正しいか正しくないか、いいかよくないか

私の仕事は、会社組織でいうと、いわゆる事業部。事業をつくって、商売をつくっていくところ。

事業をつくって商売をしていくときに、関係する他部署の人も集まって、投資の承認をもらう場面があるのですが、財務の人や法務部の人と話すと、違う人種の人だなあと思うことが多い。

財務の人や法務の人って、正しいか正しくないかで話をするんですよね。

事業部って、いいと思うかよくないと思うかで話をする。つまり、買う人の代弁をしているんです。

正しいか正しくないかって、照らし合わせるルールに基づいた判断なんですよ。頭でっかち。

わかりますよ。法律は守らなきゃいけないし、会計ルールも守らないと当局からおこられます。でもね、人間はまず先に、いいかどうかで判断してるんですよ。そのあと、ふと、我に返って、ルール違反はみんなからとがめられるから、正しいかどうかも考える。

もうちょっと提案という形でものを言ってもらえるといいのですよね。最近、テレビCMでもやってるじゃないですか。批判よりも提案って。

財務でも法務でも、提案型で話ができる人は出世してます。

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