マガジンのカバー画像

試運転(仮)配信順まとめ

52
順不同に投稿しているので、時系列でご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
運営しているクリエイター

#ロンドン

073 Main: 日本では起きないこと。

第73回のメインテーマは「日本では起きないこと。」でした。 まぁちゃんがスウェーデンのレストランで、ウェイトレスさんに怒られた話はインパクトがありました。 考えてみたら、私が英国に住み始めた1995年、ロンドンは東京では起きないことのオンパレードだったように思います。 地下鉄の木の床の間にたばこの吸い殻が挟まっていたり、バスが唐突に停まって運転手さんが出て行ったかと思えば、新聞と飲み物を手に戻ってきたり、鉄道でも運転手さんが昼休みが戻ってこないからと電車がキャンセルになった

072 Main: そのお題いただきます(2022年8月)

月の初め恒例のメッセージ回。 まぁちゃんが呼びかけた「人生に博物館、美術館は必要か」問題について、いただいたコメントやメッセージをご紹介しました。 大英博物館やヴィクトリア・アンド・アルバート・ミュージアムをはじめ、ロンドンの主要な博物館、美術館の常設展は、無料で見学することができます。 しかし、ロンドンの「主要じゃない」博物館、美術館も数え切れないほどあるので、いったい全部でいくつくらいあるのだろう、と思って調べてみました。 タイムアウトによるとロンドンには170以上の

064 Main: 香りのはなし

第64回のメインテーマは「香りについて」でした。 ロンドンの夜の地下鉄は、実にいろいろな 食べ物のにおいがするところです。 ファストフードのハンバーガーとか、サンドイッチとか、 そういうわかりやすいものだけではなく、 発泡スチロール系のしっかりしたテイクアウト容器を おもむろにあけて、カレーライスを食べる人、 ポテトフライにばっちりビネガーを振って、 ツーンとするにおいを振りまきながら、 チップスを頬張る人、などさまざま。 東京の地下鉄は、眠るところ、 ロンドンの地下鉄

ep.34 Topic: 草木染めのはなし。

第34回のトピックでお話した、 草木染めした毛糸、こちらです↓ それぞれなにで染めたのかも、書いてみました。 タデ藍は、染色液にひたす時間の長さで、 オオヤマザクラは、媒染の種類によっても、 けっこう色の違いが出ておもしろかったです。 これらの糸を使って、いま編んでいるのが、 こちらのセーターです↓ ハラマキっぽく見えますが、 ハラマキじゃないです。セーターです。 ちゃんと出来上がったら、 またこちらに写真を載せますね。 (か)

027 Main: 白いポピーのおはなし

第27回の「カルチュラル・アプロプリエーション」に 関するお話のなかで、戦没者慰霊のための 白いポピーについて触れました。 手前味噌で、しかも古い記事で恐縮ですが、 2013年にこの件について書いたことがあったので、 ここにシェアします。 ご興味のある方はぜひぜひ、こちらからどうぞ↓

027 Main: 硬水/軟水のおはなし

第27回の硬水/軟水のおはなしで、 ちょっとあいまいに話してしまったのですが 英国紅茶協会主催の「紅茶マスタークラス」という 1日7時間の紅茶教室に参加したことがあり、 そこで教えてもらったことについて、ちょっと書きます。 紅茶の美味しさを決める、3大要素は、 茶葉、水、温度&タイミング(あっ、4つになっちゃった)。 今回話題になった水については、 硬水よりも軟水の方が適している、とされています。 軟水の方が濁りがなく、色鮮やかでさわやかな風味になる、 ということなんです

025 Topic: 藍の生葉染め

絹が一番よく染まるよ、と聞いて染めてみました。 こんな色↓になりましたよ。 染料に入れている時間の長さや その後にどんな触媒を使うか、または使わないか などなど、さまざまな要素によって、 色はかなり違うようです。 オレガノやレモンバームなどの ハーブ類も、かなりいろいろな色に 染まるらしいです。 皆さまも試されたら、ぜひ写真を見せてくださいませ。