技能実習生(研修生)の採用で更なる発展を遂げる城中工業
こんにちは。
今回は城中工業株式会社が行なっている技能実習生(研修生)の採用と技能実習生から人気な理由をお話ししたいと思います。
研修生から見た日本
【筆者】
貴社では研修生の活躍もよく聞きますが、実際のところ他の企業さんや日本全体で研修生を採用して成功を収める企業さんは多いんですか?
【城中さん】
日本は少子高齢化で働き手が少なくなり人材不足に陥っているので積極的に採用している企業さんが増えているのが現状ですが、日本は決められた年数しか働けないなど問題も多く、最近は日本よりも韓国や台湾の方が人気があります。
研修生に直接聞いてみると、残念なことに、日本はどんどん人気がなくなっているみたいですね。
日本では、研修生は初め、3年しか働けません。それに比べて韓国・台湾は、10年。
さらに、給料においても日本では税金、年金と払うものが多い割には景気も悪く給料も安い。他の国に比べると相当劣って来ていると感じてます。
城中工業株式会社が研修生から人気な理由
【筆者】
ではなぜ、城中工業さんは研修生から人気なのですか?
【城中さん】
そうですね、日本の人気がなくなっている現状のなかでも、鳶職に至っては、とてつもなく人気がないです。給料が安くてきつくて危ない仕事は皆やりたがりません。
城中工業では、研修生を一から育て上げて、「研修生だから」というそもそもの考え方を失くし分け隔てなく一緒に成長できる環境を作ることが大事だと考えてます。
バディをつけて職人と研修生でしっかり教える場を設け成長させるとともに、他の社員同様、仕事ができたらしっかりと稼げる体制も作りました。
こうしていくことで、城中の社員として「夢」をもって働ける環境が作れていると思います。
3年の期間が過ぎてから一旦は帰国しますが、また志望してくれる研修生がほとんどです。「夢」がある彼らの働きぶりは相当なものです。
城中工業株式会社が研修生を採用して発展している理由
【筆者】
発展する為に何か社長が行った工夫はありますか?
【城中さん】
社員や研修生が頑張っているというのが一番です。それにつきます(笑)。
強いていうのであれば、3つあります。
①面接は全て私が研修生の国に行って現地で面接をすることです。本人の顔と家族、環境を見ることで研修生の「夢」を想像し叶えたい思いと本音を聞けると思っているからです。
②研修生には現場で「溶接工」限定で作業を行なってもらってます。危ない作業が工事には伴うと共に常識が違う可能性があり注意しても事故が発生する可能性があります。「溶接工」のように単純作業で時間のかかるものだと職人は嫌がる人が多いです。しかし、研修生はコツを掴むと作業スピードが速い上に効率よく丁寧に進めていく技術がある為、かなり重宝しています。
③先ほども申し上げた稼げる環境づくりをしていることです。従業員のやる気と満足度を上げるには「夢」がないといけない、そこは研修生に限らず全社員に言えることだと思います。
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