【つぶやきシリーズ】アルナシームのつぶやき


あ、またエピファニー、セルバーグと一緒に走れる!!やったー!!!

中京記念の出馬表を見て、つい目を細めてしまった。この2頭と一緒なら、これまでの練習の成果をハッキリ示すことができるぞ!

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「2022年クラシック世代」と言われる僕らの世代は、ものすごく強い馬がたくさんいると言われてる。

僕も出走した朝日杯FSは「伝説の」って冠が付いちゃうくらいのハイレベルレースだった。


1着 ドウデュース(22ダービー、23有馬記念)
2着 セリフォス (22マイルCS)
3着 ダノンスコーピオン(22NHKマイルC)
4着 アルナシーム(僕でーす😁)
5着 ジオグリフ(22皐月賞)


いやー、掲示板に載った馬のうち、僕以外全員GⅠ勝ってるんだよ!こんなことってなかなかないと思うんだ。

4着の馬だけまだ重賞も勝ってないんだけど(笑)、これって僕もいつかGⅠを勝つってフラグでしょ??


僕は走ることが大好き!だからレースになると「1番にならなきゃ!!」って気持ちが先走ってしまって、2歳の頃の先生ジョッキー達には「難しい馬」って判断されてしまってた💦

でも、3歳の時に福永先生ジョッキーが、4歳の時にはサメカツ先生ジョッキーと瑠星先生ジョッキーが、たくさん大切なことを教えてくれて、少しずつ勝てるようになってきた。

セルバーグには武庫川Sで、エピファニーにもケフェウスSで、それぞれ1.2秒差をつけられて負けてしまった僕だけど、5歳で迎えた小倉大賞典では、その差はエピファニーとは0.3秒差、セルバーグとはタイム差なしに縮まっていた。


そして、今は典先生ジョッキーが教えてくれている。

先生ジョッキーは僕のことを「本当に賢い」っていつも褒めてくれるけど、僕からしたら典先生ジョッキーの方が比べ物にならないくらい賢いと思う。

だって、僕がずっと悩んでことを理解してくれて、なんとかしようと試行錯誤してくれるのだから。


僕は走ることが大好き!でも、今までの先生ジョッキー達も大好きだから、教えてもらったことの1つ、「我慢する事」も守らなきゃいけない!って焦っちゃって、典先生ジョッキー曰く「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態」で走ってしまって、苦しくなる……を繰り返していた。


少しでも僕が気持ち良く走り、かつ勝てるようになる為に。


先生ジョッキーは、今までの先生ジョッキー達の教えてくれたことも大切にしながら、付きっきりで「力を抜くこと」を教えてくれている。

「我慢すること」と「力を抜くことは」似てるけど違う。最後に全力で走れるようにするために「リラックスして力を抜くこと」が大切なんだよ、と。

少しずつ、典先生ジョッキーの言っている意味がわかるようになってきた気がする。

先生ジョッキーと挑んだ2戦目の前走エプソムCは苦手な左回りだったけど、なんとか5着になることができた!しかも、セルバーグに0.1秒差だったけど勝つこともできた!!

先生ジョッキーも「良くなっている」と言ってくれた。まだ実感はないけど、僕、ちゃんと成長できてるよね??

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中京記念は、スタートも上手に決められて、道中は典先生ジョッキーの言うとおり「リラックスして力を抜いて」走ることができたし、典先生ジョッキーが4コーナーで出したゴーサインに合わせて「全力で走る」ことができた。

結果、エピファニーにもセルバーグにも、勝つことができたんだ!!やった~!!!!

嬉しくてテンション爆上がりだったけど、典先生ジョッキーはもっと凄かった!!はち切れんばかりのガッツポーズを写真に撮られてたけど……皆見てくれた?(笑)

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僕は走ることが大好き!!だから、もっともっと強くなりたい。

重賞を勝てたことは、「ハッピー」な出来事だったけど、ただの通過点なんだ。だから、典先生ジョッキーとこれからも同じように頑張っていくつもり。

そうそう。僕は「伝説の(笑)朝日杯FS」以降、まだGⅠに出走してない。次GⅠで走る時はきっと勝つからね!そして本当に「伝説の朝日杯FS」にしたいな!!だから、皆で応援してね😊

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