VOX Starsteamが最強のギターすぎた
My new gear…
VOXのStarstreamというギターです。
VOXというと、
アンプやエフェクターが有名ですが、
実はギターも数本出しています。
見た目からも分かる通り、
ただのギターではなく
モデリングギターと呼ばれる代物です。
アンプやエフェクターを
出しているメーカーだからこそできる
こだわりや気遣いに惹かれ、
これを選びました。
今回は僕が思うStarstreamの魅力や
弾いてみて良かったことや
イマイチだと思った所を
紹介していきたいと思います!
27種類のサウンドがやばい
この1本で、なんと
27種類ものサウンドを再現できます。
何者だよ。
ボディ下部にある変なツマミと
ピックアップセレクターっぽい
トグル?を操作することで
サウンドを変更できます。
上のツマミでサウンドを選び、
下のツマミでエフェクトをかけられます。
ヘッドホン端子が付いているので、
アンプやiRigに通さなくても音を出せるのが
嬉しいところ。
サウンドを一覧にするとこんな感じ
ざっくり分けると
エレキ系・アコギ系・その他系の
3種類に分類できます。
USER1とUSER2には、
上記のサウンドを記録しておけるので、
プレイスタイルに合わせて
設定できるのが嬉しいところ。
エレキ系サウンド
表で言うと、
SINGLE〜12STRINGが
それに当てはまります。
シングルコイルのホワイトノイズや
ハムバッカーの太い音など
本当によく再現できています。
シングルの時はTONEノブを10に、
ハムでは6〜7にすると
僕が使っているテレキャスやレスポールに
音がさらに近づきます。
B'TWEENが正直よくわからないのですが、
P90みたいなものなのかなと思っています。
P90あまり使ったことないけど。
こんな感じの音です。
また、MODERNの音色も
多分何かのピックアップの
モデリングなんだと思います。
ダンカンとかディマジオとか。
(ピックアップ名列挙しただけ)
シングルのチャキチャキした音を出せれば、
ハムでゴリゴリに歪ませた音も出せる。
イメージとしては、
テレキャスとレスポールとストラトを
一本にまとめたみたいな感じです。
12STRINGは、
読んで字のごとく12弦の音です。
通常の12弦というのは、一般的に
主弦6本+副弦6本の構造をしています。
チューニングは1、2弦はユニゾン
3〜6弦はオクターブが一般的です。
トグルをネック側に倒せば全弦オク下、
フロントにすれば全弦オク上、
ブリッジ側にすれば通常の12弦の
チューニングになります。
フロント側とセンターのサウンドは
レスポンスのいいオクターバーという感触でした。
これにファズとか噛ませれば
擬似オクターバーファズが作れそうです。
アコギ系サウンド
こちらも読んで字のごとく
ACOUS1とACOUS2がアコギ系です。
イメージとしては
ヤマハのサイレントギターみたいなものです。
弾いたことないけど。
このモデリングが、マジですごい。
弦の擦れる音や、サウンドホールの共鳴感、
爪が当たった時の「ツッ」という音まで
引くほど細部までアコギの音が
再現されています。
下手なエレアコより
いい音が鳴るかもしれない・・・
百聞はなんとやら、実際に聞けば
その凄さがわかると思います。
もうアコシミュなんてアウトof眼中ですわ・・・
あとはナイロン弦がすごい。
エレキ弦張っているのに
ナイロン弦の音がする。
どんな技術だよ・・・
その他系サウンド
飛び道具というか、
ちょっとマイナーなサウンドです。
UNIQUEでは
バンジョー、シタール、リゾネーターの
サウンドが再現されています。
バンジョーというのは、
バンジョーアンドカズーイのバンジョーです。
(そうだけどそうじゃない)
ぺけぺけした音(主観)が特徴で
カントリーとかで使われるイメージですね。
バンジョー独特のぺけぺけ感が
しっかりと再現されています。
シタールはインドの民族楽器で、
みにょ〜んとした音(主観)が特徴だと思います。
こちらはTONEノブをいじると
共鳴弦のレベルが調整できます。
シタールって意外と日本の音楽シーンに登場していて、
例えばBUMP OF CHICKENの「花の名」とか、
スピッツの「君が思い出になる前に」
あたりでも使われています。
確かエレキシタールってやつ。
リゾネーターギターというのは
僕も初めて知ったのですが、
