たまにエイプリルフール世界線のことを思い返してしまう話(微閲覧注意)
4月1日といえばエイプリルフールですが、この日はソシャゲにとって重要な1日です。気合いの入っているソシャゲはこの日限定の様々なコンテンツを提供してユーザーを楽しませてくれますが、プロセカもその例に漏れず、2022年のエイプリルフールは凄いことが起こっていました。
そのエイプリルフールの頃にプロセカをやっていなかった方に軽く説明致しますと、
・その日だけ20人のメンバーをシャッフルして5ユニットを再構成→そのユニットでの活動の様子のエリア会話
・その日限定ユニットによる2DMV付きのカバー曲が公式YouTubeに投稿される
・いつも各セカイにいるバチャシンたちがシブヤに降り立ち、更に別のセカイの自分自身と遭遇して会話もする
みたいな感じでした。この言葉だけだとよく分からないかもしれませんが、言語化すると本当にこんな感じです。
そして本題に入りますが、私はこの日限定のユニットについて思いを馳せると複雑な気持ちになってしまうのです。
(念のために言うと、"複雑な気持ち"という表現を使うと批判の姿勢に感じられるかもしれませんが、今回はそういう意図は一切ありません)
なぜそんな気持ちになるのか、それはあの日限定ユニットが、あったかもしれないイフの世界線に見えてしまっているからです。しかもそれは、普段見ている本来のユニットでの活動と比べて、ハッピーエンドにもバッドエンドにも解釈できてしまってます。
そして、ここからは私の妄想・妄言を多分に含みます。
また、バッドエンド的な解釈についても言及するので、人によっては不快に思われるかと思います。キャラの暗い想像もあります。何でも許せる方以外は見ない方が幸せかも知れません。
青春/friends
メンバー:一歌、咲希、愛莉、絵名
一見すると平和です。しかし、一歌と咲希はここでも一緒に活動しているものの、穂波と志歩は別のユニットに所属しています。咲希の「仲間と青春を楽しみたい」という目的は達成されるかもしれませんが、中学時代を経て疎遠になった穂波と志歩と再び過ごすことは無くなってしまったのかもしれません。
愛莉はアイドルを辞めた世界線か、最初からやっていない世界線かは分かりませんが、あの愛莉がアイドルをやっていない時点でハッピーエンドかが怪しいです。
愛莉と仲の良い絵名は、こうして活動できることは嬉しいかもしれませんが、絵を描いている気配は無くなっていました。こちらも挫折したのか最初から絵に関心を持っていない世界線かは不明です。
私は、この4人はバンドを通して青春を楽しむことを重視しているように感じました。そのため志歩がいたレオニでプロを目指すようなルートではなく、高校生活が終わったらこのユニットは解散に近い形になる気がしています。そして解散した後を想像すると... あまりみんなが幸せになっているビジョンが浮かびません。
もちろんこの展開が彼女たちにとって幸せかどうかは私には知る由もありませんが、レオニ・モモジャン・ニーゴでの彼女たちの活動を見てきている以上、この世界線がハッピーエンドを迎えるイメージが湧きませんでした。
YUME YUME JUMP!
メンバー:志歩、雫、杏、奏
すべての【夢見る人】を応援したい!というコンセプトで活動しているアイドルユニットです。モモジャンと大きくは変わりませんが、メンバーはかなり変わっています。
エリア会話の感じだと、雫はこの中ではリーダー的な立ち位置に感じました。大好きな妹である志歩と活動できて嬉しいとは思いますが、そればかりで周りが見えなくなったりはしておらず、アイドルとしての自覚も高いままです。ただ、愛莉たちが一緒にアイドルをしていない点がどうしても気になりますね。
他の3人はどんな経緯でアイドルになったのかがかなり気になるところですが、そこまでは言及がなかった気がします。
志歩はあんなに大好きだったベースをやめてしまったのでしょうか。そして、やはり一歌や穂波との関係も修復できないままになっている可能性があります。ただ、このユニットでもストイックな姿勢は残っていました。世界線が違っても志歩らしさが残っているのを見た時は嬉しくなりました。
杏に関しては、この世界線ではRAD WEEKENDに出会わなかったのかもしれません。そうであれば相棒を見つけようとも思わないかもしれませんね。
奏は作曲を辞めてしまったのでしょうか。それか自分で作った曲をこのユニットで披露しているとか? 当然ニーゴも結成されていないことになりますので、まふゆ・絵名・瑞希が救われる可能性がかなり低くなってしまった気がします。ただ、アイドル活動をしていくことで救われる人も現れるかもしれません。活動内容は変わっていますが、人を救うという部分に関しては共通していると言えますね。
Fantasista SQUAD
メンバー:彰人、冬弥、司、類
コンセプトもビビバスに近く、彰人と冬弥も同じユニットにいる点はこの世界線でも変わりませんね。問題は司と類です。
司はショーをやっていないという時点で衝撃ですね。ただし、咲希も病気に困っている描写は見当たらなかったため、ショーをやり続ける理由が無くなったのかもしれません。しかし、司がフェニランでの活動をしないということは、ワンダショも結成されません。そうなると、えむが守ろうとしたワンダーステージは取り壊されてしまうのでしょう。
類はこの世界線でも、自分のやりたい演出を最大限に実行してくれる司と同じユニットに所属していますが、ショーへの関心はどうなってしまったのかが気になるところです。本当はショーをやっていたかったけど、その気持ちを断念してたとしたら悲しい。
ここは他ユニットより、比較的良いエンドを迎える気がします。ただ、ビビバスでの2人とワンダショでの2人を超えるような物語が紡がれるかと言われると、うーん...
