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たまっていた【スピリチュアル系】の話を一挙放出!その5!トドさんの暴走、暴言、コント、一発ギャグ……仲間の「謎の意識体」と一緒に大暴れの回!またしてもアホな小ネタ集です

「暴走トドさん」
以前書いたように、やたらとチョコレート推しなトドさん…
ある時ふと姿を探したら…大きな背中を揺らしながら、インセクトイド
(昆虫型宇宙人)の人たちの間を移動して…何とチョコを配ってました。
ちょ、あんた何してん……
もちろん3次元のチョコを配っていたわけではありません。
インセクトイドたちは、純粋なブレサリアンで…食物からのエネルギー供給を必要とせず呼吸(ブレス)だけで生きている種族です。
彼らには「食べる」という習慣がないため、「わたしたち人間がチョコを
食べた時の周波数」を広めていました。
さながらチョコを一つづつ、手渡しで配るかのように…
イメージとしては…籐の籠いっぱいのチョコレートを片方のヒレに持ち、
残るヒレで差し出しては「食べてみて~美味しいよ~美味しいよ~」と、
あちらこちらで勧めている…半透明のトド……
しかしインセクトイドに甘党はいないらしく……「いや、これいらない…」と、次々断られている……しかし配るという行為そのものにはまってしまったのか、本当に延々と、いつまでもいつまでもいつまでも……
見ていてさすがに恥ずかしくなって、籐籠下げてるトドさんを後ろから抱きかかえて回収し、「ご迷惑かけて済みません…うちのトドが」と頭を下げて謝罪すると、なんと「イエイエ」と、顔の前で手を振られました!
えっ……何、この日本人っぽい仕草?!
どうやら…ずっと意識を繋いでいるわたしから、日本人の情報を得ている
ようで…しかも「ちょっと面白い」と思われているのか、日本式のおじぎ
なんかが、彼らの間でプチ流行しているようです……!
「日本人ってさ…何であんなにへりくだるんだろう?必要なくない?
何にも悪くないのに謝ってばっかりいるし。変だよね?意味わからん。
でもあの動きは、ちょっと面白いよね…
「うん…真似したくなるよねー
こんな感じでしょうか。
この結果、肝心のチョコではなく日本式の挨拶などの方が流行ってしまったので、トドさんとしては大変不満なようです……残念だったな!
ちなみにトドさんは「チョコ」と、縮めて言うのを許しません。
片方のヒレを、一本だけ立てた指のように小刻みに振って「ちっちっちっちっ」とやってから、「チョコレートだから」と、強調します。
もはや宗教か?宗教なのか?

「暴言トドさん」
少し前のこと…
どうにかアセンションに近づいているわたしの頭をぽんぽん叩き、
「ほんと周波数上がったねぇ…」と嬉しそうに言った後で、

「でもキモい」

と…にこにこしながら唐突に、暴言吐きやがりました……
えっ…キモいって何…どういうこと…と、半ば茫然としながら尋ねると、
「え?だって君は気持ち悪い人でしょう?気持ち悪いのが、君の大事な個性でしょう?だから大丈夫!(何が?)周波数あがってもちゃんと気持ち悪い
ままなのは、さすがだよねぇ」
と、やっぱりにこにこしながら言い放ちやがった……!
唖然としたまま固まるわたしの頭を、何も悪いことを言ってない風な…
普通の顔をして撫で続けてました……

「暴言トドさん・その2」
チョコの話の時のように、トドさんのことを後ろから抱きかかえて、
よいこらしょと運ぶ時があります。
気分次第ではこれがイヤなようで、大抵わたしの背中にまわって
肩にヒレを乗せてきます。この背後霊スタイルが落ち着くようです。
背中ごとドカッともたれてきて、頭をぐりぐりやってくる時もありますが…
で…ある時また背後霊スタイルで、髪の毛に鼻先を突っ込んできました。
しばらくスーハーやってから…あろうことか、「クサい」と、一言。
なんなん…このトド……
湯シャンするだけでシャンプーは使ってませんから……確かにいい匂いは
しないでしょうけどねっ!失礼だなーとムッとして、じゃあ嗅ぐなよ…
と突っ込みを入れると、「でも癖になる臭い…でもクサい…」と、
微動だにせずに、眠たそうな声で言い続けます……
ぼそりと、「これは…おっさんの臭い…」とまで…
キモいとかクサいとか……あれかな?いじめられてるのかな?わたし?

