夜燈からのご報告

この度、Twitterのフォロワーの方々に、わたしに対する嫌がらせの拡大によって多大なるご迷惑をおかけしたことを、この場を借りて謝罪いたします。申し訳ございません。

現時点で何が起こっており、どうしてこのような事態を引き起こすことになったのかご報告をさせていただきます。

現在、Twitter上に「夜燈はレイシストである。アウティングをしている」といった発信をするアカウントが存在し、わたしのみならず、わたしがお世話になった同人サークルさんたちに対しても、攻撃的なツイートをするといった事態が発生しています。

おおごとにしたくなかったため、これまで個別に内々で処理をしていましたが、当事者であるわたし以外、わたしのフォロワーの方々にまで被害が波及している現状を看過できなかったため、今回このような文章を公開するに至りました。

事の始まりからご説明させていただきます。

1月の終わり頃、わたしはあるフォロワーの方と対面で居酒屋で会いました。その方は、ネット上では女性として活動されていますが、本当は男性であるということをお会いする直前に打ち明けられました。

それまで女性と思っていろいろなことも相談してきましたが、そのときのわたしはこのことを特に重くとらえず、そのまま会うことにしました。なお、そのとき性別を偽っていることは誰にも言わないという約束をしていました。

しかし当日、具体的な内容は避けますが、わたしは「異性として迫られた」と感じてしまいました。今までそのように相手を意識しておらず、同性と思っていたこともあり、急な距離の接近やそのほかの言動に恐怖を感じてしまいました。

そのため、何名かの信頼できる方に一部始終を報告し、どうすべきか相談をしました。また、スペースでの雑談の中でも今回の件を相談しました。この時点で、わたしは本件を言いふらしたり、拡散する意図は一切なく、あくまで相談目的でした。

相談をさせていただいた結果、恐怖を感じたのなら二度と会わず、関わらない方がいいというアドバイスを複数名からいただきました。

わたしは実際に恐怖を感じており、これ以上関われないと感じたので、相手の方に恐怖を感じた旨を伝えつつ、ブロックをするという対応をとりました。

結果的に「誰にも言わない」という約束を破ったことについては大変もうしわけないと思っています。しかし、自分が感じた恐怖について相談するためには、会った相手が性別を偽っていたことに触れる必要がありました。

もちろん、その理由などパーソナルな部分についてはできるだけ詳細が伝わらないように配慮したつもりです。決して相手を侮辱したり秘密を言いふらす目的で、多数の方や公の場で相談していたわけではないことだけはご理解いただきたいと思います。

しかし、その過程で配慮不足であったり、不適切な言動があったことに関しては謝罪をさせていただきます。本来は直接謝罪をするべきことだとは思いますが、後述するように相手の方と直接やりとりすることには恐怖を感じてしまうので、このような形でのご報告となりました。

とはいえ相手の方からすると、繊細な理由があって女性として活動していたはずなので、わたしはそれを軽視してしまっていたのだと思います。

相手の活動名などがわからないように配慮していたつもりではありますが、周辺事情を知る方にはどなたかわかってしまったかもしれません。

特に、スペースという場は、実際には知り合いしか聴いていなかったとしても、潜在的には不特定多数が閲覧・視聴できる環境であり、わたしはことが深刻にみえないように笑いを含めて話してたこともあり、その部分が相手の方の気持ちを汲んでいないように感じられてしまう部分はあったかと思います。

この点についても私に非があると思っております。重ねて謝罪をさせていただきます。大変申し訳ございませんでした。

先程も述べたとおり、本来は直接謝罪をするべきですが、わたしは相手との関係改善を望んでいるわけではなく、お会いさせていただいた時の経緯から直接やりとりすることにも恐怖を感じてしまうため、この場での謝罪にとどめさせていただきます。

ことの経緯としては以上となります。

現在Twitter上でわたしの言動を「アウティング」だとして批判している方は、こうした何名かへの相談、およびスペースでの言及について言及しているのだと思われます。もちろん、わたしは相談した方々全員に対して、相手の名前は伏せましたし、スペースなどでも詳細は伏せて話をしました。
※なお、それらのスペースは録音設定などを行っておらず、アーカイブなども残っていません。
本来、これは当事者間の問題として終わらせたかったのですが、Twitter上で第三者が情報を拡散するという状態になってしまい、このような形で事情説明と謝罪をさせていただきました。

最後に、わたしからのお願いです。本来この件は当事者間の問題ですので、これ以上、話を広げないでいただけると助かります。第三者の方には、そのように情報を拡散するアカウントについては無視していただけると幸いです。

以上です。