のり弁の話

鳥海さんとのり弁の話になったときのメモ。
俺はもとより、鳥海さんにもこだわりがあるらしい。


いろいろ話したような気がするが、実際、セブンののり弁はかなり美味い。ごはんが薄めで、つまりごはんの量に対する海苔の割合が高い。磯辺揚げが乗っているし、アジフライも乗っている(時期による)。入っているか入っていないか程度のひき肉が入った芋のコロッケも乗っている。のり弁としては完成されている。80点くらいあげていい。

セブンののり弁

個人的にはまみーでりか(独立してぐっとまみーという名前の店舗もいくつかある)ののり弁が好きである。川崎区と鶴見区近くにしかない小さな弁当チェーンだが、まるまると大きな白身魚と磯辺揚げに付け合わせ、のり弁として至高の形で提供してくれる。

まみーでりかののり弁

のりミックス弁当という種類もある。具が増えて昆布などもトッピングされる。からあげやソーセージなども加わりだいぶボリューミーだ。

まみーでりかののりミックス弁当

まみーでりかの売りは値段にも現れている。のり弁は440円、のりミックスでも600円である。セブンものり弁も500円を割ってきてはいるが、作りたてというメリットを生かした弁当でこの値段はすばらしい。

ただ、今まで食べた中では、式根島の個人経営の店舗でのみ売っている、島のりを使用したのり弁が至高であった。

式根島 ファミリーストアみやとらの島のり弁

のり弁としてはトッピングはやや独特だ。特製のたたき揚げ、そしてあしたばの天ぷらが乗っている。個人的にあしたばの天ぷらが大好物なのもあるが、とにかくこの島のりをのり弁に使っているというのが最高で、のり弁ののりは箸で食べようとした時に一枚海苔を使うと切りにくいという問題があるのを、見事に解決している。

真似して作ってみようとしたこともあるが、乾燥した島のりを炊きたてのごはんに乗せてもなかなかほぐれず理想の形にならなかった。もっとアツアツのご飯を使うのか、もしかしたら一度戻してから乗せるのかもしれない。これは真似できるようになりたい。そのためにもう一度食べに行きたい。島のりは浜松町のフェリー乗り場で買えるが、弁当は式根島にまで行かないと食べれないというのがさらに貴重感を際立たせる。

つまるところ、至高ののり弁をなんとか自分で作れるようになりたい。磯辺揚げ、白身魚フライ、きんぴらごぼう、あしたばの天ぷら。のりの種類(個人的には島のりでやってみたいが…)。おかかの有無。たかがのり弁だが、こだわれるポイントはいくらでもある。なんにでもこだわっていこう。ヨシ!こんな時間に1000文字も書いてんじゃねえ。

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