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初心者向けおすすめキャライラスト参考書


こんにちは
趣味でイラストを描いているしているししかです。
この記事ではししかが今までに購入したイラスト関連の技法書などを読んだり練習したりお絵描きに取り入れたりしてみた結果、お勧めできそうな本を紹介していきます。

紹介内容はししかの独断と偏見と個人的感想でいかなる著作・人物団体等貶める意図一切含まれていませんのでご承知おきください。

さて、私は記事執筆時点でキャライラストを中心に2年9ヶ月(概算3,000時間)程度のお絵描き経験があります。
ですので紹介する本もキャライラスト未経験から3,000時間くらいの人にとってお勧めできそうな本になります。もっと上級者視点でっていうのは上級者の方々にお任せしましょう(*´▽`*)
あと、電子書籍や紙書籍の選択も一長一短ですので好みで選ぶとよいと思います。電子書籍は色スポイトや拡大観察しやすいし、紙はパラパラ探すのや所有感を満たせるのがいいですしね!


では、本編スタート


まずは1冊目
「イラスト解体新書」ダテナオト (著), 弐藤 潔 (著), レミック (編集)
おススメ度 :☆☆☆☆☆
おススメの人:何からやればいいのか何もわからない。お小遣いそんなにないから沢山買えない。
技法書タイプ:総合オールインワンタイプ

人物と構図の2部構成、序章+8章でキャライラストを描くために必要な事は一通り揃ってます。全178ページで各章はかなり駆け足ですが、そのかわり初心者が絵を学ぶために必要なことを厳選してあって無駄がありません。書いてあることは全て後々理解しておかなければいけない事ばかりで最初の1冊としておすすめです。
ここから始めて各分野の深い部分を学んでいくのがいい気がします。

色塗りに関しては「イラスト解体新書」では特に扱っていませんが同じシリーズの本で「イラスト<光と色彩>解体新書」という本があります。

こちらは前述の「イラスト解体新書」とは違ってかなり理論に踏み込んでいるので少し難解ですので他の本優先で大丈夫。お財布に余裕があればって感じですかね。

そして2冊目はとにかく顔にこだわりましょう。
こちらが一冊目でもいいくらいです。
キャライラストはなんといってもお顔が命。
そこでおすすめはキャラメインの画集です。

「ももこ画集 arietta」  ももこ (著)
おススメ度 :☆☆☆☆☆
おススメの人:可愛い顔を描けるようになりたい!って人
技法書タイプ:画集

※↑はししかの好みです。(後述)

これで何するかっていうとお顔の模写をします。
あなたの脳髄と脊髄と腕の神経に「可愛い」お顔を刻み込んでください。
「可愛い」の傾向をしっかり掴む必要があるのでポイントはあなたが「可愛い」と思うキャラの絵師さんの画集を選んでくださいね。
わたしはももこ先生のキャラのお顔バランスが好きなのでももこ先生の画集を推します(*´▽`*)

ん?デッサン?塗り?そんなのあとあと(∩´∀`)∩
とにかく顔がよければあとはなんとでもなります。
100点満点中お顔の配点は80点くらいあると思います。
まずはお顔を重点対策しましょう~
そして、お顔の形に慣れてくれば表情集などを組み合わせて使ってみましょう。無限の世界が広がりますよ!

もし、推し絵師さんがいなくてどんな人がいるのかわからなくて選べないなら多様な絵師さんが掲載されてるイラスト集を見て選ぶのもありですね。
「VISIONS 2023 ILLUSTRATORS BOOK」 
おススメ度 :☆☆
おススメの人:まだ見ぬお気に入りの絵師探しに。
技法書タイプ:イラスト集

最前線で活躍するイラストレーターさんを170人も詰め込んだイラスト集なのできっとあなたの感性にベストマッチする人が見つかると思います。
ただ、掲載イラストレーターの名前からPixivを見に行けばより大きな画面で他の作品も見れますし、労力を少しかければお気に入りイラストレーターさんは見つけられると思うのでお小遣いがきつい人には少しもったいないかも。

好きな絵師さんもはっきりしないし、いきなり画集から模写は難しすぎるという人にはこちらもおすすめ
「なぞるだけで絵がうまくなる! アニメ私塾式 キャラ作画上達ドリル」 室井 康雄 (著)
おススメ度 :☆☆☆☆☆
おススメの人:あまり色々言われてもパンクしちゃうよ~な人に。
技法書タイプ:いわゆる小学校の時の漢字ドリル

こちらはおおざっぱな形⇒少し細かくした形⇒最終的な形という段階を踏んで物の形を捉えて絵にしていく工程を練習できます。
描くべき形をトレースという形でやっているのですが何度も繰り返すことでどのような大きさのバランスや線で描く必要があるのか体で覚えることが出来ます。説明は少な目でとにかく手を動かすのが楽しいドリルです。


さて、線ばかりじゃなく色も塗りたい!という人もいると思います。
となってきたと思います。そんな人には・・・

3冊目は色塗りの教本として「デジタルイラストの「塗り」事典」のような色選択がRGBで解説に乗っているような本が良いと思います。
おススメ度 :☆☆☆
おススメの人:デジタルイラストの塗り方がわからない!色って何色ぬったらいいの?とにかく具体的なやり方を一通り知りたい!な感じの人
技法書タイプ:色彩特化
本を選ぶ基準は好みの塗りがメイキングとして描いてある本を選んでしまいましょう。この手の本は色塗りの基本手順や色の選択はどの本でも説明されているので好みでいいと思います。個人的には「デジタルイラストの「塗り」事典」は沢山の塗り方を試せてよかったと思います。


そしてやっぱり塗りもお顔が命です。
可愛く描いた子をさらに可愛くメイクしてあげましょう。
「メイクで女の子キャラを描き分けるテクニック 超描けるシリーズ」姐川 (著)
おススメ度 :☆☆☆☆
おススメの人:さらにお顔を可愛く塗りたい!レベルを上げたい!な人向け
技法書タイプ:お顔の仕上げレベルアップ特化

なぜ世の中の大半の女性がメイクをするのか?可愛くなるからに決まってるでしょ!(笑)
ここでタイプ別メイクの基本をしっかり抑えて好きなキャラに合ったメイクをしてあげましょう。どちらかというと未経験者よりは経験者向けですね。

さて最後に番外編
あなたが学習意欲旺盛で色の塗り方だけででなく配色や色の仕組みを知りたい貪欲な人ならがおすすめです。

番外編
「イラスト、漫画のための配色教室」松岡 伸治 (著)
おススメ度 :☆☆☆
おススメの人:色や光の仕組みを1から全般に学んでイラストの色遣いにも活かしたい、そんな欲張りタイプの人におすすめ。
技法書タイプ:色彩特化

こちらは塗ではなく色の選び方に特化した本で、絵の全体の色がどうもまとまらない、と感じはじめたら是非購入をおすすめします(*'▽')
配色の本は色々ありますがイラスト用途を重視して説明しているのは少数派なのでとてもありがたい本です。基本のキからカラーパレットの配色までどんな色の選び方があるか実例と一緒に説明してくれるのですごく参考になります。それとデザインが秀逸でとても読みやすいのは嬉しいポイントです。


他にも色々紹介したい本がいっぱいあるのですがまずはここらでお開きとしたいと思います。紹介しきれてない本が一杯あるのでまたアップしていきますね!それでは!!(*´▽`*)



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