見出し画像

『白い病』スタッフ紹介!「音響編」

皆さん、こんにちは!
日本大学芸術学部演劇学科 令和5年度 総合実習A2『白い病』制作部です。

初日まで、あと1週間となりました!

前回に引き続き、スタッフワークの紹介です。
今回は、「音響」セクションのチーフを務める木村さん(3年)にお話を伺いました!

ーーーーーーー

聞き手)
木村さんは「音響」として参加されていますが、「音響」の役割について教えてください。

木村さん)
簡単に言うと、一番の役割は「音を出す」ということだと思っています。脚本に書いてあるト書きから、演出家のオーダーに沿った「SE(効果音)」やBGMを探したり、また自らシーンに合った音を用意したりして、それらを最終的にはお客さんを迎え入れた劇場(演劇)空間に出していきます。

聞き手)
そういった役割を持つ「音響」に、木村さんが関わりをもったきっかけを教えてください。

木村さん)
中学時代に演劇部に入っていて、そこで音響をやっていました。その時は、音楽を考えるのもすべてやっていて、自分たちが選んだ曲が作品の雰囲気に影響を与えて、印象を操作する重要な役割だと感じ、楽しかったです。

聞き手)
まさに現在進行形で音響も動いていますが、この『白い病』における「音響」の魅力を教えてください。

木村さん)
演出の山田先生からは「リアリズム」というテーマをいただき、オーダーされているBGMもあるのですが、自分たちで作っている音を、できるだけ自然なものを目指して励んでいます。

聞き手)
ありがとうございます。
「リアリズム」というキーワードが出てきましたが、『白い病』の作品の魅力についても、ぜひ教えてください。

木村さん)
疫病の蔓延や戦争という状況が、現実世界とすごくリンクしていると思います。登場人物たちの主張がぶつかり合い迎える結末が、観客の皆さんにどのような印象を与えるのか、そしてその印象が社会に大きな影響を与えうるのではないかと感じています。

聞き手)
いよいよ初日を1週間後にひかえた『白い病』。ご来場いただく皆さまに一言お願いします。

木村さん)
音響的には、特別に明るいわけでも暗いわけでもない、軽めなタッチのBGMを意識しました。作品を様々な角度から捉える手助けになったらと思っています。ぜひ、難しく構えすぎず、フラットに作品を楽しんでいただきたいです!

聞き手)
木村さん、ありがとうございました。

聞き手・文=本庄陸人(制作部)

ーーーーーーー

明日のスタッフ紹介は「演出助手」です。
ぜひ、明日もnoteをチェックしてください!

初日まで、あと7日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?