この1年で強くなれた気がする
SHIRYUは全然弱い人間ですが、2023年8月と比べたら本当に強くなったと思います。その裏側には、ハートグローバルの「ミュージック・アウトリーチ」といったワークショップが関係していると考えています。
ハートグローバルって何?
「ハートグローバル」という単語或いは用語は、若干多義的ですが、今回は、運営団体としての「ハートグローバル」について説明いたします。
ハートグローバルは、音楽を通じて、小学1年生~高校3年生の若者に対して教育を行う団体です。内容について結論を申しますと、2-3日間で1つのショーを作り上げるといった内容です。つまり、この学生たちは、その数日間で歌やダンス、表現を行い、育みます。この活動内容(ワークショップ)を「ハートグローバル」と呼ぶ人は多いですが、今回はこちらを「ミュージック・アウトリーチ」として呼ぶこととします。
SHIRYUとミュージック・アウトリーチの関係
2010年の杉並会場をはじめに、ミュージック・アウトリーチを受講し始め、推定50回ほどは受講しました。きっかけは、自身が使用していた英語教材関連の友人(或いはその母)に誘われた為に参加しました。それから2017年春までは割と頻繁に参加していました。しかし、2017年夏以降は単純に多忙のために参加が難しい時期がありました。それからミュージック・アウトリーチからは離れていて、たまには忘れてしまった時もありました。ですが、2023年夏に八王子会場にて、ミュージック・アウトリーチを支える役職に就いた時から、またミュージック・アウトリーチに参加したいと思うようになり、それからは数ヶ月近くに1回のペースですが、何回か参加させていただきました。しかし、年齢制限の関係で2024年現在はこのミュージック・アウトリーチを受講するのがやや難しい状態になっています。故に、現在はこのワークショップをサポートする役職にボランティアとして就いたりしています。
なにが強くなったの?
より積極的に話すようになった
2023年の夏ごろまでの私はこの点については非常に消極的でした。大学などのグループワークが行われた際や、そこで意見を言う時間が設けられた際、私は毎度毎度毎度毎度「誰かが話してから喋ろうかな」とか若干他人まかせな考えをしていました。
ところで、ミュージック・アウトリーチにおいては、50回ほど受講した過去があり、同ワークショップのシステムは割と理解しているような状態であったと思います。故に、このワークショップのシステムをあまり理解してい無さそうな動きをしている受講生に積極的に話しかけて誘導したりしていました。このような事が自然とできる理由は、「ハートグローバル」(あるいは「ミュージック・アウトリーチ」)といった同じ共同体の中にいるから、その共同体の中の人には積極的に話しかけることができると感じていたのです。
しかし、その原理でいきますと、獨協大学(通学先)でもできるのではないかと感じ始めました。それに気づき始めてから、2023年度の秋学期(後期)の授業から、もしペアワーク或いはグループワークの時間が設けられたら、そのメンバー探しや、会話のスタートについても自分が一旦始めて見ると決めてました。結果的には、初回の授業からそれができるようになりましたし、友達も増えやすくなったように感じました。そうやって人間関係が築かれていくことにも喜びを感じて、2024年8月現在では、講義のペアワーク或いはグループワークは友達を作るチャンスであると思いながら、今は楽しんでいます。
ちなみに、それの派生からか、挙手して意見を言う機会も増えてきました。確かに、人前で意見を言う事は怖いと、挑戦する当初は思っていました。ですが、何らかの理由で、話す話題さえ決まっていたら、挙手して発言する恐れを押し殺して、とりあえず手を挙げてみることから始めました。確かに最初は怖かったと思います。でも、それがどこかのタイミングで、もう慣れてしまって、このような行為にはあまり抵抗感を持っていないと思っています。
2023年8月の私はこれらの事を絶対と言っていいほどやらない人間だったので、そう考えると、自分はこの面では絶対に変わったように感じました。
色々な考えを持つ人がいることを感じた
ミュージック・アウトリーチの途中で、振り付けについて学ぶ時間がありました(同ワークショップが分かる方へ: クリエイティブクラスのことです)。その際に、その時に来てくださっていたディレクター様が、指定した色や感情のように自由に身体を動かすように指示しました。すると、同じ指示をされているのに、皆様は違うように身体を動かしているのです。そこから私が思ったことは、私が他の人と違う事を考えていても、それでも問題ないということを理解しました。
