美容外科で後悔しないとは?(part1)

美容外科で後悔する人をゼロにしたいという信念で、SNSでの活動を

積極的に行っていますが、

では

後悔する

ってどういう事でしょう?

①結果に不満足(Part1ではここ)


②金額的にぼったくられる

の2つに大別して考える必要があります。

そして

①は

A:医師側要因

B:患者様要因

に分けて考える必要があるでしょう。

①ーA:結果が不満足で、医師側に原因がある場合

①ーB:結果が不満足で、患者様側要因の強い場合

明からに目的が達成されていない場合です。

しかしこれは0点か100点かではなく、

0〜100点まで連続的な段階があります。

そして

Bの患者様要因とも密接に関係します。

つまり、

二重の手術を受けたのに二重にならないは0点です。

脂肪吸引したのに見た目に全然変わってないも0点です。

豊胸したのに胸が少しも大きくなってないも0点です。

ボトックス打ったのに少しも効果が出てないも0点です。

でも実際に0点を取ることは難しく、

二重にはなったけど、もう少しこうなりたかった⇨65点

とかの感覚だと思います。

そして

この点数を医師がつけるのか?

患者様がつけるのか?

でも全然違ってきます。

医師側は、

予定していた二重、もしくは少なくてもそれに近い形になった、

80〜90点くらいかな?

と思っても、

患者様側は

希望とは違う。二重にはなったけど満足していないから

20点

みたいなことは実はよくあります。

その原因としては、

目標を100%すり合わせるのは不可能

という現実があります。

そして、

医師側は多くの症例を経験していることが多く、

この人にこれくらいなら成功でしょうという認識がどうしてもあります

しかし患者様側は同じ場所の整形は1、2度が普通なので、

どのような結果が自分の顔に対する美容整形の限界か?

はなかなか予想できません

ね、難しいですよね(^◇^;)

なので、大事なことは

1:日本の現在の美容外科のレベルでその分野で平均点以上の医師を選ぶ事


2:術前にどこまで、出来ることでいないことを説明してくれて、かつ不満足時の保証はどうなっているかを確認すること

につきます。

1に関しては結構難しいです。

そもそも、僕ら業界の人間でも、

あの先生なら絶対に大丈夫なんて言えません。

名医と言われる人でも実はショボ医であることも結構あります。

専門医も年齢も実はあまり関係ありません。

大事なのは、

その分野で

直近5年は症例数が多いこと(過去多くても無意味です)。

閲覧可能な症例写真がネット上でもクリニック内でもどちらでもいいですが、

ある程度あること。

は最低条件(本当に最低条件ですよ)です。

つまり、純粋な美容外科医歴5年未満をあえて選ぶ必要はありません。

また、若い時はバリバリやってても独立して経営に必死で症例数自体は減って

いる年配医師も外して構いません。

大事なのは直近5年にそこそこ症例数をこなしていそうかどうかです。

外科手術は経験値で間違いなく技術は上達します。

なので直近の経験値を自分なりに探ってみてください。

2に関しては、カウンセリングが全てでしょう。

カウンセリングの際に、

なりたい理想像、

なりたくない状態、

などはある程度整理して医師に伝えるのが重要です。

理想やなりたくない状態がはっきりしているほど、

僕ら医師の方から

出来ること、

出来ないこと、

の両者をはっきりお伝えできます。

自分がなりたい像に固執するのは理解できますが、

術前に知るべきなのは、

出来ること、出来ないこと

です。

それを聞いて、その医師で受けたいかどうかをしっかり考えれば、

医師の考える成功と

患者様の考える成功が

大きくかけ離れることはないと思いますよ(思いませんか?)。

あと、

保証

ですね、実は結構後悔する要素が。

不満足になってしまう段階では失敗とは思わないでもいいと

思います。

そもそも理想が100%一致できないので、

100点はまず取れません。

99点でも不満に思えば不満足例ですし、

1点でも前向きに捉えれたら成功です。

つまり、

不満足に感じてしまうのは仕方ないことであり、

それを100%防ぐことはできません。

だから、

不満足時のクリニック側の対応、つまり保証

がどうなってるかが重要です。

術前に、

どういった際に保証(つまり無料もしくは格安で)で修正に応じるのか?

をしっかり確認しましょう。

忘れがちですが本当に大事です。

これは医師からしても自分や自分のクリニックを守るために大事なことです。

例えば、

感染など医学的に身体にとって不都合なことが起これば保証でやるのは

当然だと思います。

しかし、例えば

思ったより鼻先の高さが出てないと思うので、保証で全部やり直して欲しい

が通じるかどうかは、

保証の内容次第なのも理解できると思います。

なので、

大事なこと言いますね。


術前に、

自分はどういう結果なら受け入れられるか?

を想像し、

受け入れられない結果をしっかり言葉として描出し、

その際に保証が使えるのかどうか?

術前に医師に確認しましょう。


保証の確認ができていれば、

死ぬほど後悔する

なんてことは防げると思いますよ。

では、今日のpart1のまとめ


1:日本の現在の美容外科のレベルでその分野で平均点以上の医師を選ぶ事


2:術前にどこまで、出来ることでいないことを説明してくれて、かつ不満足時の保証はどうなっているかを確認すること

です。


ぜひ、今後のカウンセリング時に実践してください。

次回は

Part2

ぼったくり被害に合わないためにをお送りしますね。


長文、乱文にお付き合いくださりありがとうございました。


                      文責  小川 英朗

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