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もぐらさんは「枝豆」相田さんは「撮影の心配」ラジオで分かるそれぞれの視点。

芸人さんが各々のラジオ番組で、同じ事柄について話していると「ラジオ、サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!」と叫びたくなるのは私だけだろうか。

賞レース後、その結果や感想を喋って…というのも良いが、私が一番好きなパターンは「この前、◯◯と食事に行って…」といったフレーズから始まるトークだ。

芸人さんのプライベートを、のぞき見させてもらえる気がしてワクワクする。

しかも、食事した者同士がそれぞれのラジオで、その会について話しているとワクワクを通り越してゾクゾクする。

ここ2週間で、そんなパターンに2回も遭遇できた。
そんな個人的ステキなラジオ体験を、書き残しておきたいと思う。

●「空気階段の踊り場」と「三四郎のオールナイトニッポン0」で語られた、もぐら&相田会食。

2つの番組内で、共通して語られたことは以下の通り。

「有吉の壁」の企画・カベデミー賞から生まれた「万引き裸族」の映画撮影があった。

その撮影のために木更津に前乗りした、もぐらさんと三四郎の2人。

木更津のホテル到着後、三四郎の相田さんはもぐらさんを誘って軽く食事をした。

算数の文章問題のような文になってしまったが、概要はこんな感じだ。

この食事について、もぐらさん・相田さん共に自身のラジオで話していたのだが、それぞれフォーカスしている点が異なっていた。

放送の時系列とは逆になるが、まずは5/9放送分「空気階段の踊り場」で、もぐらさんが力説していた点を箇条書きで振り返ろう。

・相田さんから初めて食事に誘ってもらって、嬉しかった。
(小宮さんとは食事をしたことがある。全おごりしてくれる激アツ先輩)

・ホテル下のレストランに2人で行き、刺し身や肉料理などを頂く。

・特に枝豆が美味しかった。

・さまざまな料理がある中、相田さんは最後の一品に枝豆のおかわりを頼んだ。

・その様子を見たもぐらさんは「(相田さんに対して)完全に警戒心がなくなった。なんでも許してくれる先輩だ」と語る。

*****

続いて5/6放送分「三四郎のオールナイトニッポン0」での2人のトーク。

まず小宮さん。
もぐらさんを食事に誘いたかったが「主演のもぐらは、次の日朝5:00~25:00くらいまで長時間の撮影が控えている。(自分は短時間の出番だけど)もぐらは、セリフ量も多いし誘える感じではないかな…」と思い、一人で食事をしたと話す。

一方、相田さんは上記に書いた通り「軽く食事行かない?」ともぐらさんを誘い、食事をする。

ただ、相田さんももぐらさんのセリフの多さから、翌日の撮影について心配し「大丈夫?セリフ覚えた?」と誘う前に聞いたと話す。

それを受けてもぐらさんは「もうあれはリアルな話ですから、(セリフ)覚えなくていいんですよ」といった返答をしたそう。

小宮さんのツッコミじゃないけど「裸で万引きする話が、リアルってどうゆうことよ」と、思わず聴きながら笑ってしまった。

そこから相田さんが話していたことを、まとめると以下の通り。

・(もぐらさんは)喜んで枝豆を食べていた。

・ゆでたての枝豆を、もぐらがとても気に入っておかわりした。

・翌日の撮影を心配しても「明日はドキュメンタリー的な映画撮影だからなんとかなる」と、もぐらは余裕たっぷりな様子だった。

・翌日の撮影現場に行くと、スタッフさんから「もぐらさんは(役を憑依させる)天才ですね」という言葉を聞く。
(ただしその役は、裸で万引きする男性役)

・撮影の様子を見て「本当に(演じているのは)ただの、もぐらだった」と等身大で演じているもぐらさんに、どこか感心した様子の相田さんだった。

2人のトークの違い、お分かり頂けただろうか。

もぐらさんのトークの主役は「枝豆」だ。しいていうなら「枝豆をおかわりした相田さん」と表現してもよいかもしれない。
一方、相田さんの話の主眼は「早朝撮影&長台詞ありでも余裕しゃくしゃくな、もぐら」だ。

ここからは「空気階段の踊り場」も「三四郎のオールナイトニッポン0」も大好きな、ただのラジオ好きの勝手な推測を2点書きたい。

相田さんは、枝豆が食べたくておかわりを頼んだのか?

2つの番組を聞いて「枝豆のおかわり」について、2人の発言に微妙な違いを感じた。

相田さんも枝豆を美味しく頂いたんだろうけど、二度頼むほどだったのだろうか…。

おそらく「相田さん自身が、おかわりして食べたい」というより「とっても美味しそうに食べていたもぐらさんのために、もう一回頼んだ」のでは…?と思った。

もぐらさんも話していたように「たくさんのメニューがある中、同じ品をもう一度たのむ」のは、けっこうハードルが高いことだ。
そんな二度目の注文を、後輩からはなかなか言い出しにくいだろう。
そのことをまるっと汲んだ相田さんの優しさから「枝豆のおかわり」は生まれたんじゃないだろうか。

Uber Eatsが届かなかったときも、笑いに変えて話していた心が広い相田さん。

今後も、もぐらさんが気に入った品はぜひ2回・3回とおかわりを頼んであげてほしい。

*****

もぐらさんは一度台本を読めば、ある程度のセリフを覚えられるのでは…?

三四郎の二人は、主演であるもぐらさんのセリフ量や長時間の撮影をとても気にかけていた。つくづく三四郎は優しい先輩だなぁ…と感じる。

ただ、長時間の撮影での体力的な懸念はさておき、セリフ量の心配はもぐらさんには無用だと思っている。もぐらさんは、マネージャーさんが認めるほどセリフ覚えが早い。

ラジオを聴いていても、昔のドラマや会話の内容などを詳細に記憶していてビックリする。

おそらく一度目を通したものは、ある程度記憶できる能力を持っているのではないだろうか。

なので今後同様のケースがあった場合(もぐらさんが特に疲れていなければ)小宮さんには、躊躇なくもぐらさんを誘ってあげてほしい。


あ〜〜〜「ニューヨークのニューラジオ」と「ほら!ここがオズワルドさんち!」で語られていた「アインシュタイン・河合ゆずるさん主催飲み会」についても書きたかったが…タイムオーバー。


今回はこのへんで。

ゲラへー!!!!&にんにんどろん!!

カベデミー賞の映画、めちゃくちゃ楽しみー!!!!


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