エンジニア1人体制で感じたこと

9月に入ってから、弊社のエンジニアが自分1人という状態でした。そのとき感じたことを記録として残しておきます。

背景

メインの開発は外注で行っておりました。8月までは業務委託で常駐してくれていた方(外注先とは別の人)がいたのですが、8月いっぱいで契約期間満了ということで引き上げてしまい、弊社内のエンジニア属性を持つ人は自分だけになりました。プロジェクト状況としてはやや燃え程度で、受入試験がんばるぞという状況でした。
また、サービスのリリースに向けて、初期データの登録バッチなどを社内で(自分が)作成することにしていました。

エンジニア1人だと何が起こるか

「専門領域で相談できる相手がいない」というのが思いの外ストレスでした。これ以上でもこれ以下でもないのですが、具体的に事例を並べてみます。

ハマっても1人で抜け出すしかない

コード書いてるとつまらないことでハマるんですよ。それこそ typo で動かないコードを前に30分四苦八苦したりします。自分でも何か簡単な見落としをしていることはわかってるんですが、1人だとなかなか抜け出せないんですね。
こういうとき、コードが読める壁打ち相手がいると一瞬で解決したりするんですよ。それがわかってるからなおさら辛かった。

言語化できないモヤモヤ

受入試験をしてたこともあって、細かいところもチェックするわけですが、エンジニア1人体制だと自分が得意とは言えない領域も見ていくことになります。
そうなると、「これなんか変な気がするけど、何が変なのかはっきりと説明できない」みたいなやつがあったりするんですよね。とりあえずひたすらググったりして知識を仕入れて判断してくわけですけど、同僚エンジニアがいたら「これなんかおかしくない?」って投げることができます。もちろん投げたところで結局判断できなくてググってるかもしれないけど、投げることすらできないのは結構つらい。

愚痴を共有できる相手がいない

上のとも関連しますけど、明らかにおかしいやつを見つけたときに愚痴れる人がいないのもストレスになってきます。例えばログをローテーションしてないとか、サーバが壊れたまま放置されてるとか。こういう愚痴ってエンジニア属性を持ってないと何がおかしいのか説明するのが面倒で、誰に言うわけでもなく心のなかで「マジかよ…」って呟いていました。

まとめ

「専門領域で相談できる相手がいない」というのは、何もエンジニアだけではなくて、どんな職種でも起こりうるんですよね。
10月からはエンジニアが増えるので、1人エンジニア体制は1ヶ月で終わりとなりましたが、弊社ではこれからきっと1人目のデザイナーとか、また別の専門領域を持つ人を採用していくはずなので、少しでもフォローできるようにしておきたいです。

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