城中さんにとっての「経営」とは

こんにちは。
今回は、城中様に「経営」について伺いました。

【筆者】
よく、経営とは「事業の目的を達成するために継続的・計画的に意思決定を行い、事業を管理・遂行すること」といわれておりますが、
城中さんにとっての「経営していく」ことについてどのようにお考えでしょうか。

【城中さん】
経営は会社作って、人雇って、商売してという形だと思うんですが、
ただ単に、お金が欲しいから、まともな生活をしたいからと創業しても経営は上手くいきません。
どの経営者も七転八倒して、お客様のため、社員のために基本に何度も立ち返り、這い上がってきていると思います。

方針、理念、計画、戦略全てに真剣に向き合うことで、先を見た行動をし続ける会社を経営できるのではないかと思っています。

私が創業当時に作った社是があります。

‹ 創意 ›我々は常に未来を見つめ、何事に対しても創意・工夫を積み重ね躍進する集団である。
‹ 熱意 ›我々は常に何事に対しても、あふれんばかりの熱意を持ち、未知の世界に挑んで行くチャレンジ集団である。
‹ 誠意 ›我々は常に何人に対しても、誠意とやさしさをもって接し、人を愛する集団である。

この3つ方針を作り、この社是を常に念頭に置きチャレンジして参りました。

正直なところ、この社是を作った当時、世の中の動きやこの業界のしくみ、良い所、悪い所などは全くわからず理想や想いだけで作りました。
ですが、自分の取り組みがバチっとハマった時に改めて弊社の理念や社是の深さへの捉え方が変わったように感じます。

【筆者】
城中さんの取り組みですが、ここまでの会社の成長率を見るととても順調に進んできた結果なのかなと感じます。
逆にここまで上手くいく秘訣って何でしょうか。

【城中さん】
もちろん一つひとつの場面で見れば、上手くいかなかったこともあります。
弊社は1社依存型ではなく、ブランドの建設、特殊なトビ工事、ブランドのメンテンナンスと大きな3つの柱で運用しておりますが、時代によっては、鉄筋工事や土木工事、役所からお仕事を頂いたりもしておりました。
先ほどあげた3つの柱を軸として運用し、1つ上手くいかなくなっても他で補い、また他をチャレンジすることを行って参りました。
だから、会社全体的で見れば右肩上がりに見えると思います。

正直、業界によっては廃れは起こってしまいます。
それを早急に予測し、時代の波に乗って次々に商売方法を変えるってことが成長し続ける事において重要なのではないでしょうか。

【筆者】
「3年後」はどうか、「5年後」はどうか、「10年後」はどうかなど、先を予測して動くことが、「経営」し続ける上では重要なのですね。

【城中さん】
時代を先取り行動することは「経営」において重要であり、「あたりまえ」なのですが、それは人のまねではなく、「独創的」であるか、そして世界に通じるモノであるのかも重要です。

【筆者】
世界ですか!!

【城中さん】
そうです。今後は日本だけでなく、より、世界に目を向けなくてはいけません。
トレンドが目まぐるしく変わるこの現代でいかに独創的に消費者の心をつかむことができるのか。
これが日本だけでなく、世界で通用できるものであるかどうか、今後のキーポイントになるのではないでしょうか。

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しっかりと時代に適応し続ける城中工業様は今後時代が変わっても、きっと我々を楽しませてくれる、そんな会社なのではないかと期待するばかりです。


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