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十六夜杯俳句

十六夜杯の俳句部門に参加します。


🌰 剥く栗の痛さ忘れる夕ご飯

秋になると一度は生栗を剥いて栗ご飯をします。
お料理が苦手な私は昼間に頑張って栗を剥くのです。

手がとても痛くなっちゃうけどね。

ここ数年はあまり栗が出回ることがなく、出てきてもとても高かったり、高いのに小さかったり、買ってもあんまり美味しくなかったりと、思うところがいっぱいで買うことを拒んでしまいます。

栗ご飯が炊き上がる頃に家中が栗ご飯の香りでいっぱいになると、「あぁ私頑張った!」ってちょっと嬉しくなって、

みんなが必ずおかわりしてくれるのが嬉しくて。


おいしかったよ。




🦗 何思うコンクリの上蟷螂よ

都内のマンションに住んでいます。

先日、エントランスの隅っこにいる小さなカマキリを見つけました。

「こんなコンクリートの上で、かわいそう」と隣にいた夫に「外に出してあげて」とお願いしました。(自分では、できない・・・)

果たして、あのカマキリさんはちゃんと生きているかな?

もしかしたら台風を察して避難していたんだとしたら、どうしよう。

何もできない私とカマキリさんの思いに通じるものはあったのでしょうか?


ちゃんと生きててね




🐜 身震いし土帰る蟻穴にい 

秋の訪れを歓迎するこの時期。

とはいえ、朝はとてもひんやりとしていますね。

通勤途中、ふと足元を見ると綺麗に整われたアリの巣がありました。

こんな時。

害虫と言われる蟻であっても、なぜか、「がんばれ」と思ってしまうのです。


アリさんだって、寒いよね。




私ごとですが、十六夜杯の審査員を務めることとなりまた、プライベートでは秋の繁忙を迎えるため、珍しく早めに参加をしました。

この後は、皆様の俳句をゆっくりと堪能して、楽しんで務めたいと思います。


たくさんのご参加、こころよりお待ちしております。


#十六夜俳句 #十六夜杯

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