もしかしたら、私がいま意見を言ったりすることや、自分の思いを素直にツイートすることは、このような学びがあったからこそ、できているのかもしれません。
私は、大多数の人間から意見が異なることが非常に多く、それについてコンプレックスでした。なので、そこで大多数の人間から、私の意見を反対されるのが怖かったのだと思います。ですが、このような学びがあってから、私は、みんなと考えることが違ってそれでもよいと考えるようになりました。
過去のトラウマを忘れることができた
実は、2017年から2018年に入部していた部活でパワーハラスメントを受けており、いじめが非常に酷く、部活の方針にも嫌悪しており、退部しました。その部活の出来事のおかげで高校生活は一切楽しめなかったし、正直いまもこれについて言及するのはできるだけ避けるようにしています。このような出来事から集団で働くことが怖く、グループワークは当然怖く、それどころか、アルバイトすることも怖かったです(余談ですが、グループワークについては獨協大学で克服することができました)。
2023年のある時に、ミュージック・アウトリーチのサポーターとして携わることがありました。その際に、あの吹奏楽部で学んだような知識がそこで活かせました。その瞬間に、あの吹奏楽部はプラスな事ももたらしてくれたことに気づいたことと、トラウマだけだったイメージだったあの吹奏楽部について抱える事はほぼ無くなりました。非常に間接的な理由でもハートグローバルは私を救ってくれたと思っています。
雨が降ったからこそ虹が出る
2010年代前期に受講したワークショップで、ディレクター様が、人生はプラスな事もあれば、マイナスな事もあり、ウェーブのようになると仰っており、それについては理解していました。ですが、2024年のとあるワークショップでサポーターとして就いていた時に、キャスト(ハートグローバルのメンバー)の一人が、「虹は雨が降ったからこそ現れる物」という旨のことを話していました。確かにこれについては非常に納得しました。ずっとパーフェクトな時期はないことは理解していた物の、これを聞いて、更に納得しました。同時に、私が個人的に推しているロックユニットであるCOMPLEXによる曲の歌詞の一つ「雨上がりの街がやがて訪れて」の部分と相まって、悲しいこと、つらいことなどがあっても、やがて(個人的にはそれから抜け出せる努力をしつつもと考えたうえで)、それを乗り越えた先に、何かハッピーな事があるとか、嬉しい事があるとか考えています。
Yes, and…
これは、ハートグローバルやそのワークショップ(ミュージック・アウトリーチ)におけるマインドのようなものです。何らかの挑戦を「NO」と否定せずに、一旦「YES」と肯定して、挑戦したりしてみるといったものです。この言葉があったからこそ、私は色々な事に挑戦しようと試みました。特に、新たな事について向かい合う必要があった時にはこの言葉やこのマインドを思い出すことがたくさんありました。新しい事を始める事は不安でしたが、この言葉があったからこそ、大学でアルバイトを始めたり、LGBTQ+について話し合う団体に入ったりしてみましたし、それをきっかけに友達が増える事もありました。この言葉に影響されてから年単位で長い時は経過していませんが、この言葉を元に新しい世界が見えたり、新たな人間関係が生まれたり、新たな学びを得れたらいいなと思っています。
マジで1年前はもっと弱い人間だった
全てが消極的な思考を持つ私は、1年経過して少しでも強い人間に慣れたのではないかと思います。これは主にはハートグローバルのおかげであると考えています。ですが、まだ全然病む事や泣く事はたくさんあります。これを克服する方法、これをポジティブな考えに切り替える方法について2025年8月までに考えてみたいです。これが私のステップアップ課題といったところかもしれませんね。
ついでに・・・
こんなに弱すぎる人間だったので、当時の交際相手に別れを申し出されるのも当然だと思うようになりました。とりあえず私は次に切り替えて、9人目の元交際相手を探し、今度は弱い人間であると思われないように、どんどん強い人間になりたいと思います。今度の交際で終わりにしたい・・・くらいの気持ち・・・です!
最後に
ハートグローバルのミュージック・アウトリーチを受ける機会は、年齢的な関係でかなり限られてきますが、今度もハートグローバルから色々な事を学びたいです。私はもっと強い人間になりたいと思っています。実は、大人向けのワークショップもあるので、もし、それを受講できる機会があれば、ぜひ受講したいです。
おしMY BABY
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