ハピネス戦隊サニサニ☆ワンダー
メンバー:遥、こはね、えむ、まふゆ
校外学習から誕生したという経緯があります。子どもを笑顔にするというコンセプトで活動しているようです。
遥はアイドルとして希望を届けることを断念してしまったのかもしれません。もしくはみのりと出会わなかったことによって、その気持ちも再燃することないままこの世界線になったとかでしょうか。
こはねはビビバスのメインストーリーを通して大きく変わりましたが、それを考えるとこのユニットでも成長はしている気がします。ただ、相棒の杏と出会わなかったことで未来がどうなるのかが気になります。もしこの世界線で、たまたまユメジャンを見た時に、杏の歌に心惹かることがあったりしたらそれはそれで素敵かもしれません。
えむは現在と大きく活動内容に違いはありませんが、ワンダショが結成されていないため、ワンダーステージをはじめ、フェニランの一部アトラクションの取り壊しを阻止できていない可能性が高いです。遥たち3人がえむとどのくらい噛み合うかは未知数ですが、ワンダショほどにえむの思い描く理想を実現していけるかは微妙なところでしょうか。
まふゆに関しては、この活動を親にどう説明しているのか(していないのか)気になりますが、この活動を通して救われる可能性は低いと感じました。ただし、えむが同じユニットで活動しているのは救いかもしれません。むしろ、えむがまふゆの苦しみに気づくことができるかどうかが鍵になる気がします。まふゆもこはね同様、ユメジャンが奏作曲の楽曲を披露しているとしたら、どこかでそれに触れる機会があるかもしれません。
休日、趣味人同士で。
メンバー:穂波、みのり、寧々、瑞希
それぞれがこだわりや趣味を持ち、それを語り合うサークルです。一見すると居心地は良さそうですが、個人的には1番このユニットのみんなの将来が、現実と大きく変わりそうだと感じています。
穂波はレオニのみんなとの関係を修復することができなかった可能性があります。中学時代を史実と同じ展開を辿っていたとしたら、八方美人と言われた心の棘も取り除けないままかもしれません。「勇気」もレオニ時より持てないままでいる気がします。
みのりはここでも遥を推しているのですが、アイドルになりたいとまでは思わなかったのか、アイドルになるのを諦めたのか、どちらにしろ大きく変わっています。もし諦めていたら辛い。あの鋼メンタル光属性のみのりが諦めることがあるのか...?
寧々もステージに立つのを諦めたか、最初から興味を持たなかったのか... どちらにせよ、現在の"世界で活躍する俳優になりたい"という目標を持つ寧々とはだいぶ違う道です。トラウマも克服できていないままかもしれません。
そして瑞希ですが、穂波たち3人といることに居心地の良さは感じそうです。ただ、自身の秘密を話そうかを迷う段階まで行くかは不明ですし、そうなると当然それ以上の関係に発展するかも微妙です。
この4人は、この環境を快適に感じるかもしれないので、見方によっては幸せな展開と言えなくはないです。ですが、やはり本来のユニットでのみんなを見ていると、この展開がみんなにとって1番幸せかと言われたら、私はそうとまでは言えません...
こうして見るとどれもバッドエンドに思えてしまいますが、エリア会話くらいしかみんなの様子は伺えなかったこともあるので、メインストーリーのようなものがあれば「意外とこのユニットの方がこのキャラ生き生きしてるな?」とかなる可能性もあります。
ハッピーエンドやトゥルーエンドになれなくても、グッドエンドくらいになる可能性は十分ありますよね。
そして、ここまでウダウダ言ってきましたが、私はこういう想像をするのも好きなので、このエイプリルフール企画は(いい意味で)めちゃくちゃ刺さりました。バチャシンたちの会話はどれも最高に可愛かったし、エイプリルフール限定ユニットによるカバー曲も全部好きです(特にユメジャンの杏、ベノムの穂波が好きです)
来年のエイプリルフールもどうなるのか楽しみです。多分3月終盤になったらまた予想(願望)動画を出していることでしょう。
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