●賃金改善を見込む企業は 46.4%と過去最高

※月3、4回のペースで、クリッピングをブログ上で公開しています。
(ブログ:詩想舎の情報note http://societyzero.wordpress.com/ )

cakesさんの「note」でもこれから公開していきます。まずは今年、2014年の1月から。順次キャッチアップしていきます。

最新のものは、上記ブログをクリックしてください。

140221 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●賃金改善を見込む企業は 46.4%と過去最高 
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p140204.pdf
帝国データの「2014年度の賃金動向に関する企業の意識調査」。賃金を改善する理由は「労働力の定着・確保」が最多。また、「物価動向」や「同業他社の賃金動向」が大きく増加。

●経済成長は貧困削減に役立つか?(1)-理論と実際-:新興国経済
http://www.dir.co.jp/research/report/overseas/emg/20140203_008172.pdf
「貧困層を支援する成長(pro poor growth)」や「包括的成長(inclusive growth)」といったコンセプトがコンセンサスを得つつある。

●〔「成長が先で、財政再建が後」は成り立つか?〕
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/7245.pdf
多くの実証を踏まえて、いま「債務比率が90%を超えると、成長率が1%程度は低下する」は、共通認識となっている。だから、まず成長から、とするアベノミクスは日本社会の将来に影を投げかける施策。さらに、円安誘導とデフレ解消は、国債消化にブレーキをかける施策。いよよますます、財政危機が高まっている日本。

●停滞が続く日本の輸出
http://mitsui.mgssi.com/issues/report/r1402k_suzuki.pdf
円安傾向に転じてなお、貿易赤字がなくならない。とりわけ、円安が競争力に直ちには結びついていかない足もとの現実。

●日本の輸出低迷・貿易赤字拡大は転換に
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/today/rt140214.pdf
為替レートが変化した際の契約通貨建て輸出物価と、輸出数量への影響を分析した。4月以降は貿易赤字も縮小傾向へ転じる、と。そしてそうならなければ、経常収支の改善、国債消化へのネガティブなインパクトがありうることを指摘。

●アジア新興国現地法人の資金調達の方向性~大きく変動する為替に海外現地法人はいかに対処するのか
http://www.dir.co.jp/research/report/capital-mkt/20140214_008219.pdf
2013年12月に公表された「金融・資本市場活性化に向けての提言」、いわゆる金融版の成長戦略では、海外現地法人の資金調達にスポットが当てられている。仕入れの現地化は業種横断的に6割程度に収斂しているにもかかわらず、現地通貨建ての資金調達割合いは業種により大きく異なる。

●サプライチェーンのCSRリスクに疎い日本企業-今後、日本企業の海外調達が世界のNGOの“標的”となる!?
http://www.nli-research.co.jp/report/report/2013/02/repo1402-2.pdf
生産の現地化が進んでいる。アジアでの日本企業の展開において、仕入れの現地化は6割程度まで進んでいるがCSR的観点からの経営目線が不足。日本企業は品質確保と安定調達が主眼、そのためCSRリスク(特に人権・労働、環境)の認識不足が招来する事故事例が、アジアで増えている。

●KPMGによるCSR報告に関する調査2013
http://www.kpmg.com/jp/ja/knowledge/article/kpmg-sus-newsletter/Documents/sus-intl-report-survey2013-20131227_2.pdf
CSR報告における最新の世界的動向を、ベンチマークやガイダンス、洞察とともに提示したレポート。41か国の結果。すくなくとも、「報告すべきか否か?」 といった議論は、既に終わっている」(主要データ集 http://bit.ly/1oE7V2d )

●コンテンツ政策、3つのお願い:自民党本部にて 
http://blogos.com/article/80490/
政府主導より、民間の後押しを/国民全体の創造力強化を/政府の一体化を。

●クール・ジャパンの行方~世界は日本を再発見できるか
http://www.nri.com/~/media/PDF/jp/opinion/teiki/k_insight/2014/ki20140106.pdf
アニメ、漫画、ゲームだけじゃない、と言われるのだが、記事は結局、それに終始しているのが残念。

