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森流星 演説文字起こし(2021/07/18)

周辺の住宅のみなさん、そしてお買い物途中のみなさん、こんにちは。たいへん大きなマイクで失礼いたしております。ご紹介いただきました私が、今年の衆議院選挙でお世話になります、日本共産党大阪17区、国政対策委員長をしております森流星でございます。

本当に今、このコロナ禍のもと、さまざまな分野の方が生きづらさを抱えて生きています。こうした生きづらさを抱えた方たちの声が、なかなか今、政治に届かない。それを大本から変えるためにこの堺から、ご当地の西区そしてお隣、中区・南区が大阪17区であります。この堺の大阪17区から政治に声を届ける、その仕事に全力で頑張ってまいりたいと思います。

コロナで仕事が激減した、また収入が減った。営んでいる個人事業主の方、経営ができなくなった。本当にそういう方が今たくさんいます。そうした方々への十分な補償が政治の力でなされていない。これを「自己責任」というような政治は、もう今年で終わりにしようじゃないかと私は思っております。そのためには地域のみなさまや、これまで選挙に参加されなかった方も含め、さまざまな方といっしょに手をつないでたたかう、そういう選挙にしていきたいと思っております。

私はこの仕事に就くまで、民間の会社で働いてきました。今の現役労働者の働き方、本当に大変なものがあります。長時間労働で悩んでおられる方もたくさんいらっしゃると思います。「残業ありき」で生活を生計を立てていらっしゃる方、あまりにもベースの給料が低い。残業がなければとてもじゃないけど家のローンが払えない、車のローンが払えない。そういう方、多いんではないでしょうか。コロナでリモートワークが増えて残業ができなくなった、ローンが払えない。そういった方も大変多くいらっしゃると思います。

そして今、非正規の働き方をしている方がたくさん増えてきました。特に、男女の賃金格差が問題になっていますが、女性の方というのは正規で働ける方が少ない。非正規の労働者が多いんです。非正規の方が今どれだけ打撃を受けているか。1日5時間また8時間パートに出ていた方が、店が営業の時短また自粛を求められて、1日2時間しか働けない飲食店。また全く仕事がなくなってしまった。そういう方もたくさんいらっしゃいます。こうした方に寄り添う政治がなされていないどころか、見捨てるような政治が続いてしまっている。この政治の力でなんとか労働者の権利を守っていけたらと思っております。

高齢者の方には今、今年の国会で成立させられた病床の削減法案や、高齢者の75歳以上の病院の窓口負担を2倍化する法案。こういったものは本当に福祉を削って、高齢者を、ただでさえ病院に行けない、少ない年金の中でやりくりしている、そういった方が受診できなくなってしまう。こんなことを平気でやるような政治は、私は許せません。

だからこそ、多くの方といっしょに手をつないで、今の政治、大本から変えていきたいと思っております。ぜひとも、私たち日本共産党の訴えに「そうだ」「そのとおりや」思ってくれる方、どうか今年の衆議院解散総選挙、日本共産党を押し上げてください。必ず市民の目線の政治を取り戻してみせます。困った人に優しい政治を実現させてみせます。

そのためには政権を変えるしかないんです。政権を変えるには、私たち日本共産党だけの力では、やはりまだ届きません。しかし野党がいっしょになって、そして多くの市民の方と共闘の力で政権を変えることは十分に可能なんです。

今年、実は国政選挙の補欠選挙、再選挙が4月に行われました。これ、3つの選挙区なんですけど、野党がすべて全勝したんです。そして今月行われた東京都議選、7月4日の都議選も、野党の議席が大幅に増えました。共闘が今、進んでいます。ブームになっています。この波をですね、大阪から起こして、政権交代をこの大阪から実現させようじゃないか。そのために私はみなさんの声をいっぱい聴かしていただきたい。いっしょに政治を変えたいと思っておりますので、どうぞ政治に求める声、願い、希望などを気軽に私たち日本共産党に届けていただきたいと思っております。必ずその声を政治に反映させるために全力を尽くして頑張る決意でございます。

どうかこの西区の地域のみなさん、この日本共産党を大きく伸ばす、そのお手伝いを、お力を託していただけたらと思いますので、よろしくお願いします。そのことを最後に私の訴えとさせていただきます。

(2012/07/18 堺市西区)




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