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RTA in Japan ex#1 でバイオ7をVRでやった話

2022年2月19-20日に開催された「RTA in Japan ex#1」の出場レポ兼備忘録です

初めてこういうの書くんで、雑なのは許してね

応募~当選まで

約2年ぶりのオフライン開催のRTA in Japanが開催されると聞いてものすごく出たいと思ってしまった。
でも持ちネタがもう「サイコブレイク2」ぐらいしか残ってなかったので、視聴者として現地に行こうかなって感じでした。

あったわ

過去にネタでやったバイオハザード7をVRモードでやるRTA、オフライン映えもするしコレしか無い!
ってことでコレで応募することに決めました

機材の郵送とかなんか色々あったけど別に面白い話題でもないんで省略
以下が応募時に提出した文章

バイオハザード7 レジデントイービル - PlayStation 4 Pro

  • 2017年に発売された本作は全編を通してPSVRに対応しています。VRモードの特徴としてカメラがプレイヤーの首の動きと連動するため、エイミングなどは実際に首を動かして狙う必要があります。
    そんなVRモードでRTAをすると、エイミングだけでなくタイム短縮のための細かなカメラ制御も首を動かして行うため、上下左右はもちろん体を捻って後ろを向いたり、果てはしゃがんだ直後に立ち上がったりとプレイヤーの動きも大変なことになるRTAとなっています。
    VRモードでしかできないタイム短縮テクニックは必見です。

  • PSVR NG CASUAL ANY% (単走) - 01:50:00

  • PS4版のバイオハザード7をPSVRを使用しVRモードでゲームクリアまで走ります。 バイオハザード7のバージョンはCERO:D版を使用します。

2017年のRTA in Japan Onlineにバイオ7でもう出ていたし、何ならVRの有無以外は同じカテゴリなので、如何にVRモードによってゲーム性が変化するかをポイントにして概要を書いたつもりです。
なので、バイオ7の基本的な説明は一切してません、完全にRTA in Japanスタッフにだけ伝われば良いやって思って書いた文章です。
バージョンの記載については過去にバイオ7で出場した際にmokaさんからどのバージョンで走るのかを聞かれた事があったため、一応書いておこうって感じでした。多分Z版だとTwitchの視聴制限をかけないとダメなんだろうなって…

あとは提出用のビデオですが、過去にVRRTAを走ったときはゲーム画面のみを映していました。
でもせっかくのオフラインイベントだし、VRゲームをやっているプレイヤーを傍から見る事のシュールさは選考に絶対にプラスになると思ってWebカメをセッティングして初の顔出し配信して撮り直しました。
自己ベストはでませんでしたが
正直ゲーム画面よりワイプの方が面白い映像だったんでコレはやってよかったと思ってます。

ちなみにせっかくだからサイコブレイク2も応募しました。
そっちは落ちました。

当選~本番前まで

受かってしまった。
そしたら次にやることは一つ、宣伝です。
事前告知による話題性の確保こそが視聴者獲得の第1歩であり、RTA in Japanに出れるってだけで視聴者を獲得できるわけではないのは流石に7回目なんで身に沁みてます。
RTA in Japan Summer 2021のリングフィットアドベンチャーが非常に多くの視聴者を獲得したのは事前に話題性を確保していたから。といえば分かりやすいでしょうか。
と言うわけで全力で宣伝しまくりました。

普段RTAは見なくて、「RTA in Japanだけは見る」と言う人の大半はゲームタイトルだけを見てカテゴリやレギュレーションはあまり見ない傾向が強いと考え、カテゴリーの「PSVR」の部分をコレでもかと強調するツイートを連投、Twitchのクリップを投下などできることはしたつもりです。

でもFGOの話題性には勝てなかったよ

これらの宣伝に対してそこそこの反応を貰うことができ、その大半が「ヤバそう」といった”想像ができないけど狂気的”であると言う感想だったので、一切誇張せずにこのRTAの狂気を説明するツイートを投下

コレが大当たり、900を超えるリツイートを貰いVR RTAに対する期待値を爆上げすることに成功出来たと思います。
(この期待値爆上げが後に自分を苦しめるんですけどね)