ブリッジの下に金属の共鳴板をくっつけた
見た目がちょっと厳ついアコギです。
音はアコギとバンジョーの中間みたいな感じで、
独特の金属音がします。
特にカッティングした時の金属音がすごいです。
そんなところまで再現してるのか。。。
SPECIALは完全に飛び道具。
ネック側のSYNTHは
シンセギターのようなサウンド。
ピアノの弾けない僕でも
シンセサウンドを弾けちゃいます。
カッティングしたりコードを弾いたりすると、
いい感じに音が飛んで
不思議なサウンドを作ることができます。
MIDDLEのSYNTHはシンセベース。
ギターでベースの音が出ます。
オートワウにオクターバーかけたみたいな
不思議な音がします。
正直ベースとして使うのは微妙です。
というのも、タッチの加減で
エフェクトのかかり具合が大きく変わるからです。
まあ、それが面白いところでもある。
ギタリストはベースと聞くとスラップしがち。
もう一つのSYNTHは、
最後に出した音がずっと再生されます。
これの使い道がよくわからないのですが、
うまいこと使えば化けるのかなと思います。
動画でも使い方がわからなくて
なんかノブいじって遊んでます・・・
その他系のサウンドは
使う人のセンスが試される気がします・・・
ド変態な見た目と機能性
みてわかる通り、
ド変態な見た目をしております。。。
ボディはまさかのマンゴー材。
バッカスとかも最近マンゴー材の
ギター出してますよね。
また、小さいボディを囲むように
変な形のフレームが付いています。
変な形をしていますが、
座った時も立った時も
違和感がなく、自然な感じで持てます。
しかも下部にエンドピンが2個付いています。
どうやらスタンドなしでも安定して
立てかけられるように設計されているらしいです。
どんな配慮だよ。
それでいて軽い。
僕の使っているレスポールと比べると、
体感3分の2くらいの重さです。マジで。
そして、ネックの接合部まで手が届くので
ハイポジションの演奏がめっちゃ楽です。
僕はレスポールとテレキャスを使っていますが、
こいつらハイポジション弾きにくいんですよね。
しかし、Starstreamなら
6弦の22フレットまで余裕で抑えられます。
RADWIMPSのme me sheとかも
結構弾きやすくなります。
しかもアーム付き。
12弦アコギのサウンドで
アーミングなんていう
ド変態プレイができます。
単三電池×4で動く
一般的なアクティブピックアップは
9V電池で動きますが、
Starstreamは単三電池×4本で動きます。
100均でも買えますし、
9Vより入手しやすいのが嬉しいですね。
しかもm、何なら9Vでも動く。
楽器屋で試奏した時は
9Vの電池をつけていました。
一方で、電池が切れると
音が鳴りません。。。
もうワンランク上のモデルだと
電池なしでも音が出るのですが、
僕が買ったのは出ません。。。
なので僕は、充電池を買いました。
充電池でも動くのが嬉しいところ。
Amazonで安いやつをポチり。
Starstream以外にも、
無線マウスやエフェクター類にも使えるので
意外と電池の需要ってあるんですよね。
ワンチャン買い足すまである。
多彩なプレイこそのデメリット
これだけ多彩なプレイができて
取り回しの良いボディではあるのですが、
だからこそのデメリットもあると思います。
何より、使うのにはセンスが要ります・・・
大体のギターサウンドを再現できる一方で、
その使い分けや音作りは難しいと思います。
選択肢が多いからこその悩み。。。
「人間は自由の刑に処せられている」と言った
サルトルもびっくりですわ。。。
とはいえ、そこをうまいこと使いこなせれば、
個性を最強に発揮できると思います。
まとめ
・27種類のサウンドを内蔵
・サウンドの再現度が異常
・引くほど弾きやすい設計
・ド変態ギター
普通のギターでは物足りない
というギタリストにもってこいの
ド変態仕様となっています!
サウンドのサンプルデモを弾いてみたので、
良かったら聞いてみてください。
全量↓
サウンド別の再生リスト↓
一個一個の時間は短いのですが、
何より27種類もあったので
編集〜アップがマジで大変でした・・・
今回はここまで。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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