「ある日のコントwith謎の意識体」
猫動画をみてたんです。
にゃんさんが横にごろんして、動画主さんがお腹の辺りを撫でてから、
ブラシをかけ始めたんです。
にゃーと気持ちよさそうにしてる猫。
つられてブラシを手に持つわたし……3次元のブラシではありませんが。
それからトドさんの方をみると、何かイヤな気配を察したのか、
鳥肌を立てている気配で自分の体をヒレで、サッと隠そうとします…
「トドさん、ブラ…」
「必要ないから!」
「シ……いやいや、気持ちいいかもしれないよ?」
「…………」
警戒心ばりばりでわたしのことを、じっとり見てくる。
「まーまーまー。そう決めつけないで、ちょっとだけ試してみようよ…」
ブラシを手に、にじり…と、にじり寄るわたし。
じり…じり…と、後退するトドさん。汗かいてるような気配がします…
隙を見て尻尾を掴み、ブラッシングを試みるもジタバタするトドさん。
ヒレと尻尾をばたつかせながら、「きゃーちかんー」
この時にふっと何かの気配を感じたので首をまわすと、警官の制服を
着こんだ謎の意識体がわたしの左肩にいて、帽子のひさしをちょっとだけ
上げました。
「おまわりさん、この人ですー」
ヒレがまっすぐわたしを指します。
次の瞬間、わたしの両手にガチャン!手錠がかけられました。
謎の意識体がちっちゃな腕時計で時刻を確認して、
「〇月〇日〇時、犯人確保」
わたしの視界が刑事のコートっぽいもので覆われ、
「クニのお袋さん泣かせんなよぅ…」
謎の意識体が昭和の刑事ドラマっぽいノリで渋く言いながら、犯人役の
わたしを連行し始めます…番組のテーマソングっぽいのを、複数の謎意識体がハミングし始め……
この時点で、警官と刑事がごっちゃになってますが……
それから、むっくりと半身を起き上がらせたトドさんが普通の表情で、
「コント。ポリスに確保」
…こうしてコントが始まってしまったので、
とりあえずわーわー抵抗して、謎意識体とくんずほぐれつしときました。

「一発ギャグトドさん」
ある時…パソコンの前に座るわたしのすぐ横の床に、
ぐてーと伸びているトドさんを眺めていて…
「なんかに似てるんだよなー、なんだろ(しばらくの間、思考して…)
あー寿司のシャリだ…。縦に長いし…半透明だから白っぽいし…」
そんなわたしの思考をめざとくキャッチして、
シャリ?と、目を上げるトドさん。
そう、シャリ。と、目だけで返事するわたし。
するとのそのそ、芋虫のように這って移動し、ベッドに上がると毛布を
ヒレに取り…小さく折りたたんで形を整えてから、自分の上に乗せました。
そのままベッドにうつぶせて、得意げなトドさんに、
「なにやってんの…」と尋ねると、毛布からチラリと目を覗かせて
「トロさんです」
「美味しいよ」
どうやら渾身の一発ギャグのようだ……
「ダジャレって…おっさんじゃん」
先日おっさんの臭いがするなどと暴言を吐かれたもので、
仕返しにこう言ってやると…
「いいのートロさんー」
だだをこねるように小刻みに揺れてから、そのままの姿で転がってました…
よほど気に入ったのか、割とよく「トロさん~」と言いながら、
毛布をのっけては、そのへんに転がってます…

「おそろい……じゃ、ねぇ!」
いつもの買い物の途中、ふっと自分の体を見下ろして、
「最近おなか出てきてないよな…おっし出てない…よかった…まだ大丈夫」
と、静かに確認していたら…
トドさんが突然、わたしの正面に立ち……その巨体に、この時にわたしが
着ていたのと同じ真っ赤なチュニックをまとっており……
「ン?僕とおそろいになった?ン?」
と、笑顔でわたしの顔を覗き込み…それからシッパーン!と、自分の腹を
勢いよく打ちました……くびれのないトドのウェストを強調するように…
わたしは心の中で盛大に、ぶんぶんと頭を振って、
「おそろいじゃねーから!」
と、絶叫ぎみに大否定するも、
「わっかんないよ~スグにおそろいっかもよ~」
と、真っ赤な布をひらつかせながら、しばらくの間回転してました…
やめやめ、やめい。背筋凍るわ!

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