コレを読んでる走者の方で、今後RTA in Japanに出る機会を得られたときはこういった宣伝や根回しはマジでやっておいた方が良いです。
平気で十数万フォロワーの人とかからリツイート貰ってウッキウキになれます。
その分本番直前の緊張は大変なことになりますが

ちなみに解説についてですが、日本でバイオ7をVRでRTAする人は俺以外に存在しないため、全部自分で喋ることは応募する前から決めてました。
VRと言う非常に特殊なカテゴリなため、せめて1度はVRでバイオ7をプレイした人かつ、バイオ7有識者がいいなと高望みしてたため、そんな人は存在しないとなりました。残念ですね。

RTA in Japan ex#1直前にあったESA Winter 2022リストリームのバイオ7の解説があまりにも酷い間違いだらけのものだったのもあって、多分日本で一番バイオ7に詳しい俺が全部やったほうが良いとも判断しました

解説台本に関しては以下のツイートが全てです。
あくまでも喋りに関しては素人の集まりだということを念頭において欲しいってわけで、俺が犠牲者になるって心意気です。

本番前日~出番直前まで

会場につくとRTAちゃんとか無敵時間さんのパーカー着てる人が割といるし、RiJ名札付けてる走者の人も出番じゃないのにずっと居たりしてるので、走者間の交流が凄い楽しかったです。
俺はアジーンさんと核さんが取ったブースに前日の18日から入り浸ってました。

噂の内藤九段やパリダカで遊んで「オフラインイベント楽しいなぁ」とのんきにしてましたね。

前項のツイートにも書いてあるとおりバイオ7 VR RTAは1日1周しか出来ないため、動作確認と壁抜けの練習を1回だけしたらあとは一切バイオ7を起動してませんでした。
本番当日だよね?

あとは「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS」の走者であるかずさんにせっかくだからVRでANUBISをやってもらったりとずっと遊んでました。

ちなみにすごいイケメンでした

一応軽く本番中何喋ろうかを考えたりもしてました、バイオ7に関してはまぁ自然と喋られるだろうと思ってたんで基本的にネタ発言について考えてました、エアコメント読みとか、イーサン爆発の件もここで思いついたやつです。

バイオ7の前に走る「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」が始まったぐらいから準備を開始、初期型PSVRなので配線が複雑すぎる!運営さんごめんなさいと思いながら大量のケーブルを準備していました。
それからVR対策に酔い止めも飲みました、コレ大事。

あと、セットアップ中に後ろで見てる現地視聴者に仕込みをしてました。
イーサン爆発の件ですね。

フリップ芸はバックライトのせいで見えなかったのがダメでしたね。
Hoishinさんごめんなさい。
あとスネークの件も分かりづらかったですね、VR付けてる状態とMGSVGZの有名なシーンのスネークが割と似てるってネタでした
ちなみにもちろんhamatetさんRTAではそのシーンはスキップされてました。

これ

本番開始

「ついにこの時間が来てしまいました」
いくら7回目だからと言って全く緊張しないわけではないです、過去の6回に比べて比較にならないレベルで期待されていたわけですし、この言葉はマジで本心でした。

コメントが一切見えない中、聞こえるのは現地視聴者の拍手と笑い声だけ
(あと隣のブースでオンラインFPSやってた人の声) と言う状況の中始まってしまったバイオ7 VR RTA
過去にHalf-life:AlyxのRTAを見たことあったんで、アレに比べるとインパクト無いなぁ…と思ってしまいめちゃくちゃ不安でした。

コレには勝てない

自分で期待値を爆上げさせておいて、プレイ中めちゃくちゃ不安になってました。
不安のあまりソレを言葉にしてしまいましたが、「期待以上だよ!」などのコメントが多く来てめちゃくちゃ暖かかったです。ありがとう!
※なおプレイ中はコメントが見えないため不安は継続したままやってました

せっかくバイオ7のVRを大勢の人に見て貰える機会だったので、RTAに関わるネタ以外にもVRでしか出来ないネタを出来得る限り紹介しようと頑張りました。
ナイフ避けとか窓抜け、ハシゴの生産地とかのことですね。
一時期VRでバカみたいに検証プレイしててよかったですわ。

