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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

天神祭の花火は 関西ではテレビ大阪が中継することが多い。
好条件の立地にテレビ局があるからなのだろう。

中継を見ながら ふと思う
天神祭の花火は 奉納花火だ天神祭は大川で、天神さんにまつられている神様が船に乗って街を見て回るという言い伝えがあって
天神祭の際には「船渡御」が行われる。
それに便乗して いろんな人も船渡御を楽しむわけだ

まあ設定的には奉納花火を神様は 船の上から見ているのかもしれない?
とも思うのだが  中継されている空から見る花火を見ていて思ったことがあった・・・。

なんてちいさいのだろう?
ビルの明るさの方が 煌びやかで
ほんの数秒うち小さく弾けるその花火を ものたりなく感じた。
神様に奉納する すごいやつ!みたいな感覚があったのだが どんなに頑張っても 神が上空から見ていれば
赤ちゃんがくれる飴玉のようなそんな 大したことない小さなものにしか見えないのかもしれないと
ふと思ってしまった。

花火によっては見る場所角度で 形はおおきくかわる時代になった。
線にしか見えない角度だって今はある
どこから見ても美しい花火が素晴らしいものという価値も人によるものなのだろう・・・。

すごいやろ! すごいものを神様に捧げます!っていう意味があったとしても
受け取る側にとっては 全然大したことないことかもしれない それでも
それを あたたかく受け取ってくれるそれが 神ってやるのすごいところかもしれない

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