好きな曲調を4タイプに分類した話
こんにちは. 白葉くじです. 今回は好きな曲調についてのお話です.
好きな曲調を分類してみた
まず「曲調」という言葉の意味について. 「ジャンル」よりも少し広く, 曲が表している雰囲気や印象とします.
好きな曲調を分類してたところ、以下の4タイプになりました:
以下、おすすめの曲と合わせて紹介したいと思います.
1. 異世界
異世界
この言葉を耳にするだけで嬉しくなりますよね.
異世界担当は近代フランスの作曲家モーリス・ラヴェルの 「ヴァイオリン・ソナタ ト長調」という曲です.
自分はこの曲を聴くと人が誰もいない街に迷い込んだような...そんな不思議な気分になります.
特にお気に入りなのは7:21~のピアノのフレーズ. 白昼夢のような感じで綺麗ですね. いつかこの曲みたいな雰囲気の曲作ってみたいなーと思っています.
2. 自然
自然をイメージできる曲もとても好きです. 自然担当は北欧フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスの「交響曲 第6番」という曲です.
この作曲家は北欧の自然をこよなく愛しすぎていたため、その音楽からも北欧の森や鳥の鳴き声のような自然を感じることができます. 良い...
3. ホラー
ホラー風のものも好きです. ホラー担当はロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービンの「ピアノソナタ 第8番」. 冒頭の和音から不気味な世界に引き込まれます
夜の街を歩いていたら後ろから妖怪が...そんなホラーな場面を想像してしまいますね.
スクリャービンは音に対して色彩を感じる共感覚持ちだったようで、どのように音が見えていたのだろうと気になってしまいます…
4. アクティブ
最後4つ目は, 散歩をしている場面のようなアクティブな曲調. 担当は近代フランスの作曲家シャルル・ケクランの 「4つの新ソナチネ 」 という作品です.
ケクランの曲は親しみやすさと元気さのバランスがとても良くおすすめです.
4つの曲調の関連性
最後に4つの曲調の関連性について考えてみます.
異世界/ホラーは内向的な表現、対して自然/アクティブは外向的な表現です.
また、異世界/自然は環境、対してホラー/アクティブは心象であると言えます(以下の図).
内向や外向、環境や心象という切り分けで普段音楽を切り分けていなかったので、今回好きな曲調について振り返ってみての一つの収穫でした.
今後の作曲にも役立ちそうです.
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