ワイプに映る俺は確実にシュールな存在になることはわかってたんで、オフラインでこれを披露できて本当に良かったです。
視聴者さんが手振ってくれたりしてくれたのもすごく良かったですね、ありがとうございます。
プレイしてる俺は視界がバイオ7に支配されてたんでオフライン感皆無だったんですけど

絶体絶命都市のときとかはネタ発言をしたときにコメントの反応を見ることが出来たんで、受けてたら続けて滑ってたらすぐやめるなどの判断ができたんですが、今回はそれが出来ないためネタ発言するたびにドキドキでした。特に顕著だったのがエアコメント読みです。
これを思いついたのは当日の晩飯を食べてた頃だったんですが、思いついた瞬間は「天才じゃん」と有頂天で、長い待ち時間が多いバイオ7にはピッタリだとほぼ毎回やったろ!と思って、エアコメントとその返答を幾つか考えてました。
でも実際にそれを口にした瞬間めちゃくちゃ滑ってるんじゃないかととんでもない不安感に襲われてしまいました、クソメンタルですね。芸人って凄いんだなと再確認。
日和った俺はいっぱい考えたエアコメントをたったの3つで切り上げてしまいました。蓋を開ければ大受けだったみたいです、よかった
あと、イーサン爆発の件。
「解体成功」と「解体完了」を勘違いしてました。
「解体成功」で合ってたみたいです、仕込みのときに間違えてました。
マジでごめんなさい。
(コレ本当にRTAのレポなのか?)

他に心残りといえば「VRのRTAは過酷すぎるからやらないほうがいい」の発言ですね。
コレ自体は本当ですが、「RTAじゃない通常のVRプレイであれば最高に面白い」を言いそびれてしまいました。最悪です。
人によっては「バイオ7のVRはやらないほうがいい」と捉えてしまったかと思います。そんなことは無いです、CAPCOMさん本当にごめんなさい。

RTA自体は壁抜けのセットアップ及び壁抜け後の着地をミスったぐらいで、他に大きなミスもなく一発勝負のRTA in Japanではほぼ最高と言っても過言ではない走りだったかと思います。
(VRでの着拒はクソ難しいからね、1回しか成功したこと無いし)
5年間600年間ずっとバイオ7やっててよかったと心から思いましたね。

終わったあとの宣伝がマイクが遠すぎて全く入ってなかったようですが、まぁそんなに重大なこと言ってなかったし別にいっかぐらいにしか思ってないです、大丈夫です。

コレの宣伝してました。

ただ、CAPCOMさんへの感謝を言い忘れたのが最大の後悔ですね
このバイオハザード7のおかげで1回目のRTA in Japan onlineに出れて、今回のRTA in Japan ex #1にも出ることが出来ました。
めちゃくちゃ面白いゲームです。ありがとうございます!

出番終了後

終わったあとは例に漏れず3時間ほど放心状態からのエゴサ祭りしてました。
朝7時頃にホテルに戻ってそのまま就寝、12時に「チェックアウトの時間だコラ!」と怒られて急いでチェックアウトしたのは秘密。

銭湯に寄ってから会場に戻ってそのまま観戦してました。
えぬわたさんのリングフィットRTAにガヤマイクで謎の勧誘したり、バネさんが直近で見つかった超難度ショートカットを無限に練習してるのを見てたりずっと楽しんでました。

RTA in Japanが終わったあとはチェストさんぴぴおさんのソニックコンビとモツ鍋を食べに行きました。美味しかったです。

別界隈の走者さんとご飯食べる機会なんて早々ないですし、これもオフラインイベントの良いところですね、早く気兼ねなくオフイベが開ける情勢になってほしいですね。
本当に楽しい3日間でした。

今後について

まず直近に3月26-27日に開催される「年度末ホラーゲームRTA大会」に軽いお手伝いをするので、それの準備とあわよくばサイコ2で出たいですね。
他には「SIREN NT」のアーカイブコンプRTAを覚えようと練習中なので、形になり次第配信でRTAしたいと思っています。
そんな感じでいろんな事に手を出してるので、よかったらTwitchYoutubeのチャンネルを登録してくれると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回走ったアーカイブはこちら

【Twitch】

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