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クレディ・スイスのAT1債とは

AT1債券とはCoCo債とも呼ばれ「Contingent Convertible Bonds」の略称である。金融機関が発行する転換社債の一種である偶発転換社債である。AT1債は金融機関が自己資本の増強を図るために発行するものであり一定の自己資本比率を維持するために発行される。偶発的な事象により一定の自己資本比率を下回った場合、即ち破綻や経営危機に直面した際は一部もしくは
全部が無価値になる可能性がある。
今回のクレディ・スイスのAT1債は全部が無価値になることになる。規模は日本円で23000億
であり保有していた機関投資家は損失を被ることになる。


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