良い借金 と 悪い借金

「借金はするな」とよく言われます。

本当でしょうか?

私は、「借入金利以上の手取り利回りのリターンが期待できないなら借金はするな」だと思っています。

そして、それは、

「総手取り利回りが、総借入金利を上回るならよい借金」

ということ。

それ以外は悪い借金。

だから、消耗品を買うのに借金をするのは、基本的には悪い借金。消耗品は手持ちの資金で買うのが基本。車も、価値がどんどん上がるような特殊な場合を除き、消耗品です。

「産めよ増やせよ」や高度経済成長の時代には、土地の値上がりを見越して住宅ローンを組むことはよい借金だったのです。金利を払っても、借金完済のころには、同等かそれ以上に土地価格があがっていたのですから。

これからはどうでしょう。人口減少の時代。もちろん、海外からの流入資金による不動産需要もあるでしょう。ただ、長期的にみれば、海外資金は、生活人口が減る日本よりも、より需要の見込めるところへ流れるのではないでしょうか。こればかりは、だれにもわかりませんが。


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