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7thシングル『承認欲求』に思うこと

フォーメーションに関して

正直なところ、乃木坂先輩の活動を見ると、1年くらいはまるっと個別活動期間になると思っていたので、3期生の合流は意外でした。
Start over!の1,2期生全員参加のフォーマットに、やっぱり安心感というか、"イベントで披露する楽曲に応じて発生する自宅待機勢"というのを生まないシステムに感謝してたので、また戻っちゃうのかー、というのは正直残念なところ。

しかしまあ、選抜性は遅かれ早かれ、という仕組みでもあるかな、という気持ちもあるので、仕方ないよね、という気持ちも半分ある感じです。

選抜メンバーに関して、特に3期生は物申したいところはなかったです。
むしろ、フロント3人を、るんちゃんをセンターに据えて、あいりちゃん、しーちゃんの2名を両サイドに入れるの、完全に「君たち二人を軸に新しい櫻坂を作っていってくれよ。お手本は隣に居るからね」のメッセージが明確過ぎでしたし、自分としても「ナイス」という感じ。

優ちゃんを2列目に入れたい気持ちはありつつ、2列目はゆいぽんを軸としながら、2期生のセンター経験者で固めているので、そこにはちょっと入れづらいよね、とも思うので、3列目から先輩の背中を見て学んでくれ、という感じですかね。次作以降で前に進める可能性は全然高いと思うので楽しみです。

ゆーづが入ってくるのはちょっと意外ではありつつ、ただやっぱり「なんか凄く雰囲気が良い」というフックを持ってる子という印象なので、起用されるのは納得感があります。ノバフォで玲ちゃんが3列目に入って来た時と似てる印象。
自分は静寂の暴力のポニテゆーづが特に”なんか好き”です。
元々ゆーづ自体も好きなんですけども、静寂の暴力の時の良さはそれとは違って凄く言語化しづらいんですが…。

1期生、2期生のところは桜月からほぼ変わらずなので、特に言う事はないかなと。むしろ、2列目6人、3列目7人なので、ノバフォやBANより2名増員しているので、結構ギリギリまで人数をどうするかは悩んだんじゃないかなと思います。

楽曲やMVに関して

格好良。

なんとなく、昨今のグローバルアイドルの波に乗っかれるようなダンストラック路線に挑戦してみたのかな、という印象。
サブスクの再生回数も見据えて3分強に尺調整もしていそうです。

個人的には、アナログ盤出して!って思うくらいには気に入っていますし、Extended mixとして6,7分くらいにして欲しい、とか思ったり。
んで、B面に大御所トラックメーカーとかDJにRemixして欲しい。
出たら買います。(ジャケットが凄い楽しみ)

歌詞の"ジャン ジャン"の辺りは音あそびで"Jump Jump"とかけてフックにさせてるんだろうな、とか思いつつ。ここらへんは英語圏の方々とかにどういう刺さり方をするのかな、というのは興味があります。

あと今回、衣装が超良い。
スカート周りが細い布の束になってるのが良いですね。ひらひら感があるものが大好きなんですけども、この衣装はそれが凄い強調されているし、けれども上はしっかりカチッとしてたり、手袋をしていたりでちょっとフォーマルな感じもあったりしていて最高。
最近は"初披露時はMV衣装"という流れが出来ているので、アニラで実際に衣装着てるところを見るのが楽しみです。

BACKSはどうなるのか

フォーメーション発表からMV公開までされましたけれども、選抜と対をなす概念"BACKS"はどうなっていくんでしょうね。
最推しは齋藤冬優花さんこと、ふーちゃんですし、3期生は谷山セット推しなので、もう片方の村山美羽ちゃんもBACKSになったので、こちらの続報が気になるところ。

ただ、以前のようなトリプルセンター制なるものは廃止っぽいので、今作は、選抜曲、BACKS曲、3期生曲の3本立て、って感じですかね。
なんとなく、桜月に対するCOOL、Start over!に対する静寂の暴力、という感じで、路線を"強さ"と"影"とか、"白"と"黒"とか、そういう2つの方向を攻めていくのかな、という予感があるので、BACKS側の攻め方にも期待。

あとはとにかく、BACKS LIVEをお願いします!!
あれは良いものなので…。

メンバーに対する評価のアレコレ

谷口愛季

3期生最推しなんですが、元々の評価に対してちゃんと応えてくれいてる安心感が凄い。

合宿のドキュメタリーの時点で、「一人だけ講評の時の目線の高さが違う」という点。物理的にも心理的にも、目線が一つ抜き出てる印象で、自身に対してストイックな印象でした。だからこそ、夏の近道でのセンター抜擢は納得でしかなかったです。
そこから、おもてなし会で「推して損はさせません!」という宣言の通りで、とにかく、日々進歩を重ねていっている姿が素敵で凄い。

個人的には、愛季ちゃんは、多分『天才タイプ』ではない、という印象です。なんですけれども、自分の才能に対して凄く俯瞰しているというか、客観視しているというか。天才じゃないからこそ、どうしたら天才のようになれるか、という目線を意識しながら研鑽を重ねている、と感じます。

だから、物凄く謙虚だし、講師の方の講評には心をフラットに、何をどうすれば自分がレベルアップ出来るか、というものを考えながら受け止められるし、それでも自分の未来への期待を忘れていないから「推して損はさせません」っていう言い回しなんだろうな、とも思います。

