[艦これ] ドロップの仕組み
置き換えについて考えるための前提知識。
7-4海防艦の置き換えについてで書いたことの補足加筆版
ドロップの基本
艦これのドロップの仕組みは艦これ改をベースに考察されています。
下記のサイトに艦これ改でのドロップの仕組みが載っている。
このうち反証がない箇所を参考にして今のドロップは推測されている。
①50枠から選択される
艦これのボスドロップテーブルは100枠が設定されている。1~100
そのうち後述の状況によって決められた50枠からランダム1個が選択される。したがって1枠1/50=2%となる。
道中ではドロップなしが30%ある。このため1枠は2%×70%=1.4%になる。
②勝利状態で開始位置が変わる
・S勝利の場合+0 → 1~50からドロップ
・A勝利の場合+20 → 21~70からドロップ
・B勝利の場合+50 → 51~100からドロップ
③敵編成によっても開始位置が変わる
同じマスでも敵の編成によってドロップテーブルの開始位置が変わる場合がある。これによって特定編成でドロップしない・確率が変わる艦がある。
敵編成の選出はゲージ・司令部Lvが影響するが、ランダムが多い。
④イベント難易度でドロップテーブル開始位置が変わる [追記]
正確には③に含まれる内容である。
難易度が変わると敵編成も変わるため、テーブル開始位置も変わる。24春E2-2の例でいえば、難易度が1個下がる度にテーブルが2個下がり4%に変化がある。1難易度2個のことが多いように思えるが一定ではない。
⑤テーブルはボスと道中の2種類が用意されている [追記]
ドロップはボスと道中の2種類のテーブルから抽選される。
そのうち道中テーブルではドロップなしが30%ある。
ボスにもかかわらずドロップなしが30%あるマスは道中テーブル。
逆に最終ボスでなくともドロップなしがないマスはボステーブル。
同じテーブルでも③によってテーブル開始位置をずらしてドロップに変化を持たせている。
[追記]
以下のサイトでpoiを基にしたドロップテーブルが推測されています。
但しデータが古いため限定ドロップで入れ替わった際に変更されたものもあります。その点は注意が必要。
例1:4-4の場合
左2編成(0)はS勝利で1~50がドロップする。A勝利では21~70。
翔鶴・瑞鶴のどちらもドロップする。
中2編成(1)はS勝利で2~51がドロップする。A勝利では22~71。
翔鶴はドロップするが、瑞鶴はドロップしない。
B勝利の場合52~101となるが、101はないのでドロップなしになる。
右2編成(2~3)ではどちらも翔鶴瑞鶴はドロップしない。
このように敵は同じでも陣形によって開始位置が変わる場合もある。
poiではどの編成でドロップするか見れる。
先程述べたように瑞鶴は2編成、翔鶴は4編成でドロップする。
例2:3-5Hの場合(4/8変更)
1編成目(0)は司令部Lv85以上のラスダン編成。1~50からドロップ。
1枠目がドロップするため、他の編成に比べてまるゆ率が高い。
2編成目(1)は司令部Lv85以上の削り編成①。2~51からドロップ。
1枠目がドロップしないため、ラスダン編成より確率は下がる。
3編成目(2)は司令部Lv85以上の削り編成②。3~52からドロップ。
1と2がドロップしないため、まるゆは出ない。
残り4~6編成は司令部Lv84以下の編成。まるゆは出ない。
ことになってはいるが、4編成目は2~51である可能性がある。
Hマスは道中のためドロップなし30%が設定されているため1枠1.4%。
1枠目のまるゆ明石比率はまるゆ3明石1前後?
他の編成によってドロップに変化がある有名な艦は6-1まるゆ・6-2矢矧・6-3雲龍・6-4秋津洲。気になる方はKanColle Drop tablesを見てみよう。
枠共有
1枠2%のため、基本的にドロップ率は2%の倍数になる。
2の倍数から大きく外れているものは1枠を2艦で共有していると考えられる。
下記の4-5でいえば、早霜清霜は2%=1枠を専有している。
それに対して、舞風野分は2%から外れている。また舞風+野分=4%で2の倍数となるため、枠を共有している可能性がある。舞風単独2%と舞風1%+野分1%の2枠だろう。
上記の比率が一定の枠共有とは別に、確率が変動する置き換えがあると思われる。
置き換えについて
置き換えとは、所持/累計/除籍によって特定のレア艦の確率が下がり、その分の確率が別のコモン艦に置き換えられること。まるゆ海防艦・海外艦などのレア艦が対象となっていることが多い。
当初、新艦やレア艦のドロップ数を制限するものとして所持数によってドロップしなくなる所持制限が設けられた。この上限に達した際にコモン艦に置き換えられたのが始まりだと思われる。その対抗策として持参装備を目的とした解体掘りが行われた。さらに解体掘りの対策として除籍制限が設けられた。
除籍制限は除籍=ドロップ率0%と厳しいものである。それよりは緩和的な制限として所持減衰・累計減衰が設けられたのではないかと考えられる。
除籍制限
一定期間内に特定のレア艦を除籍をした場合ドロップ率が0%になる。=100%置き換えられる。除籍とは解体・近代化・轟沈。
元々はプリンツなどのレア艦の解体掘り対策として設けられたと思われる。そのため主にイベントの新艦やレア艦に適用されていることが多いが、実際にどの艦が制限対象になっているかは都度データをとらないとわからない。
所持減衰
所持数によってドロップ率が下がり、その分置き換えられる。
7-4の場合ドロップ時に3隻以上所持していると所持減衰が起こる。仮に大東の元々の確率を4%・所持減衰後を1%とした場合、大東3隻所持している状態で7-4S勝利した際には大東1%白露3%でドロップする。
また4-5のまるゆも1隻所持からの所持減衰と言えるだろう。
このように海域や艦によって減衰が始まる所持数が違うので、気になる方は都度KCNavやpoiで調べよう。
累計減衰
期間内に特定の艦を一定数以上除籍(或いはドロップ)した際に置き換えられる。7-4海防艦が23/11/2メンテナンスでリセットされた。次いつリセットされるかはわからない。各艦10隻付近から累計減衰がかかると考えている。24春E2-2では先述のリセットから14隻除籍した際に減衰がかかった。
(別記事:累計減衰が除籍数を参照していると考えるに至った経緯)(所持減衰よりもドロップ率低下が大きい気がするが不明)
最後に
艦これのドロップはまだ未解明の部分が多い。
特に置き換えについては艦これ改にはないので推測の域をでない。
間違っているところや別の見解があれば指摘して頂ければ幸いです。
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