糖質制限は確かに痩せるけど、それだけでは健康にはなれない

先日アップした「炭水化物はいらない。生きるための食事は、死ぬための食事だった。」というnoteにも書いたのだけれど、私は年収を上げたいなと思ったことをきっかけに糖質制限と出会った。

糖質制限と出会ったときは、

「これはやるしかない!」

といきり立ってすぐに炭水化物を止めて糖質制限を始めたのだけれど、いろいろな書籍を読んでいるうちに、

「糖質制限は確かに痩せるけれど、これだけでは健康になれないな。」

と思った。

女性の多くは体重を気にし、メディアで「○○ダイエット」なんてことが紹介されると、痩せたい女性はすぐに飛びついたりする。

「なぜそれをやることで痩せるのか?」
「そのダイエットにデメリットはないのか?」
「自分の体にそのダイエットは合っているのか?」

このように、○○ダイエットのその奥まで熟考する女性は少ないと思う。

私は気になることがあるとトコトン調べないと気が済まない性格で、調べている中で「ナゼ?」が出てくると、またそれについて徹底的に調べてしまう。

そんな私が糖質制限を調べる中で得た知識や情報、私なりの意見をこのnoteにまとめたいと思う。

糖質制限ダイエットや健康に興味のある人に役立つ内容となれば幸いです。

糖質制限をすると痩せられるのは確かである

私たちは普段、ものすごい量の糖質を摂っている。

気付いている人は少ないが、ご飯(白米を炊いたもの)は糖質のかたまりだ。

ご飯は味がそこまで甘くないのでたくさん食べられるけど、体の中に入れば砂糖と同じようなものである。

これは私なりの見解なのだけれど、ご飯を食べるメリットは一つしかない。

「お腹が膨らむ」

体に必要な栄養素はほとんど含まれていないし、栄養どころか糖質が多すぎてむしろ害の方が多い。

私の中ではご飯は砂糖と同じ位置づけになっている。だから私はご飯を食べない。

ちなみにご飯以外の炭水化物(パスタ、パン、麺類)にも糖質がものすごく多く含まれている。

これらの食品を普段から口にしている日本人は、どう考えても糖質過多となっている。

それだけ糖質を摂っているのだから、糖質制限をしたら痩せるのは当たり前だ。

なぜ糖質を減らしたら痩せるのかというと、糖質を摂ると体の中でブドウ糖エネルギーになる。

糖質制限をするとエネルギー不足となるので、体はブドウ糖エネルギーでなく脂肪エネルギーを利用しようとする。すると、脂肪が燃焼されるので体脂肪が減って痩せる。

太っている人は糖質を過剰に摂りすぎているので、余ったブドウ糖が蓄積されて脂肪になってしまうのだ。

糖質制限をすれば好きなものを食べていいの?

糖質ダイエットに関する本や情報は溢れているけど、中にはこんなことが書かれているものも少なくない。

糖質(炭水化物)さえ控えればお肉やお魚などはいくら食べてもOK!

