櫻坂46は、櫻坂46として生まれ変わる

3rdアニバーサリーライブで土生ちゃんが卒業されてから、すぐにゆいぽんの卒業が発表されました。

個々への想いに関してはさておいて。
自分から見えた姿としては『完全なる生まれ変わり』をしているような、そういう変遷の時期なのかな、という印象です。

2ndアニバーサリーの手前で、ゆっかーが卒業した際に「もう2期生に任せて大丈夫だと思えたから」という言葉がとても印象的で。
多分、1期生のみんなはきっと、改名時に、そういう、自分たちが前に出るだけではなくて、2期生を支えるような役割もしっかりとしていこう、というのをそれぞれがそれぞれの形で、思っていたのかなと今になって思います。

だから、2期生が逞しくなっていけばいくほど、3期生の可能性が具体的になればなるほど、1期生にとっては区切りのタイミングになっていくのは仕方ない事なのかな、とも思いました。

むしろ、仮に、櫻坂46がまだまだ結果を出せずにくすぶり続けていたと仮定して、そんな中で1期生が卒業していったとしたら、どういう気持ちかはさておいて、傍目に見て"凋落していったから抜けていった"という姿に見えてしまう可能性が高そうです。それはきっと、卒業するメンバーにも、残されたメンバーにも、どちらにも悔しい気持ちを抱かせる事になっただろうと思います。

そんな中で、胸を張って「後は任せたよ」と言いながら卒業出来る事は、きっと幸運なんじゃないでしょうか。
グループが今、とっても勢いがあるからこそ、離れられるのでしょう。

さながら、欅坂46というグループが第1エンジン、1期生が第2エンジンとして、櫻坂46という衛生の打ち上げを補助しているような。

3rdアニバーサリーという記念のライブで、卒セレではない部分では、欅坂46の楽曲が披露されなかったのも、櫻坂46が『欅坂46が改名したグループ』ではなく『櫻坂46そのもの』としての在り方を大切にしている、という事だと感じます。これは一つの、生まれ変わり方なんだろうと思いました。

一応補足しておきますが、弊推しのふーちゃんや、うえむー、休業となっていますがみいちゃんと、現在も在籍している1期生もおります。その人達が何を想い、どうグループに向き合っているのか、というのもそれぞれスタンスが違うハズですので、先程の例えの第2エンジンの括りには含めないでおいてくださいね。