●「クールジャパン」支援強化に向け、電通が「チーム・クールジャパン」を始動
http://dentsu-ho.com/articles/483
電通は、「アニメ、漫画、ゲームだけじゃない」展開を目指している。たとえば、「農業」「教育」「科学・技術」「ヘルスケア」「インフラ」といった国家戦略分野における事業構築や商品・サービス開発、またメディア・コンテンツ企業との連携による戦略的な需要の創造のために特別チームを結成。

●クール・ジャパン戦略について~われわれは失われた20年間に何を得たのか:
http://www.nli-research.co.jp/report/researchers_eye/2013/eye131202-2.pdf
「既存クリエイターを世界に紹介するのもよいが、クリエイター予備軍の層を厚くするためには、若い世代がきちんと暮らせて好きなことができる環境づくりをすることが大切である」。

●クール・ジャパン推進機構
http://www.cj-fund.co.jp/
日本の生活産業の海外展開を支援するファンド。松屋で常務執行役員を務めるなど日本のファッション界を率いてきた太田伸之氏が社長に就任。機構の投資対象は多岐にわたる(アニメ、ファッション、食、伝統工芸品)。現地の放送枠を買いとったり、商業施設と連携してモノやサービスを輸出したりする戦略をとる。

●クールジャパンが示すのは安倍政権の誤った「コンテンツ戦略」
http://www.huffingtonpost.jp/iwao-yamaguchi/post_6387_b_4429181.html
テレビ番組制作費の内訳を例に、マネーの中間搾取構造の解消や、囲い込みといった20世紀発想ではない、ネット公開を軸にした21世紀発想の重要性を説く。で、ここでも「コンテンツ戦略の一丁目一番地は「構造改革」」ということになる。

●コンテンツ産業の海外展開を後押しするTPP
http://www.smbc.co.jp/hojin/report/monthlyreviewtopics/pdf/2_00_CRSDMR1401.pdf
文化庁の調査(2013 年)によると、中国で 3.8 兆円のコンテンツがネットで侵害されている。知財保護について。

★World press freedom index 2014
http://rsf.org/index2014/en-index2014.php
報道の自由度ランキング。日本は、各国を5段階に分けた分類で上から2番目の「満足できる状況」から、3番目の「顕著な問題」のある国に転落。これは主要先進国で唯一。東アジアでは台湾や韓国を下回る。福島の現状や、特定秘密保護法の成立が影響。

●中国当局、香港の出版社編集長を拘束か 反体制作家の新著準備中 
http://www.afpbb.com/articles/-/3006961
国境なき記者団(Reporters Without Borders)による報道の自由ランキングで、中国は昨年179か国中173位」。

●アメリカのテクノロジー業界の世界展開を脅かす「スノーデン効果」とは? 
http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/25/edward-snowden-tech-industry_n_4667307.html
米国企業の世界展開に影。いわゆる『スノーデン効果』。つまり、米国家安全保障局(NSA)の元契約業者エドワード・スノーデンにより世界中へのアメリカの防諜行為の広がりが暴露されたが、米国情報産業企業がこれに関与していたことから、世界の企業が米国企業との取引を避けるようになった。

┃Others あるいは雑事・雑学

●ルシアン ペラフィネ×隈研吾がコラボし、体をやわらかく包み込む木製の椅子「Tree Chair」を製作。
http://www.vogue.co.jp/lifestyle/news/2014-01/30/pellat-finet
「樹木の本質は、繊維と繊維とがからまりあってできた、やわらかな複合体です。その繊維の束は、ルシアンのカシミアのように、人間の体を柔らかく包んでくれます。樹木をヒントにすることで、人間の身体に対して、やさしい椅子を作りたいと考えました」。

●日本酒選びに失敗しない!日本酒のラベルを見る3つのポイント
http://kurand.jp/blog/2014/01/30/sake-label
精米歩合の値が小さいほど、香り豊かなお酒になる。日本酒度は糖分の多い物がマイナスに、逆に糖分の少ない物がプラス。美味しく飲める期間は製造年月からだいたい1年ほど。


◆電子書籍:
情報note|知のパラダイムシフト2014年12月二号 [Kindle版] 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00QPD841S/sasazamani-22/
◆ブログ:詩想舎の情報note | http://societyzero.wordpress.com/ 

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