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POG的2歳戦予想 めぐり愛、春

POG取材は水物。
取材直前に外傷を負って取材対象から外れてしまったり、なぜか撮影の時にご機嫌ナナメで取りやめになったり…と、本来、撮影予定だった馬の取材が叶わないことがしばしば起こります。

例えば、グレナディアガーズは、本来、競馬王の単独取材時に出していただける予定だったものの、ちょっとした外傷か何かで別の馬に変更になったと、取材後に牧場の方からお聞きしました。
取材させていただく側としては馬の状態が最優先なので「縁がなかった」としか言いようがないのですが、どういうわけか、この馬に限らず、取材時に縁がなかった馬はよく走る印象があります。

明日、小倉5Rに出走するフラッシングレートも取材時に縁がなかった一頭。
本来は、ノーザンF早来の合同撮影会に出てくる予定だったのですが、取材が悪天候により延期になり、その間に本州移動となったため、写真撮影が叶いませんでした。

雨が降って撮影がなくなっても、取材陣は集まっているので、厩舎長のコメント取りは予定通り行われます。その中で、同馬を育成する山根厩舎長は

「ミッキーロケット産駒の感触がいいんですよ。この子は体幹の出来が早期から目立っていました。常に実測より大きくみせる印象で、それが悪い方に出ることは経験上、少ないです。まだ成長してくれそうですね。マイルから2000mでの活躍を期待しています」

と好感触。
取材の最後に、「山根さんのイチオシは?」と聞くと、「母フォエヴァーダーリングと母スピードリッパー(この馬のこと)です」と返ってきました。私の取材ノートにも、この2頭に「山根◎」と残っています。
母フォエヴァーダーリングとは、6月18日の新馬戦を2着したピヌスアモリスのこと。評判馬ファントムシーフに屈したとはいえ、ピヌスアモリスも非常に濃い内容で、来年のクラシックでの活躍が期待されている素質馬です。
地味目な血統ながら、ピヌスアモリスに比肩する評価を得ていたフラッシングレートなら、きっと新馬戦から好勝負してくれることでしょう。

小倉5R
単勝3
ワイド3-2・6

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