とくべつ

僕だからって理由でいてくれる人が欲しい
人が人を好きになる時って、いいところの数とか嫌なとこの少なさで決まるのではないのと同じように
絶対とか特別が欲しいんだと思う
ある人にある質問をされた時に僕はこう答えた
過去にも似たような事を何度か言った覚えがある
その時その時本心で言ったつもりだし、今でもその気持ちに偽りはない
でもこの考えはもしかしたら間違っているんじゃないか

前回のnoteにこう書いた
生きてるだけでいいとか、そこにいるだけでいいとか
それはどうでもいいのと同じだ

そう思ってるのに、僕だからって理由だけでいて欲しいのは矛盾してないか
僕が求めてるとくべつは、ただ人に求めてるだけの自分本位な考え方じゃないのか
ふとそう思った
きっとこの考えがだれかを苦しめ続けてきたんだろう
死なないようにするので精一杯で、まともでい続ける体力も心も使い切ってて
そんな自分でも好きでいて欲しい
こんなわがまま通用しなくてあたりまえだ
開き直ったことはないし、今でもこうしている間も頑張り続けてて
だけど
そんなの他人には関係のない事
僕はこの身体にへばりついた大嫌いな理不尽の塊を道具にし続けてきたんだ
その結果が今の全て
でも
どうしたらよかったんだ
苦しみから逃れられないこの身体で
許されるなら、そばにいてほしいよ
この気持ちだけは残させてよ


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