るんちゃんが「赤と青のオーラを持っていて二面性がある」という占い師よっちゃんの評価って、物凄く納得していまして。舞台上でカリスマ性を発揮するるんちゃんと、メンバーと一緒に爆笑しながら足をバタバタさせてはしゃぐるんちゃん、どっちも極端なのに、両方「森田ひかる」っていうのが納得出来る組み合わせなの、凄い理解るんですね。

それに対して、愛季ちゃんは"黄と緑"という印象で。るんちゃんとはまたタイプは違うんだけれども、普段の私生活はのんびりおっとりしているのに、自身がパフォーマンスをする時にはめちゃくちゃストイックになれる。そういう二面性を持っている印象で、ここが特に、谷口愛季を推して楽しいポイントだな、と思います。

実際、最初のるんちゃんのカットが終わって、愛季ちゃんの頬杖見下しカットに移動した瞬間、「コレだよ!!」ってなりましたからね。
フォーメーション発表で、るんちゃんの横に立つ、と知った時に、櫻坂としてこういうレベルは保っておきたい、というラインに対して明確に「それくらいなら出来ますけど?」というクオリティを出してくれる。そういう期待に対して、ちゃんと応えてくれた、という感じでした。

愛季ちゃんは本当に毎回、将来どうなるか、という未来への期待をどんどん積み上げていくし、その期待に対して毎回応えてくれる。そういう「人が努力をする」という事に夢を見させてくれて、夢を現実にしていく姿が格好良いなと思います。

村井優

優ちゃんは元々のダンスパワーが凄い高い、というところで結構買っていてまして。今でこそ、公言しているのは『谷山ペア推し』で、愛季ちゃんと美羽ちゃんの二人をメインに推している訳ですけれども、実はおもてなし会の参加時には、愛季ちゃんと優ちゃんのタオルを買っていたりしました。
なので、ひっそりと、活躍が楽しみでして。

今作は本当に、ダンスパワーの高さがしっかり発揮されていて、1期生2期生と紛れていても遜色ないのが凄く好きですね。
なんなら、間奏のところでは、ポニテと衣装のスカートの相性の良さもあって、一番好きかもしれません。

今作はフォーメーションのバランスでゆーづとのシンメになった感がありますけれども、本当に、次作でも選抜に選ばれる可能性は濃厚だと思いますし、次作では3期生でのシンメではない可能性だってきっとあると思いますし、2列目にも、1列目にも入れる可能性を、現時点ですら感じさせます。

中嶋優月

前述の通り、本当に"なんか好き"なんですよね。

元々のvlogの段階で、ビジュアルの良さが自分に刺さってきたんですけれども、そこから人となりを知っていくと、ちょっと表現の仕方が悪くて恐縮なんですけれども、櫻坂には不釣り合いなくらいに、明るくて優しくて笑顔が絶えないお姉さん、っていう感じで。
おもてなし会では、自分の時間を使って「みんなのニックネームを覚えてください」ってテーマでチアダンスを披露する、っていう子で、櫻坂3期生の中で陽だまりのような暖かさを守る最後の砦のような子、という印象でした。

で。そういう性格の良さを持ちつつも、パフォーマンスになると、なんか妙な魅力があって。

『静寂の暴力』より

前述の『ビジュの良さ』は確かに要因として一つあるとは思いつつも、それだけでは説明が出来ない、他の"何か"を持っている感じがあって。

ダンスを踊れる技量、という指標だけでシビアに分類すると、多分、ゆーづは上位、中位、下位でいうところの中位に入るのかな、とは思うんです。
けれども、そこにある"何か"が妙に人を惹きつける感覚があって。
そこに賭けたくなる気持ちが凄い理解るので、ゆーづを選抜として起用するのは、めちゃくちゃ共感しました。

藤吉夏鈴&山﨑天

ビジュ良。

この"画になる"という感じはマジで二人の強さがバチコリに発揮されてるからこそ、ですね。

田村保乃

有吉ぃぃeeee!!とかに出演してる時は終始笑顔で可愛いのに、こういう楽曲で、こういう表情をしてくるの、本当に凄い。
格好良い。

バラエティー番組でほのすが気になっている人にこそ、こっちの側面を見せたい!って思うくらいに、やっぱりほのすも凄い子だな、って思います。

小池美波

ピンク髪が似合い過ぎる。

そして、今作のダンスはめちゃくちゃ相性良いですね。

自分としては、みいちゃんは欅坂46のLAST LIVEでの、二人セゾンのサビのところでセンターポジションを務めているところが過去一で好きでした。
今作はバキバキの『止め跳ね払い』でいう止めや跳ねの部分でパキッとしたアクセントを入れつつも、その間となる部分でしなやかさが必要になっていて、そこで二人セゾンで発揮したしなやかさをバッチリと発揮している印象で、今作のみいちゃんはかなり好きです。

松田里奈

やっぱり"声の良さ"が一級品ですね。
ボーカル面では特に、表題曲には欠かせない存在という印象です。

声の綺麗さもさることながら、その芯の通った感じ。
櫻坂のボーカル要素が、まつりちゃんの居るパートは一本軸が通っているような聴こえ方をするので、本当に安心感が違う。
裏声というか、一個上に上がる感じ(?)のところがめちゃくちゃ安定しているのは本当にまつりちゃんのおかげ、って思います。
メンバーはきっと、まつりちゃんの音に合わせたら良い、っていうところで大分助けられているんじゃないですかね。ガイドとしてもかなり優秀だと思いました。

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