極的には食べない方がいいと言っている方もいるけど、私は積極的に果物を食べている。
糖質が高いかもしれないけれど、主食のご飯を食べない私からするとこれだけでも十分糖質をカットできているので、果物まで制限する必要はないかなと思った。
よく食べているのは、
・いちご
・キウイ
・アボカド
の3つ。
果物は季節によって店頭に並ぶ商品が変わるので、その季節のものを食べるって感じ。なので今はびわとかぶどうとかパイナップルも食べている。
果物も食べて調子が悪くなったりすることがなく毎日食べられるので、私の体にとってはいい食べ物なんだと思う。
体にいい食べもの③きのこ類
きのこ類は食物繊維が多く万能な食材ということだったので、食事制限を始めてすぐに取り入れた。
基本的にいつも食べているのが、
・えのき
・しめじ
・エリンギ
・マイタケ
の4つ。
値段が安くて料理に使いやすいのでこの4つを選んだ。
きのこ類はどんな食材とも相性がいいし、料理のバリエーションも豊富なのでかなり重宝している。
もちろん、きのこ類も食べて調子が悪くなることはない。
きのこ類は腸内の善玉菌を育てるのに有効な食材なので、毎日食べていきたい。
体にいい食べもの④さつまいも
さつまいもは糖質が高いので糖質制限的に見れば食べない方がいいとされている。でも私はご飯を食べないので、炭水化物をさつまいもから摂っている。
さつまいもが体にいいと思う理由は単純で、美味しいからだ。
さつまいもを食べると、体も喜んでいる気がする。
さつまいもには食物繊維が豊富なので、糖質制限的には良くないかもしれないけれど、腸内環境を整えるのには有効な食材だ。
さつまいもは水で洗って炊飯器に入れ、水を加えて炊飯ボタンを押せば20~30分ほどでホクホクのふかし芋が食べられる。
食事制限でご飯が物足りないなと思ったときに、さつまいもを食べればお腹も満足するので、間食に食べている。
体にいい食べもの⑤発酵食品
納豆や味噌などの発酵食品は体にいいとされているけど、チーズやヨーグルトは賛否両論だったりする。
いろいろな本を読む中で乳製品は推奨している人もいれば、摂らない方がいいと言っている人もいた。
でも私はチーズやヨーグルトを食べて調子が悪くなることはないので、私の体にとってはいい食べものであると分類している。
納豆や味噌に関しては体に悪いという情報は見たことも聞いたこともないし、腸内環境を整えるには最適な食材だと思う。
これらも毎日摂りたい食材の一つだ。
体に悪い食べもの①挽き肉
食事制限を始めてから一番胃の調子が悪くなった食べものが、豚ミンチ。
挽き肉に使うお肉はあまりいいお肉ではないらしいので、そのお肉の油も決していい油とは言えない。
私は豚ミンチを食べた後、胃が消化不良を起こしてしまった。まるで胃が体にとって良くないものを拒否しているかのようだった。
今後ミンチは積極的には食べないと思う。特に牛・豚ミンチ。
体に悪い食べもの②加工品の肉
食事制限前は好きだったのに食事制限後に食べられなくなったものが、ウィンナーとベーコン。
食べられなくなったというか、全く美味しいと思わなくなった。
口に入れた瞬間「なんか変な味がする…」と気付いた。
私が食べていた商品が安い商品だったからなのかもしれないけど、今後加工品のお肉はあまり食べたいと思わない。
体に悪い食べもの③甘いお菓子
食事制限後、大きめのクッキーやブラウニーを食べた後に胃が不調を訴えた。豚ミンチを食べたときと同じ感じだった。
まぁ、甘いお菓子が体にいいという情報は全く見かけないし、これらは体に必要な食べものというよりも嗜好品なので、体にいいわけはない。
でも甘いお菓子が大好きな私は、少量だけ食べてもOKとしている。
いくら食事制限をしているからといって、悪い食べものを全て排除していたら食べる楽しみが激減してストレスになってしまう。
少量だけなら体がちゃんと毒素を排出してくれるかなと思っている。
体にいいか悪いかは分からないけど…あまり食べたいと思わなくなったもの
食事制限を始める前もあまり積極的には食べなかったんだけど、食事制限後全く食べなくなったものがある。それは、牛肉。
以前から牛肉ってそこまで美味しいって思わない。
昔、高級なステーキレストランに連れて行ってもらったことがあるんだけど、そこで食べたA5?の高級肉は、なんか油っこくて全然美味しいと思わなかった。
今後牛肉は積極的には食べないと思う。
食事制限をしている今一番好きなお肉は、鶏肉。
特に鶏むね肉は脂肪分が少なめなので、お肉を食べるときは脂肪分少なめの鶏肉もしくは豚肉を食べようと思う。
体に悪い食べものを摂取することでの影響
私たちが食べたものは胃で消化され、小腸で栄養が吸収される。そして栄養を吸収した後の残りカス(老廃物)は大腸に送られ、便となって排出される。
体に悪い食べものを多量に摂取すると、どんどん大腸に老廃物が溜まっていく。
大腸に溜まった老廃物は血液を通して全身へ運ばれ、さまざまな症状となって私たちの体に出てくる。
ニキビや吹き出ものに悩む人はニキビを治す商品や洗顔方法などをいろいろ試していると思うけど、表面的に治そうと思っても根本を治さない限りニキビ問題は一向に解決されない。
畑に例えると、土壌が悪いままその上から肥料を与えて作物を育てようとしているようなものだ。
作物(キレイな肌)を育てないなら、まずは土壌(腸内環境)を整えなくてはならない。
腸内環境を整えるためには、体に悪い食べものを取り入れるのをやめ、体にいい食べものを摂る必要がある。
私は食事制限を始めてから肌の状態がものすごく良くなった。
まず、乾燥が原因で皮脂の分泌量が多かった私は、化粧をしても数時間後には肌がテカテカになって化粧が崩れていたのに、今は何時間経ってもほとんど肌はテカテカせず(Tゾーンがちょっとテカるくらい)、ずっとサラサラな状態が続く。
肌の乾燥には長年悩まされてきたので、食事制限をするだけでこんなにも劇的に変わるのかと驚いた。
世間や権威者の情報は鵜呑みにせず、自分の体を一番参考にする
ネットやSNSなどにはいろんな健康情報があるけど、人は100人いれば100人それぞれが違う体型や環境なので、一人に当てはまった方法が別の人にも必ずしも当てはまるというわけではない。
現代は専門家や権威者の意見や情報が支持される傾向にあるけど、健康や体に関しては専門家よりも自分に聞くのが一番早い。
食事制限を始めてから毎日食べているものと、食べた後の体の変化を記録しているので、何を食べると調子が悪くなり何を食べると調子がいいのかということがよく分かる。
自分の体(腸内環境)の状態は、便の状態をみればよく分かる。
バナナのような形状で色は黄土色、臭いがあまりしない便であれば腸内環境は良い。
便が硬すぎたり柔らかすぎたり、色が黒っぽかったり臭いがキツイのであれば、腸内環境は悪い。
食事制限をする前の私の便は黒っぽかったので、かなり腸内環境は悪かったのだと思う。
食事制限を始めて1ヶ月、便の色は薄くなり臭いがあまりしなくなった。腸内環境が良くなっていってる証拠だと思う。
1ヶ月でいろんなことが良い方向へ改善されたので、さらに1ヶ月後にはどうなっているのか楽しみだ。
どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