第五回東西統一蓋祭 決勝戦から見る配球分析 三田A VS 早稲田紺碧

決勝戦スコアブック(というと凄い肩書きのように聞こえるのですが、ただのスコアブック大好きおじさんです。)の柴田です。
昨日の決勝戦が熱過ぎて何も手につかないので、三田キャップ投げクラブVS早稲田紺碧の試合でどのような試合運びで進んでいったのか分析しようと思います。

動画はキャップ野球TVさんの全国大会の様子をご参照ください。

山口さんの配球コース(関西新年決勝と東西統一蓋祭決勝なので、かなり信用に足るデータ)
東西ではナックルは投げていなかった。
牧野さんなどが左打席登録だったが、決勝では右打席で立っていたなど人によって登録と実際が異なっているので、そこはコースだけ考えて入力しております。


風間さんの決勝戦での配球
変化球を織り交ぜながら投げていて、
三田に的を絞らせなかった。
安達さんは投球分析にカーブが事前に入っていて、信用に足るデータを提供出来ないと思い、この場所では載せておりません。
山口さん91球 安達さん87球  風間さん32球といったスタッツ

1回

牧野さんには外から内に曲がるシンカーでカウントを取る。2球目はアウトローに五島さんが構え、そのコースピタリかちょっと上の所をしっかりとファールしていく。3球目はインローかやや内よりを空振り三振
(牧野さんは右なので合っています。)
1球目は構えた所とは逆に行きファール
3球目はボールストレート空振り
4球目は抜けた球
5球目はインローではなく外に落ちて入れたという感じ。
山口さんはコースが例えアウトコースに行っても落差が大きいのでストライクに入るのがカウントがピッチャー有利になる秘訣か
佐々木さんは左打席打席だが、登録上右打席になってます。
1球目はコースは厳しいところだったがちょっと高めへ。ただ食い込む蓋を積極的に打ちにいきました。
2球目は抜けたシュートが高めに抜けました。
(場合によってはボールかな?)
3球目はワンバウンドする蓋を五島さんは止める。
シンカーの曲がる方向やコースはあっているので、丁寧に山口さんも投げ込めている印象
3球目のストレートがビタビタで凄い。
ライズ質なのは4・7球目だったかな
1球目はクイックスト。
2球目は失速ライズ?
3球目は高速ライズ?
ステップを踏むような感じで投げていた感じです。
先程の山口さんから投球フォームが若干変わったのかなといった感じ
3球目のチェンジは動画を確認したところ外角のボール球でした。
4球目も低め真ん中ですね。ここはプレイをかけて1秒ギリギリで投げると言った安達さんの投球術なのかなと思いました。
ちょっと投げ急いで蓋が上に行き過ぎたといった印象  小杉さんはじっくり見れるのは流石です。
3球目のストレートが気持ち良すぎです。


特に言うことなし。
4球目はクイックで高さギリギリのコース。
5球目満塁のピンチを抑え切れるのは流石でした。
4球目は実況、上写真とは異なり、インローorイン真ん中かな  この4球目はシュートPとしても中々入れずらい所なので凄い
1球目と4球目はぜひ見てほしい。


2球目はスライダーでした。

(右打席です。)ボール真ん中だったかな。高めに浮いたシンカーを上手くうって一塁側で切れずに2BH
ランナーが進み早稲田が1点先制
2球目のスライダーが結構惜しいコースだったのでスライダー多投するかなと思いましたが、あまり投げませんでしたね、、
ストレートがバットの下かすってピッチャーゴロになりました。
今見返したら真ん中だったかも


2球目はアウトコースに決めました。


安達さんバッテリー読み合いで一番面白かった場面。チェンジやストレートファールなど見どころ満載
チェンジアップをインローに決めたといった内容でここは安達さんに軍配。

後編に続く…

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