スピリチュアルに生きるはじめの一歩。impatient(インパチエンス)
私が住んでいる北海道ではバッチフラワーレメディの原物質になっている植物を見ることができます。
ロイルツリフネソウ(オニツリフネソウ)です。
今年も去年より広範囲に、確実に増えていました。
この植物は
Impatiens glandulifera,
Impatiens roylei
1893年にインドから英国に持ち込まれたヒマラヤ バルサムです。
(バルサム=鳳仙花)
英国では日本で言えばハンゴンソウみたいに厄介な外来種として扱われ、除去しているようです。
それくらい繁殖力が強い。
インパチェンスは触れるとすぐに一触即発という具合に種を飛ばしますが、
神経過敏で、物事がうまくスピーディーに進まなくてイライラしており、
ストレスの樽が満杯になった時に爆発しそうなタイプのレメディなので、納得いきます。
私がバッチフラワーレメディで初めて摂ったレメディもインパチェンスでした。
子育て中によく息子に「早くしなさい」と急かしていました。
今でも急かしてしまいますが、ストレスがある時は、もう、言っている時に
体が一瞬カッと熱く、小爆発を起こしています。
導線がカチカチに熱くなっている。
だから、なんか大きなストレスがきてトリガーとなった時にはおっかないなぁ・・・
と思っていました。
その時私はインパチェンスよりチェリープラムの方を摂っていました。
その時は子育てもしながら、家事、仕事に、このような自然療法の勉強をしていたので、
キャパオーバーでしたね。
バッチフラワーレメディ創始者のエドワードバッチもこのタイプだったと言われています。
バッチの性格は、
エネルギッシュ
人にやってもらわず自分でやるタイプ
衝動的
強い信念
頭の回転が速い
独創的
勇敢で恐れ知らず
ストレートにものを言う
怒りっぽくイライラしていた
と仲間、弟子から言われていて、
まさにインパチエンスそのものです。
はじめのインパチエンスの説明では、
「神経痛の激しい痛み、重度の頭痛、坐骨神経痛、激痛を伴う三叉神経痛、悪性疾患における激痛」のためのレメディと説明しており、
当時はホメオパシーのように肉体に対してどのように作用するかという説明をしていますが、
「痛み」は感情的なストレスと深く関わっているし、
神経質で細かいところに許せないことがあると
神経痛を引き起こすのもわかる気がします。
また、インパチェンスの葉っぱを観察していて思ったのが、
なんか、ウルシ科植物に似てるなと。
Rhus-tのタイプもせっかちで常に動いていて関節痛や坐骨神経痛があります。
私は最近このエッセンスを
症状が出て、何か治癒するために色々やっている時に、
なかなか治らず、焦っているときに使用します。
激痛で苛立ちがあり、落ちつかないときに。
レスキュー、ファイブエッセンスに入っている理由と同じですが、
やはり、症状が出ている時は落ち着かないと治癒には向かわないと感じます。
身体と一緒に心も休まなきゃいけない。
だから、何か心配事をしていたり、本やスマホを見ながら布団に入っていても癒しが進んでいかない。
インパチェンスのタイプもそうだし、
現代の人にも言えるのは、
知識欲があり、タスクがたくさん課せられていて、
答えを自分の内側ではなく、外側に求めているため、
常に外にエネルギーを発しています。
お風呂でぼんやりしたり、スマホもテレビも手放して
ボーっとすることができるといいのですが、
そんな時間さえもったいないと思えてしまう。。
本当はもう自分の中に全てが在る、
その意識レベルにシフトしていくための最初の第一ステップのレメディかもしれません。
インパチェンスから、唯物主義のベールを脱ぎ、
スピリチュアリティに目覚めはじめるのだと思います。
参考文献
バッチのフラワーレメディー
植物のかたちとはたらき/Julian Barnard