Colud SQL

Cloud SQLインスタンス

Cloud SQL

特徴

1. フルマネージド: Googleがインフラストラクチャの管理を行います。バックアップ、パッチ適用、レプリケーション、モニタリングなどの管理タスクが自動化されています。
2. 高可用性: リージョン内レプリケーションや、複数リージョン間でのレプリケーションを簡単に設定できます。
3. スケーラビリティ: 必要に応じて容易にスケールアップやスケールアウトが可能です。
4. セキュリティ: Google Cloudのセキュリティベストプラクティスに基づいたデフォルト設定が適用されます。データの暗号化やアクセス制御も容易です。
5. 簡単な接続: Cloud SQL ProxyやSSL証明書を使用して安全に接続することができます。

利用方法

1. Google Cloud ConsoleでCloud SQLインスタンスを作成。
2. インスタンスの詳細設定(メモリ、CPU、ストレージ)を選択。
3. 自動バックアップや高可用性の設定。
4. インスタンスのIPホワイトリストやSSL証明書を使用して安全に接続。


Compute EngineのVMにMySQLをインストール


Compute Engine

特徴

1. 完全なカスタマイズ: VMのOS、MySQLのバージョン、設定を完全にコントロールできます。
2. 手動管理: データベースのバックアップ、パッチ適用、モニタリング、スケーリングなどの管理タスクを自分で行う必要があります。
3. 自由度が高い: 特定の要件に応じてカスタマイズが必要な場合には適しています。

利用方法

1. Google Cloud ConsoleでCompute EngineのVMインスタンスを作成。
2. SSHでVMに接続し、必要なソフトウェア(MySQLなど)をインストール。
3. MySQLの設定を行い、必要に応じてファイアウォール設定やネットワーク設定を調整。

VMインスタンス作ってそこにMySQL入れるのと何が違うのか

どちらを選ぶべきか?

管理の手間を減らしたい場合: Cloud SQLインスタンスが適しています。特に、バックアップやパッチ適用を自動化したい場合に便利です。
完全なカスタマイズが必要な場合: Compute EngineのVMにMySQLをインストールする方法が適しています。特定の設定やカスタマイズが必要な場合に適しています。


Cloud SQLインスタンスのセットアップ手順

1. Cloud SQLインスタンスの作成
• Google Cloud Consoleで「SQL」を選択。
• 「インスタンスを作成」をクリック。
• MySQLを選択し、インスタンスの名前、パスワード、リージョンを設定。
• 必要に応じて自動バックアップや高可用性を設定。
2. データのインポート
• Cloud SQLに接続し、データをインポートする(上記の手順参照)。
3. アプリケーションからの接続
• Cloud SQL Proxyを使ってセキュアに接続するか、公開IPアドレスを使用して接続。

このように、Cloud SQLインスタンスを利用することで管理の手間を大幅に削減し、高可用性やセキュリティの面での安心感を得ることができます。質問や具体的な設定についてのサポートが必要な場合は、お知らせください。

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