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032 Main: 日本への道

※ワクチン証明について書くのを忘れていましたので、
⑥として追記しました。(2021年11月10日更新)

第32回では、飛行機のなかでのできごとについて
あれこれおしゃべりしましたが、
その関連で、今回日本に帰国した際の
準備と入国手順について、少しまとめておきます。

この情報は私が2021年10月末に英国から日本に
帰国した際のものですので、最新の情報については、
各自公式のウェブサイトにて、ご確認をお願いします。

ロンドンを出る前に準備したこと
① 入国前検査の予約
私は、ヒースロー空港のExpressTestで、
Lamp検査を申し込みました。
こちらの検査は、2時間で結果が出るので、
チェックイン時刻のさらに2時間前に予約を入れました。
航空会社からの注意喚起メールで繰り返されていたのが、
検体の採取方法と結果証明に記入されている必要事項が、
日本政府の指定するものになっていることを
確認してください、ということでした。
印刷された紙の証明書でなければ、云々かんぬんと、
ややこしいことが書いてありましたが、
結果的に上記の検査機関からメール添付で送られてきた
PDFの証明書を見せて、問題なく入国できました。

② スマホにふたつのアプリをインストール
A 接触確認アプリCOCOA
B 入国者健康居所確認アプリ MySOS

質問票Webに入力し、QRコードを保存

質問表webについて_ページ_1

誓約書をプリントアウトして記入
誓約書に関する詳細は、こちらにありました。

健康カードをプリントアウトして記入
「健康カード」とどこにも書いていないので、
やや謎ではありますが「健康カード」と呼ばれています。
記入しなければいけない項目は裏側にあります。
入国のためのすべてのチェックポイントを通過したのち、
この用紙にスタンプがおされて、控えとして渡されます。
検査陰性の証明シールも貼られるので、
証明としても使えるようです。

入国される皆様へのご協力のお願い_ページ_1

⑥ ワクチン証明をプリントアウト
私が入国した2021年10月末時点では、英国は
「検疫所が確保する宿泊施設で3日間の
待機対象となっている指定国・地域」に入っており、
「条件を満たした有効なワクチン接種証明書を
保持していれば、宿泊施設での待機及び
入国後3日目の検査を求めない」
とされていました。

そこで、ワクチン2回接種済みの証明書を
携帯のNHSアプリからダウンロードし、
プリントアウトして持っていきました。
(注:○ NHSアプリ ✗ NHS Covidアプリ)
ウェブサイトからも取得できます。

在英日本国大使館のウェブサイトに、
証明書の取得法について、書かれていましたので、
参考にしました。

この証明書は、入国時に渡してしまうものなので、
念のため、手元にもおいておきたい方は、
予備をプリントアウトしておくといいかもしれません。
とはいえ、アプリから、いつでも出力できます。

ーーーーー

上記の①と⑥は確実に出発前に行わなければいけませんが、
④と⑤は機内でも配られました。
また③は到着してすぐに、
コンピュータが置かれているエリアがあり、
どうやらそこで記入している人もいるのかな、
という印象でした。
②は、到着後に係員の方の指示にしたがって、
ダウンロードするのでも大丈夫のようです。

羽田に到着してから、陰性証明の確認、
記入した書類の確認、QRコードの確認、
アプリの確認、アプリの使い方の確認、などなど、
いくつものチェックポイントののち、
検体となる唾液採取、唾液の提出、と進み、
最後に検査結果を待つ待合室にたどりつき、
健康カードに貼られたシールにある番号が、
電光掲示板に表示されたら、
カウンターで結果を聞き、陰性シールを貼られます。

その後、入国審査と荷物を受け取って、
税関を通過したら「ゴール」です。
私の場合は、割とスムーズだったので、
着陸から「ゴール」まで2時間足らずでしたが、
スマホに慣れていない方が多い便だったりすると、
アプリのインストールや説明の
ポイントで詰まってしまい、
3時間半ほどかかることもあるそうです。

待機期間については、
以下のような用紙をもらいました。

待機期間の短縮について

以上、ご参考までに……。
はやくこんな情報が不要になるといいですよね……。



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