確かに、「痩せる」というところだけに焦点を合わせると、それも間違いではないのかもしれない。

でも、痩せたところで体に不調を来すようなことがあれば全く意味がない。

だから糖質を制限さえすれば好きなものを食べていいというのはかなり危険なダイエット法だと思う。

糖質制限は簡単に言えば、

「体に不必要なものを制限する」

ということ。

不必要なものを制限しているのにも関わらず、その代替として他の食品を過剰に摂っていては意味がない。

糖質制限ダイエットをするなら体に良い食品を適量食べることが大事

炭水化物を食べない代わりに肉をいっぱい食べてお腹を膨らます、のではなく、糖質制限ダイエットをするなら体に良い食品を「適量」食べることが大事。

ここでいう適量とは、

胃が満足感を感じる量

普段から炭水化物を摂っている人は、「脳が満腹を感じる量」を食べているので、「胃が満足感を感じる量」を感じ取るのは難しいと思う。

ちなみに、脳が満腹を感じる量は、胃が満足感を感じる量を遥かに超えている。

本来、胃はそこまで多くの食糧を求めていないのだ。

なぜ胃が求める以上の食糧を食べてしまうのかというと、脳が一時的な快楽を求めるために糖質を欲してしまうから。

糖質にはマイルドな中毒性がある。食べるとまた食べたくなり、もっともっとと欲しくなる。

「さっき食べたとこなのになんかお腹すいた」と思うのは、本当にお腹が空いているのではなくて脳が糖質を欲しているだけ。

私たちは脳が感じる「お腹空いた」にすっかり騙されて必要以上に食べてしまう。

糖質制限ダイエットをすると、当然「糖質が食べたい」という欲求にかられる。

この欲求を他の食品に置き換えて満足させようとすると、また胃が求めている以上の量を食べてしまうことになる。

糖質制限をしたところで他の食品を食べ過ぎると、結局食べすぎとなって体には負担となる。

糖質制限&プチ断食&よく噛んで食べると胃の必要量が分かるようになる

私は糖質制限と一緒にプチ断食とよく噛んで食べるということも実践している。

まず、糖質制限を始めたときに、自分の胃の必要量がどれくらいなのかを調べようと思った。

食事をする時間は12時~20時までの8時間のみとし、残りの16時間は水分以外は摂らないようにした。

これにより、本当の意味で「お腹が空く」というのを体感しようと思った。

そしてプチ断食後の食事は自分でも少ないかな?と思うくらいの食事量にし、よく噛んで食べるようにした。(もちろん、食べるものは糖質制限食)

そうすると、自分でもビックリするくらい少ない量で胃に満足感を覚えたのである。

これが私の胃の必要量であるとするならば、私は今までどれだけ食べすぎてたんだと恐ろしくなった。

糖質制限し、体に良い食品を適量食べると短期間で効果を発揮する

糖質制限にプラスして体に良い食品を適量食べるようにして約1週間、既にいろんな効果が実感できている。

まず、冷え性が改善された。

今までは足はいつでも冷たいのがデフォルトだったけど、今はいつも足がポカポカしていて、冷えを感じることはかなり少なくなった。

一番早く効果を実感できたのは、食後眠くならないということ。

食べると眠くなると多くの人は思っているけど、これは間違いで本当は

糖質を摂ると眠くなる。

なので糖質制限をすると、食後も全く眠くならない。そのため、食後すぐに体も脳もスッキリ動かせることができる。

あと、これは糖質制限のおかげかどうかは分からないけど、肌の乾燥が改善されて毛穴が以前より目立たくなった。

すっぴんを鏡でみると、ビックリするくらい綺麗になった気がする。

たったの1週間でもこれだけ効果を実感できるのはスゴイ。

ちなみに私は元々痩せているので痩せた実感はないけれど、以前よりも食事量がかなり少なくなったのに、ガリガリにはなっていない。

ご飯を食べないと力が出ないという人もたくさんいると思うけど、私は少ない食事の量でウォーキングもしてるし筋トレもしている。(最初はちょっとキツかったけど…)

体が慣れるまで最初はちょっとしんどいかもしれないけど、慣れればご飯を食べなくても普通に動けます。

糖質制限をすると食費がめっちゃ安くなる!

糖質制限をすると自然と食べる量が減るので、食費はめっちゃ安くなります。

私は食事量も少ないので、食材がまぁ長持ちします。全然減らないからビックリしています(笑)

浮いた食費で今度は良い食材を買おうと思い、最近は有機野菜や天然のお魚、国産のお肉などを食べています。

糖質制限って聞くと我慢するイメージが強いと思いますが、体に悪いものを止めて良いものを食べるって感じなので、私は今までよりも食事が楽しくなりました。

ちなみに完璧にやろうとすると必ずどこかでストレスが生じるので、たまにちょこっとだけ甘いものを食べたりはしてますよ。

糖質制限ダイエットをするなら、一つの情報を鵜呑みにするのではなく、それに関する書籍や情報を集めて精査し、体に良さそうだと思う方法を実践しながら体調管理を行っていくのが良いと思います。

どこかにいる誰かのために、少しでもお役に立てると嬉しいです☆