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顔が見えるPOG本

本日、『競馬王のPOG本2022-2023』が発売となりました。今年で16年目。

昨年までは編集部員として、そして今年からは外注スタッフとしてこの本に携わり、山本昌さんの取材や、一部の合同撮影会を取材しています。また、僭越ながら、昨年に引き続き、袋とじにも推奨馬を書かせていただきました。

『競馬王のPOG本』は「顔が見えるPOG本」をテーマに掲げ、インタビュー形式にこだわっています。POGでの馬の選び方は、馬体派、血統派、コメント派など色々ありますが、確実に言えるのは、一般のファンの方は直接、牧場に取材することができない、という事実です。
メディアとして取材する貴重な機会を得ている以上、その空気感をしっかり伝えるのが責務だと考えています。

『競馬王のPOG本』の強みは、ほぼ全ての牧場取材に編集者が立ち会っていること。そして、ライターさん、カメラマンさんと行動をともにすることで、取材の感触をすり合わせること。
そして、全体の編集段階においても、編集者が集まって作業するため、自分が取材した以外の牧場の感触も知ることができます。その年全体のトレンドみたいなものも、感じ取れることがあります。

私自身は社台グループの取材が中心ですが、日高を回った編集者とじっくり話すことで、キングエルメスやアートハウスへの大きな期待を感じとることができました。
ちなみに、今年の私的な日高の一番馬は母チリエージェ(父ハーツクライ・牡)。今世代、ハーツクライ産駒は素質馬が揃っていますが、それゆえに人気の盲点になりそうなので、狙い目だと思っています。

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