ディレクトリ名、構成について

プロジェクト内で頻繁に使用する自作モジュールを格納するディレクトリには、その役割や目的が直感的に理解できるような名前を選ぶことが重要です。ここではいくつかの一般的な名称を提案しますが、プロジェクトの内容や構成に合わせて適宜調整してください。

  1. utils(ユーティリティ) - 汎用的なヘルパー関数や小さなユーティリティが含まれるモジュールの場合によく使用されます。これらの関数やクラスは、プロジェクトの多くの部分で再利用可能です。

  2. lib(ライブラリ) - もう少し大規模で、プロジェクト固有のライブラリやフレームワークを格納するのに適しています。これらはプロジェクト内で定義された一連の関数やクラスを含むことが多いです。

  3. components(コンポーネント) - アプリケーションの特定の機能部分を構成するモジュールやクラスを含む場合に適しています。特にGUIアプリケーションやサービス指向のアプリケーションでよく使用されます。

  4. services(サービス) - バックエンド処理やAPI呼び出し、データベースアクセスなどのサービス層に関連するモジュールを格納する場合に使用します。アプリケーションのビジネスロジックやデータ処理を担当するコードが含まれます。

  5. modules(モジュール) - もし他のカテゴリに当てはまらない場合や、プロジェクト固有の機能を実装したモジュールが多数存在する場合に適しています。

プロジェクトの具体的な内容や構造に応じて、これらの名前を直接使用したり、組み合わせたり、少し変更して使用したりすることができます。最も重要なのは、ディレクトリの名前がその内容を正確に反映し、プロジェクトに関わる人々が容易に理解できることです。

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