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冬キャンプに行きたかった【計画編】

桜の咲き始めるこの季節に、はじめて行った冬キャンプのことを書いてみようと思います。(以前のブログに加筆訂正を加えました)
因みに【実践編】はこちらです。


冬キャンプがしたいのです

冬キャンプがしたい。
いえ、そもそも最初の一泊二日キャンプが2月末だったので、既に冬キャンプをしているとも言えるのですが、それはさておき。

少しずつキャンプの回数を重ねる中で季節が巡り、もういちど冬キャンプをしたいと思い計画を立てました。
しかも車横付けなし、暖房なし、電源(及びポータブル電源)なしです。
(ただ、わたしが住んでいる地域は比較的温暖な地域ですので、チャレンジしやすかったと思いますので、それを踏まえて。)

計画を立てる上で考えるべき課題は以下の3つでした。

1、オートサイト問題

サイトで車を横付けできるかは、季節を問わず結構大きな差があります。
車が横付けできるなら、安心感をもっていろんなものを備えていくことができるし、いざとなったら車で過ごすことができるからです。

ちょうど一月ほど前に行ったキャンプが、まさに荷物もりもりキャンプでした。
家で使っている電気ストーブなどありとあらゆる電気機器を持っていき、勿論それはそれで快適なキャンプをすることができました。
(荷物が多すぎて設営撤収が大変だったこと以外は)

でも車が横付けできるサイトは限られるし、利用料もお高めです。
もう少し気軽に冬キャンプをしていくためにも、車が横付けできない、電源のないサイトを体験してみることにしました。

2、テント問題

わたしのテントはDODのライダースバイクインテントです。
おそらく一般的にいうと冬以外の3シーズン用のテントになるのでしょう。
スカートというテントと地面の隙間を塞ぐ布はなく、生地も化繊なので焚き火や薪ストーブにも不向きです。
ただダブルウォールですし、インナーテントもフルクローズになるので、テント以外の装備がある程度あれば、冬も使えるかなと思います。
そしてわたしはストーブの類は使わないので化繊でも問題ありません。

ただひとつ、このテントの難点というか個人的な事情がひとつあります。
持っているコットが中に入れづらいのです。
組み立てたコットを入れる時、入り口を大きく広げる(すごくやりづらい)か、インナーの中で組み立てれば(こっちも、すごくやりづらい)使えるのですが、なかなか難儀します。
でも、 寒さ対策の上では寝る時にはコットを使いたいところ。
そこで今回は苦肉の策として、インナーテントの中に入れるのではなく、グランドシートとインナーテントの間にコットをいれてどれくらい使えるのか試してみることにしました。

今はここに車中泊の選択肢も入るのですが、この時はまだ車中泊仕様の車ではなかったので、テント泊オンリーです。

3、シュラフ問題

冬キャンプをする上で非常に大事なシュラフ問題です。
それまで使っていたのはスリーシーズン用の化繊封筒型と、フリースのインナーシュラフでした。
初回は2月末とはいえ幸い天気に恵まれ、最低気温が7度程度。さらに電源サイトだったので電気ストーブなどもありました。
しかし今度は年の瀬。九州地方とはいえ気温は0度前後を覚悟しなければなりません。

検討の末に購入したのはsoomloomのダウンシュラフ。
快適温度がマイナス15度までなので、一般的に言われる記載温度プラス10度が適温ということで考えても、0度前後は大丈夫なはず。
でも、心配性なので試してみるまで不安で、寒い夜に自宅で窓をあけてシュラフで寝てみたりもしました。

心配性なのでさらに準備

念には念を入れて、毛布も車に積んでおくことにしました。実はこれは今でも寒い時期には欠かせません。心配性なんです。
これで万が一の時は毛布を取りに車まで戻れば大丈夫なはずです。

シュラフと毛布以外に用意した防寒具は以下の通り。
・湯たんぽ
・ダウンブランケット(膝掛け、肩掛け、スカートになる)
・メリノウールの靴下
・メリノウールのネックウォーマー
・長袖裏起毛の肌着
・フットカバー
・スマホ対応のあったか手袋
・アルミ裏地のフリースベスト
・貼るカイロ10個
・テントシューズ
もうね、どれだけ寒さに怯えているのかと。

そんな感じで準備万全!の気持ちで冬キャンプに臨んだのです。

結果として自分にとって大きな一歩となったキャンプになりました。
続きは次回の【実践編】でまたまとめたいと思います。