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2022年末挨拶と2023年の創作活動について
こんばんは、鞍馬子竜です。
皆様の暖かいご支援のおかげで、今年最後にして最大のイベントである冬コミを終えることができました。
2022年は私にとって挑戦の年と位置付け、新たな挑戦を開始しました。
大きなこととして、サークルコンセプトを「物語の力で、最高にアツい世界を創り出す」と定めました。今後はこのコンセプトを旗印に、小説を中心とした広く深い世界観の構築・表現を実現してまいります。
今年に入って、私はまず女性向け小説……とりわけ中世ヨーロッパ風貴族世界を中心とした貴族の恋愛ものを読むようになりました。
・誰かこの状況を説明してください!
・公爵令嬢の嗜み
・勿論、慰謝料請求いたします!
・歴史に残る悪女になるぞ
・小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される
・逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件
・芋くさ令嬢ですが悪役令息を助けたら気に入られました
などなど、書籍化作品を中心に読みまくりました。読んだ作品はこの他にも多数あり、我ながらこの一年でどんだけインプットしたのか、そしてどれだけ書籍代を払ったのか数えきれません。
この他にも、やや古い日本的世界観を舞台にした
・わたしの幸せな結婚
・結界師の一輪華
なども読んでいます。
これらのインプットは主として、過去に執筆した東方Project二次創作小説「次代の風」の続きを書くにあたって、「女性が主人公で男性と恋愛・結婚する小説に対してもっと理解を深めなければならない」という想いからはじまったものでした。
しかし、思いのほかこのジャンルの小説が面白く、読み漁っているうちに「自分もこんな物語を書いてみたい」と思い立って、「女性主人公小説を書く筆慣らし兼オリジナル小説執筆への挑戦」という意味で企画・執筆を開始したのが現在Web連載中の小説「敗戦国の戦姫令嬢は生き残るために仇敵皇太子の婚約者になりました」なのです。
同作品の執筆目標は年内に第一部完結でしたが、私の業務多忙や転職活動などの事情もあって思ったペースで連載を続けることができず、結果としては全体の7割程度の進捗にとどまってしまいました。
これらの事情を踏まえ、2023年では以下のことを実現させたいと考えています。
連載中の「敗戦国の戦姫令嬢は生き残るために仇敵皇太子の婚約者になりました」第一部完結
現在連載中の同作品(以下、はいてき)の第一部完結が、直近の目標になります。第一部は全4章構成を予定しており、現在は第3章の中ごろといったところです。今までどおり(できれば今まで以上)に執筆・連載を続けて、第一部の完結を目指します。
なお、はいてき第一部完結としていますが、第二部を書くかどうかは現時点でまったくの未定となっております。一応、第一部完結によって今後やりたいことは進められるので、これ以降の連載を継続するかどうかは本作品の評価によるのかなと考えています。はいてきの小説大賞応募
そもそも、はいてきは商業レーベルでの書籍化を目指して執筆した作品ではありません。しかし、現状の自身の作品に対する評価を知るためにも、小説大賞に応募してみたいと考えています。
とりあえず、完結前でも応募可能なピッコマノベルズ大賞には応募予定です。それ以外には、大手レーベルや投稿サイト主催の大型コンテストに応募できればと考えています。
結果的に受賞して書籍化できるならそれが一番ですが、そうでなくても次の目標に進みます。はいてきの同人書籍化、KDP出版
仮にはいてきが応募したすべての賞で入賞を逃し、商業レーベルでの書籍化が成らなかったとしても、同人小説本として自前で印刷・製本してコミックマーケットやコミティアなどで頒布する予定です。あわせて、Kindle Digital Publishingにも登録して、電子書籍としてKindleストアに出版したいと考えています。
これは、もともと同人小説書きでもある私が、書籍化打診がなくコンテスト入賞を逃した作品であっても意思とお金があれば自分の小説を本にして読んでもらえるということを示すことがひとつの目的です。PVが伸びないから、書籍化の打診がなかったから書くのをやめるのではなく、自分で書籍という形にすることができるというのを知っていただきたいと考えています。はいてきの同人書籍化、KDP出版の知見を伝授するための書籍作成
3で記載したとおり、私は自分がセルフで書籍化・電子書籍化したいだけでなく、もっと多くの小説書きが自分の作品を書籍化・電子書籍化してほしいと考えています。そのためにも、どうすれば書籍化・電子書籍化できるのか、KDP出版はどうすればいいのかなどを一冊の本にして頒布、または有料Note記事にして公開したいと考えています。
無料でいいじゃんと思われるかもしれませんが、私としては非常に安価で出す予定です。無料記事に転載されて広告収入稼ぎに悪用されたくないので一応有料にしたいと考えています。
……まあ、このあたりは商業書籍化できないことが前提ですが。オリジナル小説長編完結処女作が即書籍化なんておいしい話はないと思っているので。東方Project二次創作小説「次代の風」下巻制作・頒布
冒頭にも挙げたとおり、当初はこの作品を書くための経験値を得るための女性向け小説読書でした。いよいよ下巻の執筆にかかります。
はいてきの第一部完結が春ごろまでかかるかなーと考えており、春の例大祭には間に合わないだろうと考えています。そのため、秋季例大祭での頒布を目標に制作したいと考えています。
なお、当作品は上下巻で分割して同人誌化しています。下巻が完結した折には、注目次第ですが書き下ろしを含めた完全版の制作も検討します。Twitter、Note、YouTubeなどを活用した情報発信の加速
現在はほとんどTwitterで更新告知などをしていますが、すごく狭い範囲にのみ発信しているように感じています。もっと私自身の活動をアピールし、存在を認知してもらうための活動を継続していきたいと考えています。
具体的には、
・無編集の配信垂れ流しだけではなく、編集をいくらか頑張って字幕などが付いた動画を制作して公開する。
・Noteを活用して創作活動に関する情報発信をおこなう
・TwitterでWeb小説の作者・読者をフォローして交流を増やす
などを考えています。ターゲット層によってはTiktokなどの使い慣れないサービスにも挑戦したいですね。
2023年は初盆につき、夏コミに参加することができません。そのため、冬コミでこれらの成果を発表し、納得のいく形で一年を終えるのが理想と考えています。
今後も「物語の力で、最高にアツい世界を創り出す」ために活動を続けてまいりますので、引き続き応援いただけると嬉しいです!
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